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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

「一度、立ち位置をしっかりと見て、自分たちのやるべきことを、もう一度やろう」

前節V・ファーレン長崎戦後、フアン エスナイデル監督は選手たちにそう話した。

最近7試合でわずか1勝のジェフは、順位を12位に落とし、苦しい戦いが続いている。J1昇格プレーオフ圏内となる6位との勝点差は「8」。しかし後がない戦いの中でも、「自分たちのやるべきこと」に集中して目の前の一戦と向き合うより他ない。可能性が残されているなら、前を向いて戦うだけだ。

今節の相手は京都サンガF.C.。2戦続けてのアウェイ戦となる。最近8試合、白星から遠ざかっているチームだが、J1昇格争いに絡める戦力を有しており、この一戦に巻き返しを懸ける思いはジェフと同じ。熱の入った激しい戦いが予想される。指揮官が言う。

「いい攻撃を持っていまますし、空中戦は強いです。空中戦から起こる2次攻撃も素晴らしいと思います。ただそれだけではなく、足元がうまい選手もたくさんいるので、いいサッカーをすると思います。彼らのやることに関して我々はしっかりリスペクトしないといけないと思っています」

前節、首位の湘南ベルマーレと対戦した京都は、それまでボランチを務めてきた吉野恭平をセンターバックにシフト。得意とする前線への素早い展開ではなく、最終ラインからボールをつなぐ攻撃を見せ、相手の意表を突いた。結果的には両チームとも無得点のスコアレスドローに終わったものの、京都は2トップを張った田中マルクス闘莉王の高さとイ ヨンジェのスピード、中盤に位置するエスクデロ競飛王のダイナミックなプレーで多くの決定機を作り、最後まで勝利への執念を見せた。

町田也真人が言う。

「(京都は)個で強い選手が多い。その中でチームがやるべきことをやれば問題はないと思います。(京都は)サイドの選手も良いボールを上げてくる。守備での対応が大事になり、そこでクロスを上げさせないというのが前の選手の役目だと思っています。勝ちが欲しい」

前節、ジェフはリーグ2位に位置するV・ファーレン長崎とのアウェイ戦に臨み、見事なセットプレーで一時は同点としながら試合終了間際の失点で敗れた。多くの選手が反省点に挙げた前半の内容は、フアン エスナイデル監督の戦術をピッチに落とし込むことができなかったことによるもの。相手に先制点を許して追いかける展開は、やはり試合を難しい状況に追い込む。アグレッシブな姿勢を保ちながら守備を整備し、先制点を奪って優位に進める。それが、ジェフが理想とするプランであることは間違いない。

中盤のキーマン、矢田旭が展望する。

「引き分けも厳しい状態なので勝って行くしかありません。(名古屋で一緒にプレーをした)田中マルクス闘莉王選手は、得点はたくさん取るし空中戦にも強い。どんな状況でも気を抜くことはできないので、攻めているときでも集中してリスク管理をしたいです。またサイドの本多勇喜選手はアカデミーの先輩で一緒にやっていました。ヘディングや対人が強い選手。名古屋にいた選手も多く、負けたら悔しいので勝ちたい思いが強いです」

シーズン後半から存在感を増しつつある大久保裕樹は、力強い言葉を口にした。
「長崎戦後、エスナイデル監督は本当に悔しそうでした。『監督を男にする』ではありませんが、このやり方で結果を出したいと選手は感じています。アウェイで結果を出せていないでの次の試合で結果を出し、勝って帰って来たいと思っています」

勝利をひとつずつ積み上げることでしか道は開けない。生き残りを懸けた戦いが始まる。

フアン エスナイデル監督
(長崎戦はサインプレーから得点が決まったが)うまくいくかいかないかというのはまた別の話で、僕らはオプションをかなり持っているつもりです。相手のマークの仕方によってそれができるかできないかというのが変わってきますが、オプションというのは実は結構あるんです。ただキッカーや中で動く選手が、いいときもあれば悪いときもある。そのオプションをうまく使えるか使えないか、爆発させられるかにかかっています。
京都は、やっていることに関してはしっかりできていると思います。いい攻撃を持っていまますし、空中戦は強いです。空中戦から起こる2次攻撃も素晴らしいと思います。ただそれだけではなく、足元がうまい選手もたくさんいるので、いいサッカーをすると思います。彼らのやることに関して我々はしっかりリスペクトしないといけないと思っています。

大久保 裕樹
いつ出てもいいようにイメージは常に抱いています。(長崎戦の出場時は)負けていたので、追いついて逆転することを意識して入りました。球際で絶対に負けないこと、後ろから気持ちのこもったプレーと、声も出すことで、逆転する雰囲気を作ろうと思いました。
(京都は)前線に田中マルクス闘莉王選手やケヴィン オリス選手が入ると思うので負けないことと、気持ちを見せていきたいと思っています。長崎戦後、エスナイデル監督は本当に悔しそうでした。「監督を男にする」ではありませんが、このやり方で結果を出したいと選手は感じています。アウェイで結果を出せていないでの次の試合で結果を出し、勝って帰ってき来たいと思っています。

乾 貴哉
(長崎戦は)試合は悔しい負け方となってしまいました。兄貴にも(決勝点を)やられたので悔しいですね。前半のやり方と後半のやり方を変え、前から行くことで自分たちの流れにもってくることができたと思っています。前半は引き気味になりましたが、相手も攻めてこなかったと感じています。
(京都戦は)長崎戦の後半のような、いつも通りのプレーをすればこちらの形に持ち込めます。あとは決定力だったり、クロスの質だったりを上げていけたらいいと思います。マイナスのボールがピンポイントで合えば、前節の矢田選手のゴールシーンのような場面が増えてくると思うので、精度を上げていきたいです。また相手の2トップは競り合いに強いと思いますが、そこで自分たちが負けなければ何も問題はないと思います。

町田 也真人
(長崎戦の)前半は、監督の戦術を落とし込めない形となってしまいましたが、後半に関してはいつもの自分たちのサッカーに戻すことで良いサッカーができました。良い流れのときに得点が取れないというのが課題です。ただ、セットプレーから得点ができたことは大きいです。チャンスも多くあるので沈めていきたいです。(長崎戦後に監督から)「一度、立ち位置をしっかりと見て、自分たちのやるべきことを、もう一度やろう」と話があったので、前を向いて頑張りたいです。
(京都戦は)個で強い選手が多い。その中でチームがやるべきことをやれば問題はないと思います。(京都は)サイドの選手も良いボールを上げてくる。守備での対応が大事になり、そこでクロスを上げさせないというのが前の選手の役目だと思っています。勝ちが欲しいです。

矢田 旭
(長崎戦で)個人的にゴールを決めたことは良かったのですが、チームの結果が大事なので、非常に悔しい結果となってしまったことは残念に思っています。後半の途中で得点が取れていたら、こちらのゲームになっていました。ゴールを取り切る課題が出た試合だったと感じています。
(京都戦は)引き分けも厳しい状態なので勝って行くしかありません。(名古屋で一緒にプレーをした)田中マルクス闘莉王選手は、得点はたくさん取るし空中戦にも強い。どんな状況でも気を抜くことはできないので、攻めているときでも集中してリスク管理をしたいです。またサイドの本多勇喜選手はアカデミーの先輩で一緒にやっていました。ヘディングや対人が強い選手。名古屋にいた選手も多く、負けたら悔しいので勝ちたい思いが強いです。クロスを上げさせないことが一番効果的になるのでしっかりと潰していきたいと思います。

清武 功暉
(長崎戦は)普段なかなかやっていないようなスタイルで試合に臨んで、相手の思い通りに余裕を持ってプレーをさせすぎてしまって、自分たちがどこでどう行くかなど混乱してしまった感じがありました。自分はフォワードの人間なので、最後に失点したことよりも後半の良い時間帯に追加点を挙げられなかったことのほうがやっぱり悔しいし、フォワード陣全員の責任だと思っています。自分の中では長崎戦はそこまで悪くなかったと思っているし、自分自身ドリブルをしていても良かったなという感覚がありました。(今週の)トレーニングでもゴールを決めることができたし、また何か一つきっかけになるようなことがあれば一気にいけるかもしれないと思っています。次の試合がそのきっかけになるようにしたいです。(京都とは)ホームでは引き分けだったし、(長崎戦から)アウェイが続きますけど、しっかり勝って帰って来たいなと思います。

ラリベイ
(長崎戦の)前半は互角の内容だったと思います。ただ、チャンスはありませんでした。後半は前からプレッシングをかけるということを意識して、まずは守備をしてそこから攻撃するという、いつもやっていることをやるようになってゴールもできました。後半は彼らよりも良かったし、勝ちに値する内容だったと思います。ただサッカーというのは、内容だけでは勝てない、ゴールをしないといけないということです。ですがチャンスはいっぱい作れています。誰がゴールを決めるのかというのは重要ではなくて、チャンスをたくさん作れているということでゴールは必ず取れると思っています。
(京都戦は)本当に重要な試合です。京都も我々と似たような状況にいるチームだと思うので、そういった意味でも本当に重要な試合で、大事な一戦だと思います。

[前節の結果/京都]
京都 0-0 湘南


[前節の布陣/京都]


[前節の布陣/ジェフ]


[最近の戦績/京都]
08/20 京都 2-2 大分
08/27 長崎 1-0 京都
09/02 京都 1-2 山口
09/09 山形 2-2 山形
09/23 京都 0-0 湘南


[過去の対戦成績]
15/04/05 京都 0-2 千葉
15/09/13 千葉 1-1 京都
16/05/07 京都 1-1 千葉
16/10/08 千葉 0-3 京都
17/04/01 千葉 2-2 京都
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
9.30 (土) 15:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第35節 VS 京都サンガF.C.

試合会場京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

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