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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

もう1つの負けも許されない。そんな戦いが続く中、迎える相手はまたしても強敵の松本山雅FCである。

松本は勝点61で5位。最近5試合では4勝1敗と好成績を残し、一気にJ1昇格プレーオフ圏内へと浮上した。2位のアビスパ福岡との差はわずか6ポイント。自動昇格となる2位以内も視界に捉え、フクアリに乗り込んでくる。

フアン エスナイデル監督が言う。

「松本が強いということは変わらないと思います。やらないといけないことを知っているチームだし、選手の個々の特徴をうまく引き出せていて、本当に良いチームだと思います」

そしてこう続けた。

「彼らの強さ・弱さ、やり方に関しても分かっています。どこから攻撃すればいいかというのもイメージできています。でもそれは机上の空論かもしれず、実際にそれが実行できるかは分かりませんが、やるしかありません」

ジェフにとっては、J1昇格を目指す上で後がない一戦だ。積み上げてきた“自分たちのサッカー”を信じて、文字どおり「やるしかない」。

松本の好調の要因は守備の安定感にある。最近5試合では第34節のレノファ山口FC戦で3失点を喫したものの、その他の4試合においてはわずか1失点。第33節のザスパクサツ群馬戦、第35節の水戸ホーリーホック戦、そして前節のロアッソ熊本戦はいずれも完封での勝利に成功しており、その堅守をいかにして崩すかがジェフにとっては大きな課題となる。

ルーズボール争いを制して中盤の主導権を握り、ひとつでも多くの決定機を作ってそれをゴールにつなげられるか。指揮官が何度も口にしてきた「決定力」を課題とするチームの成長と真価が問われることになりそうだ。

また、特に近年は“勝負強さ”を誇示して結果を残してきた松本への警戒心は、その堅守だけにとどまらない。多くの選手が口をそろえたのは、セットプレーの強さである。

佐藤優也が言う。

「長いボールを入れてきてセカンドボールを拾い、そこから攻撃につなげてくる形だと思います。ただ、相手の戦い方云々を気にしてもしょうがない。自分たちのサッカーをやるだけです。(セットプレー対策は)松本のストロングなのでそこはしっかりと抑えたい。セカンドボールを拾うことがポイントになると思います」

矢田旭もこれに同調した。

「しっかり守ってシンプルな攻撃で点を取ってくるなど、勝負強い部分とかセットプレーとかすごく特徴のあるチームなので、そこの部分でしっかり集中したいです。(相手に)やらせないこともそうだし、不用意なファウルを減らして相手のセットプレーの本数を減らすこともすごく大事になってくると思います」

佐藤勇人は“シャドー”の存在にも警戒心を示す。

「セットプレーも注意しなければいけませんが、岡山戦の失点のようにルーズボールを前線の選手にそらしてシャドーの選手が狙ってくることも注意したい。相手のやり方が分かっている分、ピッチでそれを起こしてはいけないと思います。しっかり準備して挑みたいです」

勝たなければ後がない。残り6試合の緊迫した状況は続くが、今のチームにできるのは目の前の1試合に全力を注ぐことだけだ。6位との勝点差は「7」。“1つずつ”を積み重ねて、上位陣にプレッシャーを与えたい。


フアン エスナイデル監督
(松本が)強いということは変わらないと思います。彼らも少しパフォーマンスが落ちた時期があったと思うのですが、ただ僕らが対戦したときは本当に強いチームでしたし、今に関しても本当に良い状態にあると思っています。やらないといけないことを知っているチームだし、選手の個々の特徴をうまく引き出せていて、本当に良いチームだと思います。だからあの順位にいるのだろうし、昇格を狙っているというのは妥当だと思います。彼らの試合は全部見ていますし、彼らの強さ・弱さ、やり方に関しても分かっています。どこから攻撃すればいいかというのもイメージできています。でもそれは机上の空論かもしれず、実際にそれが実行できるかは分かりませんが、やるしかありません。

佐藤 優也
チームが中位グループで苦しみ、なかなか浮上することができない中で、(岡山戦は)相手に先制点を取られましたが、誰も慌てる感じはありませんでした。みんなが集中をして良い時間に追い付き、そして後半にしっかりと逆転できたことは、チームとして良い勝ち方だったと思います。ただ前半の立ち上がりはうまく試合の流れに入れなかったので、そこは次までに修正をしなければいけません。
(松本は)長いボールを入れてきてセカンドボールを拾い、そこから攻撃につなげてくる形だと思います。ただ、相手の戦い方云々を気にしてもしょうがない。自分たちのサッカーをやるだけです。(セットプレー対策は)松本のストロングなのでそこはしっかりと抑えたい。セカンドボールを拾うことがポイントになると思います。

大久保 裕樹
(岡山戦は)「残り時間守り切ってくれ」と言われたので、そのあたりに集中して入りました。試合として立ち上がりは良くなかったけれど、最後に勝ち切れて良かったです。
松本のほうが(岡山より)やることがもっと徹底しているし、レベルはチームとしても高いと思うので、入りからもっと集中して戦っていかないといけないと思います。僕が松本にいた頃よりはボールポゼッションの部分を意識してやっているようですが、(敵将・反町康治監督は)ボール際で戦ってきたり、チームとして戦う姿勢を全面に出してきたりという部分で徹底しているので、そのあたりのレベルが高いものがあると思います。(相手が)古巣とはいえ、リーグの中の1試合というのは変わらないし、まだ昇格も数字の上では残っています。そういうことを意識せずに、まずチームとしてやるべきことを徹底できるように入っていきたいという思いが強いです。

佐藤 勇人
(岡山戦の)立ち上がりはうまくいきませんでしたが、守備がうまくハマりました。監督も「修正をして結果につながったので悪くなかった」と言ってくれました。(ダブルボランチは)個人として慣れてはいますし、(ボランチが)2人のほうが前に出て行きやすい点はあります。その意味ではすんなりとプレーできました。うまくバランスを取り、チャンスのときは自分も前に出て行くことを意識しています。
(松本戦に向けては)セットプレーも注意しなければいけませんが、岡山戦の失点のようにルーズボールを前線の選手にそらしてシャドーの選手が狙ってくることも注意したい。相手のやり方が分かっている分、ピッチでそれを起こしてはいけないと思います。しっかり準備して挑みたいです。

矢田 旭
この前のゲーム(岡山戦)に関しては(ダブルボランチが)比較的うまくいったかなと思っています。ただそれをどれだけ続けていけるか、プラスαで良くしていけるかというのが今週の課題です。
(松本は)しっかり守ってシンプルな攻撃で点を取ってくるなど、勝負強い部分とかセットプレーとかすごく特徴のあるチームなので、そこの部分でしっかり集中したいです。(相手に)やらせないこともそうだし、不用意なファウルを減らして相手のセットプレーの本数を減らすこともすごく大事になってくると思います。(前節で松本と同じシステムの岡山に勝っているので)そういう意味ではみんな少しは余裕が生まれると思いますが、ただそれを“変な余裕”にしないように、しっかり危機感を持って、良い(意味での)プレーの余裕にしていきたいなと思います。

為田 大貴
(岡山戦は)ルーズボールも拾えていました。矢田選手もうまいので安心してボールをつけられますし、乾選手が大胆に仕掛けて突破することもトレーニングからできているので、このまま崩せていければいいと思います。(前への姿勢が出ているが)カウンターのときは第一にパスは考えず、ドリブルで進むことに集中しています。今、僕のコンディションが良いこともありますが、チームメイトがパスを出してくれるので僕が起点になれていると感じますし、メンバーとの関係性もうまくいっているとも思っています。
(松本戦に向けては)次も勝つことできっちりと連勝をして、少しでも上に行かないといけません。このまま勝ち星を増やしていきたいです。

船山 貴之
個人的にはコンディションは良いと感じています。ただ目に見える結果が自分の中で出せていないのが問題。次はしっかりと結果を出したいと思います。
(松本との)前回対戦時には、セットプレーでやられてしまった印象が強くあります。相手はセットプレーが強みなので、自陣で無駄なファウルを与えないようにすることが大事になりますし、一番気を付けなければいけない部分です。岡山戦ではセットプレーで得点できたことがプラス。その中で、遅攻もポイントになります。中途半端に取られるとカウンターにつながるので、攻撃をやり切ることが大事になります。相手が蹴ってくる場面が多くなるので、セカンドボールを拾っていきたいと思います。


[前節の結果/松本]
松本 1-0 熊本


[前節の布陣/松本]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/松本]
09/10 東京V 1-2 松本
09/16 松本 3-0 群馬
09/24 松本 2-3 山口
09/30 水戸 0-1 松本
10/07 松本 1-0 熊本


[過去の対戦成績]
14/06/28 千葉 0-1 松本
14/11/09 松本 2-1 千葉
16/03/20 松本 0-1 千葉
16/10/16 千葉 0-3 松本
17/03/19 松本 3-1 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
10.14 (土) 15:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第37節 VS 松本山雅FC

試合会場フクダ電子アリーナ

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