本日（1月26日）、フクダ電子アリーナにて開催いたしましたファン感謝デーの中で、水野晃樹選手から、希望している海外へのチャレンジについて、サポーターの皆様にメッセージがございました。水野選手のコメントです。



　まずはじめに、移籍のことについて話します。みなさんももうお分かりの通り、セルティックへの移籍の話が進んでいますが、まだ正式には契約はしていません。しかし、僕の意思としては是非海外で挑戦したいということで、意志は伝えています。

　ジェフには４年間お世話になり、１年目から選手で使ってもらって、オシムさんにサッカーを教えてもらい、いろんな壁にもあたりましたけれど、そのときサポーターの方たちが練習場に足を運んでくれて、「がんばれよ、応援してるぞ」という単純な声ですけれど、その声が僕の後押しになって、その壁を越えていけました。

　今回このようなチャンスが僕の目の前に転がってきたわけですが、そのチャンスを生かすのも殺すのも自分次第だと思っています。

　あとはオリンピックが今年あります。このタイミングで移籍するのはどうかという声がたくさんありました。それについては僕もすごく悩みましたが、でも自分の夢でもありましたし、自分の力でレギュラーを勝ち取れば、オリンピックにも必ず行けると思っていたので、その道を選ぶことにしました。

　４年間というあまり長くはない間でしたが、海外でチャレンジすることになりました。今後もジェフのことは気にかけて、いい結果を聞きたいと思いますし、これからのサッカー人生を向こうでずっとできればいいと思っていますが、もしＪリーグに戻ってくることがあれば、またこのジェフでやりたいと思います。応援できる方と、できない方といるとは思いますが、僕は向こうで日本の新聞に載るようなプレーをみせて、ジェフで育った水野晃樹として世界にアピールしていきたいと思います。

　本当にこの４年間ありがとうございました。