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2009 February02

2009.2.28 UPDATE

第9回 サポーターコミュニケーションデー 議事録について(4)

レポート

【議事録4】


酒井:先ほどの話を受けた内容での質問はありますでしょうか?

千葉市の○○と申します。背番号のことでお伺いしたいのですが、工藤選手10番、深井選手が9番と変更していますが、背番号の決め方というか、先ほどの7番と20番をあけたいという話と関連してお話していただければと思います。

昼田:非常にありがたい質問でありがとうございます。今年はこだわりが一つありまして、GK1番岡本、8番中後、10番工藤。ユース出身の選手に、ちょっと背負わせたかった。工藤は10番にすごくこだわっていたんですね。言ったらまずかったかな。すいません。ずっと、あげないよっていう話をしていまして、皆さまのおかげさまで代表に入りました。もう頑張っていけよということで。ユース出身で、地元の市原市出身なんです。今までいろいろな選手がいますけれど、地元の地元というので、その思いで背番号10を与えました。背番号的にいうと9番深井というのは、9番が似合うかなってところ。深井とも話をした。背番号的にいうと、手元に資料があると思うのですが、サポーターが12番で、13番から見ていただくと、ここでも、レギュラーが作れそうですよね。だれが開幕に出るかわからないという。17番櫛野。18番巻。16番谷澤。15番、14番、13番と見ていただけると、ここもレギュラーという感じですよね。よろしいですか? アレックスと話をして、5番がいいということだったので、5番というところに落ち着きました。


酒井:まだ時間は大丈夫です。質問はありますか?

市原市の○○と申します。キャンプについてお伺いしたいのですが、トルコから石垣島に変わったが、トルコはすごくヨーロッパのサッカーを知るために有益だと思いますが、石垣島に変わった理由を教えていただきたい。

昼田:私も市原市在住です。だから、石垣島というわけではないです。トルコというのは、練習試合がたくさんできます。いっぱいグラウンドがあり、いっぱいのチームが来ます。すごくいっぱい、ヨーロッパからバカンスを楽しみにくる方がいらっしゃって、そこでサッカー場がたくさんあって、試合をやっているという。試合をやっていくという面に関して、すごくメリットがあります。サンフレッチェ広島とかいろいろなチームが検討しています。でも、ミラー監督と話をして、求めるのは3つなんですよね。トレーニング、栄養、休養。この3本柱なんです。この3本柱がしっかりとしていればいい。そして、トルコは移動に15、16時間かかるんですよ。体が大きい選手が多いので、向こうで疲労が抜けないまま、時差ボケで、むくんでしまうんですね。すると、かなりの時間を失ってしまう。私が去年いって非常に感じたことです。また、食事がガヤガヤしている中で食べている状態。選手が食事に関しても満足できない。すごいあぶらっぽい。僕はゆっくり食事をさせたい。そこで、チームとしてのコミュニケーションを図りたい。監督とも話したり、選手同士で話をしたりというイメージがあった。日本国内どこでもよかったが、沖縄で誘致があって、キャンプ来てくださいというのがある。たまたま、石垣島はロッテさんもキャンプやっているので、だから行ったわけではないが、栄養と休養とトレーニングのバランスです。ただ、グラウンドからホテルがちょっと遠いなど問題はありますが、それはまた考えなければならないですが、非常に短い時間で行けるのと、時差がない。ゆっくりトレーニングができて、ゆっくり休めて、おいしいものが食べられる。これはトレーニングに最も適した場所だと思っています。来年に関してはまだわかりませんが、千葉の館山で1週間、準備のキャンプをやって、そのまま羽田からということも考えています。姉崎、来年は千葉ですが、非常に風が強いので、今年はケガをしないで無事に行けましたが、そういうことも考えなければいけないと思っています。

酒井:どうもありがとうございました。選手にもぜひキャンプの感想を聞いてみてください。では、次の質問に。

市原から来た○○と申します。昔は育成のジェフと言われていました。ここ最近、下のほうから実力をつけて、トップに上がってくる選手が非常に少ないと思います。育成に対する力の入れ方の意見を聞かせていただければと思います。

昼田:一つはインフラの問題があったと思います。グラウンドの問題。それでも昔はグラウンドがなくても上に上がってきた。今の千葉、市原という環境の中で高校サッカーのチームが非常に強いということもあって、スカウト合戦もあります。だからこそ中学校の段階、小学校から中学校に上がる段階で強化しなければならない。その第一期生が次の中2になります。今年に関しても非常にスカウトもしました。ただ、もう少し時間がかかると思います。ユースの選手がいま、全然ダメだと言っているのではなくて、やり方としては、今年はトップの練習を午前中、アレックス体制に変わってから午前中ですよね。トップのコーチと監督も含めて、昼から夕方の練習を見に行こうよという話をしています。どこにいくのかというと、いま一カ所に集まっていますから、ユースもフクダ電子スクエア。ジュニアユースも、ジュニアもそうなんですね。リザーブズだけ違いますが、リザーブズのところは江尻が行こうとか、澤入が行こうとか、眞田も行こうよという話をしています。

 そして、先ほど社長からも話がありましたが、大柴をストライカーコーチということを言いましたが、澤入も元日本代表のストライカーなので、いろいろと澤入とも話をしていきたい。小学校のときにストライカーばかり集めてですね、ストライカー育成もしていきたいなって思っています。背骨を一本、これまで拠点がバラバラだったところを、一本筋の通したいという考え方で、アカデミーという。リザーブズ以下のところはアカデミーとさせていただきました。

酒井:新クラブハウス建設について改めて三木社長にお話いただきます。お願いします。

三木:クラブハウスについて説明します。フクダ電子アリーナはわかると思います。その隣にスクエアがあります。道を隔てて、反対側、いま、工事中のところに、図のような形で、天然芝2面と、左側のやや茶色になっているところがクラブハウスでございます。こういう形で配列をいたします。

 位置図としてはこういう場所でございます。次の、これは、7月にすでに公開をさせていただきましたパースです。色は決定したわけではございませんが、わりとよく目立つので、こういうことにしてあります。これが、平面図の拡大した部分であります。2面の天然芝を作ります。左側にクラブハウスを作ります。一番右側ですが、約5段ぐらいの、皆さまにお越しいただいて、試合などがあったときに見られるように、約500名分の仮設に近いのですが、以前の臨海のゴール裏のイメージ。あれより少しよくなると思うのですが、そういったスタンドを作りたいと思います。皆さんとの間にネットを入れるか入れないかということをかなり論争したのですが、安全のためにネットは入れようということになりました。そういう配置になっています。

 次は、1階の平面図でございます。一番左の下、これがオフィシャルショップになります。かの有名な三木ハウスをどこに置くのか、考えています。置く場所を担当はまったく考えていないようですが。かなり大きなオフィシャルショップになります。それから右にいきますと、サポーターの皆さんのスペース。サポータールームにしたいと思います。ということでありまして、黄色く塗り分けた部分は、皆さんにお使いいただけるスペースということで、いくらかお金をいただいてということで、ショップとかサポータースペースではなくて、会議室がありますので、有料で貸し出しをさせていただきたい。黄色い部分はオープンスペースのイメージです。

 ここは、特に4部屋ありますが、仕切りが外せますから、大きなルームになります。来年の新体制発表はここでやろうかなと考えております。これはそれぞれ会議室です。グリーンの部分が選手たちのスペースになります。物置とかあります。次、(1スパン)これが一つ6.6、メートルあって、10個あるので、(建物全体で)66メートルぐらいあります。かなり大きなものになります。

 2階部分であります。ここはスタッフの事務室であります。ここが監督とコーチの部屋。監督室はありますが、社長室はありません。ここが食堂のスペースで共用スペースです。そして、ここが2部練習のときに使える選手の休憩室にしようと。今度はここで食事ができて、ここで2部練習のときに、こちらが畳の和室と洋室で選手が休める部屋ということを考えています。ここの部分はこれを外しますと少し大きな部屋になります。ここはみなさんに、ここにテーブルを置いて、2階でお茶を飲みながら練習の風景を見られるようにしたいと思っています。たくさんになったときはここをあけてみなさんでイベントができればと考えています。ざっとこういうことであります。

 クラブハウスの周りが駐車場になりますが、誠に申し訳ないのですが、70台ぐらいしか置けませんので、皆様にお越しいただいて、自由に置いてもらうわけにはいかないのであります。そのほかの駐車場をご利用いただきたいと思います。いずれにしろ、ここが新練習場。現在、看板が出ていますので、サポーターの皆さんには十分おわかりいただけると思います。来月の初めに起工式をして、10月の頭に中断期がありますので、そこでの引っ越しを考えています。その前後に内覧会を行いたいと思います。その節はぜひお越しいただきたいと思います。9月いっぱいまでには出来上がりますから、新しい拠点になります。部屋割りもだいたい説明したとおりで、いろいろなことに使えます。昨年の7月のときは、つまらない記者会見したのですが、実は、昨年10月に都市計画の用途変更をしてもらいまして、サポーターの皆さんにもお越しいただける部屋を作れるということになりましたので、今日、初めてでありますが、皆さんにお知らせしたわけでございます。

 いずれにしろ、我々もワクワク感を持ってやっています。昼田が「0909」でワクワクシーズンだと言ってますが、どこまでが本当わかりませんが、これは間違いなく、ワクワクしていますし、初めてでありますので、期待できると思います。あとはユースの選手が使えるような部屋も作ってありますので、いろいろな意味で使えますし、できれば、部屋がかなりあるので、今度は皆さんにお使いいただくことで、我々も、カルチャーセンター、カルチャー教室みたいなこともやりたいと思います。私が一号に考えているのは、いま、専属でジェフの写真を撮っている今井さんというオフィシャルカメラマン、日本代表でも撮影していますが、プロの今井さんのスポーツ写真の撮り方教室というのを考えています。今井さんに話をして、内々にOKももらっているのです。まだ誰も知らなくて、私だけが知っていたのですが、今日、話してしまいました。

 そんなことも考えてみたいし、いろいろな意味でここから地域の皆さまに情報発信ができる基地にしたいと思います。仮称ジェフタウンとなっていますが、名前はまた別に考えたいと思います。横浜に先に使われたので、絶対に違う名前にしようと思っています。一つよろしくお願いします。説明以上でございます。

酒井:ありがとうございます。この新クラブハウス建設についての質問をお願いします。

八街市○○といいます:クラブハウスについて質問させていただきたいのですが、練習スタンドについて質問したいのですが、私は車椅子なのですが、ハンディキャップを持つ人のために練習を見やすくしていただく考えはあるのか。クラブハウスのサポーターの方が出入りするところには、多目的トイレの設置予定はありますか? サインをもらえるふれあいスペースの計画はありますか?

三木:スタンドにはハンディキャップの方のスペースというものはいまのところはありませんが、その近くには何らかの設備を作りたいと思います。多目的トイレは作る予定です。ふれあいスペースは選手が出てくるところに作る予定をしています。2階建でありますが、ハンディキャップの方のご要望ということも含め、エレベーター1基、車椅子が入る大きさのものを設置する予定です。

酒井:クラブハウスについての質問、ほかにありますか?

習志野の○○と申します:新クラブハウスの建設は基本的には諸手を上げて賛成なのですが、某チームは、新練習場で事業費を圧迫していると聞くのですが、新クラブハウス、新練習場建設が、事業費など、将来的に影響があるのかないのかを教えてください。

三木:事業としては圧迫というところまでいくかどうかは別にして、経費は余計にかかります。いま、市原市から姉崎でグラウンドを借りていますが、年間、何千万円か払っているのですが、それよりは余計にメンテナンス費用はかかるだろうと思います。セキュリティの問題、あるいは休息の問題など、少し余計にかかると思います。そのためにも、このクラブハウスはお金の稼げるクラブハウス。先ほど申し上げたように有料で部屋をお貸しするということも考えるし、カルチャースクールをやりたいというのも実はそういうこともあります。圧迫というほどではないけれど、利益はその分はだいぶ減るだろうという予測はしています。

 ただ、建設費そのものは、資本的支出といいまして、設備投資の資金ですから通常のランニングコストと違いますので、税法上、これは償却年数で割り算をして償却していくので、一気にはかかりません。建設費そのものは資本金で賄うということで、増資をしたということであります。

酒井:ありがとうございます。次の質問は。

市原市から来た○○と申します:芝の種類は、フクダ電子アリーナに準じているのですか? 姉崎の場合は少し違うと聞いていたのですが。芝の養生の10月には練習場を転々としていましたが、それについては2面出来たことで改善できると考えてよいでしょうか。

昼田:姉崎で使っているのが、夏芝という横に這う芝をベースに、冬芝という縦に這う芝の混合です。市原臨海のときは、冬芝の3種類の芝で1年間ずっとやっていた。市原臨海のときは、練習のグラウンドと違って、感覚が違ったのですが、今、フクダ電子アリーナは姉崎とまったく一緒です。次の練習の芝生に関しても、オーバーティフトン、ティフトンというのは夏芝と冬芝の混合なのですが、いろいろな場所にいくというのは、1面しかなかったので、行かざるを得なかったのですが、時期をずらせば、ほかのところに行く必要ないものですから。選手がストレスなく、1年間ずっと、新練習場で練習できると思います。2部練習があったとしても、先ほども社長が話したように、食事も出来るし、仮眠もとれるので、ストレスなく、1年間、試合に集中できるのではないかと思っています。

酒井:ありがとうございます。最後です。

千葉市から来ました○○です。:クラブハウスの話を聞いて、メチャメチャワクワクしています。市民利用スペースですが、アウェイの試合で、去年何回かキボールなどで、無料公開していただいたのですが、そういうものを、今度、ジェフの主導でそのスペースでアウェイの試合の放映は可能でしょうか。家族のみんなと見るのも楽しいのですが、サポーターの皆さんと見るのも楽しいので、一緒に観戦できたらうれしいのですが。

三木:たぶん難しいと思います。難しいというか、あのスペースで見られるぐらいのサポーターの数では少ないなと思います。もっと大きなところになるんじゃないかと思います。いまのところはあそこでパブリックビューイングは考えていません。検討はしてみますが、もっともっとたくさんのサポーターの皆さんにアウェイでも来てもらいたい。フクアリのほうがいいのかなと思います。

酒井:たくさんのご意見ありがとうございました。15時ジャストということになりました。この会のMCを務めるのは3度目になりますが、時間どおりに終わるのは初めてです。たくさんご意見ありがとうございました。開幕まであと1カ月です。楽しみに待ちましょう。