本日、9:00よりチームミーティングを行い、9:40からトレーニングを開始。いよいよ、ジェフユナイテッド市原・千葉の2010シーズンが本格的に始動しました。


9:00からのミーティングでは、江尻篤彦監督から今季に臨む所信が示されました。監督が、ホワイトボードの最初に書いた言葉は、「捲土重来」。

「凋落したものが再び立ち上がる様を示した言葉で、今のチームにぴったりの言葉だと思う。クラブが今季掲げたスローガンは『走りきる！そして、その先へ。』。それに加えて、ひたむきに、走り続けるということを、みんなにお願いしたい。」

「走りきるためには、フィジカルトレーニングは避けて通れない。厳しいトレーニングを続けていく。ここで、自分の限界を超えて、打ち破っていけるかどうかが重要だ。限界を超えた時、次の限界が見えてくる。」

「みんなには、野心を持ってほしい。これがあるから、限界を超えていける。日本代表になりたい、このクラブで優勝したい、ワールドカップに行きたい、何でもいいが、本当に自分が思わなければ、実現しない。ベテランも若手も関係なく、一人ひとりの野心が、1年でJ1に復帰することにつながるはずだ。」


力強い話の後、監督が目指すサッカーのサンプルとして、チリ代表が、ワールドカップ南米予選でアルゼンチン代表に勝った試合（1-0でチリが勝利）の映像を見ました。


「近年は、守る人、攻める人という時代ではない。チャンスがあれば最終ラインからも駆け上がり、ボールを奪われれば最前線から守備をする。そして、そこに生まれるリスクはみんながカバーする。そのためには、『攻守の切り替え＝トランジション』が大きなテーマになる。攻撃におけるリスクを伴うパスを、恐れずに、アイディアを持って出せるようになりたい。それによって、リスクゾーンをチャレンジソーンに変えることができる。」

「今シーズン、自分たちはJ2。それをしっかり受け止めて、1年での昇格を果たそう。」
気持ちを一つにして、ミーティングを終えました。