午後の出野尾多目的広場は、うす曇り。日差しが遮られ、トレーニングが始まる夕方には気温も落ち着き、コンディションの良い状態でスタートしました。

今日は、ウォーミングアップの後、ゴール前の攻防をピックアップしたトレーニングなどが盛り込まれていましたが、この練習の際、フリーマンとして江尻篤彦監督がプレーに加わる一コマもありました。厳しい競り合いを演じながら、いくつかのプログラムを消化し、最終的には紅白戦を行いました。

紅白戦では、いい形のゴールも見られましたが、それよりも印象に残ったのは、選手たちの声です。坂本將貴選手や佐藤勇人選手、深井正樹選手、巻誠一郎選手が中心となり大きな声が響きます。それ以外の選手たちも本当によく声を出しコミュニケーションしています。攻守の切り替わりや、DFラインコントロール、マークの確認などを指示し合っていました。キャンプのテーマであった「一体感」が実を結んでいるのでしょうか。早々に答えを出しても仕方ありませんが、良い状態でキャンプは進んできました。

明日の午前中のトレーニングで、館山キャンプは打ち上げ。今日までの5日間の午前・午後、一度も休まずにトレーニングを重ねました。しかもトレーニング時間もみっちりです。コンディション調整のようなトレーニング一つもありませんでした。28日は早朝トレーニングを含めて3回、30日にはカレー作りまで含めたグループワークと息つく間もなく駆け抜けてきた館山キャンプ。明日の練習後の選手たちに表情が楽しみです。