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2012 February02

2012.2.1 UPDATE

キャンプ地石垣島にて「夢の教室」実施

レポート

1月31日(火)、キャンプ地石垣島の石垣市名蔵小学校にて、2・3時限の授業時間を使って、日本サッカー協会こころのプロジェクト「夢の教室」を実施しました。今回の夢先生は、今年からジェフのスタッフ(企画・地域部門)になった斎藤大輔。この日のために、石垣島にやって来ました。

名蔵小学校は、幼稚園・小学校・中学校が一緒になっている学校で、小学生は全部で29人の小さな小学校でしたが、芝生の校庭と大きな体育館のある小学校でした。
今回夢の教室に参加してくれたのは、5・6年生の11名。国語や算数は5・6年生別々に行っているようですが、体育や音楽はいつも一緒に行っている(複式学級)そうで、みんな仲良しです。


最初の授業は体育館でゲームの時間。みんな最初は緊張していたのか、なかなか雰囲気が盛り上がりません。ジャンケンゲームやバランスゲームで、うまくいったり、うまくいかなかったりしているうちに、だんだん大きな笑い声がおこるようになってきました。

そこで斎藤大輔先生の実技披露。
まずはお決まりのリフティング。子ども達の「20回やって〜」という声に、20回をあっさりクリア。次は「50回やって〜」。さすがに時間がかかるので、体育館の舞台の上に2人の生徒に少し距離を離して立ってもらい、そこへビシッとボールを蹴ると、拍手が起こりました。

ゲームの最後は背中でボールを運ぶゲーム。横で座って見学していた4年生の生徒4名も一緒に参加。みんなで背中をくっつけ合って、1つのボールをゴールまで運びます。最初はなかなかうまくいかなかったけれど、みんなで相談して、知恵を出し合っていくと、あっという間にゴールできました。さすがにみんな仲良しです。


体を動かすゲームの時間の次は、いよいよ教室にて斎藤先生の夢トークの時間。
「子どもの頃からサッカー選手になりたかった。でも中学生の時に怪我をしてサッカーをできない時期があり、友達に支えられて、その辛さを乗り切れた。高校を卒業する時にプロサッカー選手になれず、それでも夢をあきらめないで、大学で体を鍛えて、大学を卒業する時にプロサッカー選手になれた」、という話しをしました。
生徒のみんなも、斎藤先生の話にどんどんついて来てくれます。質問をすると、どんどん答えが返ってきました。

そこでみんなにも夢を発表してもらいました。沖縄はバスケットが人気スポーツで、特に石垣島内ではミニバスケットが盛んらしく、プロバスケット選手になりたいという子が11人のうち5人もいました。その他、プロ野球選手、ケーキ屋さん、歌手、といった子どもらしい夢もあれば、産業廃棄物を処理する人になってみんなの役に立ちたい、とか、図書館の職員になって、みんなの知らないことを教えてあげたい、という素晴らしい夢を持っている子どももいました。


お土産にジェフのユニホームストラップをプレゼントすると、その背番号が全て12番だったので、子ども達から「えーっ!3番じゃないの〜」と。授業の最初に見たDVDで、斎藤が3番のユニホームを着ていたことを、みんな覚えていたのです。「斎藤先生」はすっかり子ども達のヒーローになっていました。


斎藤は、「純粋な子ども達と触れ合えてよかった。石垣の子ども達に、夢を持つことの楽しさ、友達の大切さなどを少しでも伝えることができていればと思う。楽しかったです。」と感想を話してくれました。


この教室実施にあたり、いろいろご手配いただいた石垣市教育委員会、八重山広域市町村圏事務組合、日本トランスオーシャン航空株式会社、軽井沢倶楽部ホテル石垣島の関係者の皆さまに、心から御礼申し上げます。