今日がここ石垣島での最後のトレーニングとなりました。
ここがサッカーパークあかんまの入口です。ジェフのフラッグがたくさん並び、正面には今シーズンのスローガン「絶対Ｊ１！」が掲げられています。


今日も快晴でした。天気予報では午後から雨ということでしたが、一日雨に会わずに、いいトレーニングができました。しかも今日は暑かった。米倉選手はノースリーブのトレーニングシャツを着ていました。


午前のトレーニング前に昨晩チームに合流したジャイール選手が、鈴木監督から紹介され、
「皆さんの一員になれて嬉しいです。笑顔で迎えてくれて感謝しています。頑張って活躍したいです。」と挨拶をしました。


午前中のトレーニングは、筋トレルームで30分体をしっかり温めた後、いつものようにボール回し、そして小さくしたコートでのゲーム形式のコンビネーショントレーニング。しかしゲーム、ダッシュ、ゲーム、ダッシュの繰り返しが何セットも続き休む間がありません。これはボールを使ったフィジカルトレーニングでは?と思ってしまうくらいハードなトレーニングでした。
午前の最後はディフェンス陣とオフェンス陣に別れ、ディフェンス陣はクリアの練習、オフェンス陣はシュートの練習。午前はたっぷり2時間を超えるトレーニングでした。









午後はゲーム形式のコンビネーショントレーニングに終始しました。このキャンプで初めてフルコート11対11の練習。「行け」「待て」「ライン上げろ」「3人で」という戦術的な指示だけでなく、「そこもったいないよ」「もっと走れ」という質を要求するような声も。選手は、練習が終わった後に声がかれてしまうのでは、と思うくらい、お互いによく声を掛け合っています。
また監督から「スライディング気を付けて」という声がかかるくらい、激しいプレーが続きます。



監督から、キャンプ初日にこのキャンプの3つの目的が選手に伝えられましたが、その1つが、よくコミュニケーションを取ること。選手は食事が終わった後もみんなで食事会場でよく話をしています。監督のメニューに慣れてきたこともあるでしょうが、コミュニケーションがよく取れてきていることの表れでしょう。



練習後、鈴木監督、山口智選手が石垣メディアの取材を受けました。

鈴木淳監督
「天気にも恵まれ、いいトレーニングができました。フィジカルコンディションをあげることが最大の目的で、それはできてきた。選手のモチベーションも非常に高く、練習の活気が出てきて選手間のコミュニケーションもだいぶ出てきました。
沖縄ではトレーニングゲーム2試合が入っているので、まずはゲームができるコンディションにあるかどうかの確認、そして沖縄ではチーム戦術を少しずつやっていくので、それがどのくらいできるのか。
(キャンプは目標の何%ぐらい達成できたか?という質問に)　全くできていないです。今回の目標はフィジカルコンディションにおいていたので、チームでやりたいこと、戦い方の部分は殆どやっていないですからね(笑)。」
そして地元のPRにも一役買いました。


山口智選手
「まずは怪我人もなく来ていることが良かった。体力面も上がってきているし、実践的なことはもっともっとやっていかないといけないが、いい感じで来ています。
もっと厳しくやらないといけないし、やっていく中でお互いが要求し合わないといけないところは多々あります。ここまでは順調ですが、それは今年一年間ずっと続けなければいけないことだから。ただ意識高くできていることはよいと思います。
トレーニングはハードですが、毎年こんなものです、キャンプは。沖縄では試合がありますが、ゲームと練習は違う部分もあるので、その中で感じることを要求し合ってやっていかなければいけないと思います。
あと一週間沖縄でできるし、帰ってからもまだ時間があるので、今まで以上に意識高くできたらよいと思います。」


明日はオフです。しっかり体を休めて、明後日からの沖縄キャンプに備えます。