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2014 April04

2014.4.16 UPDATE

市原市・千葉市の新1年生に定規プレゼント

レポート

4月11日、先週入学式を迎えた市原市・千葉市内の小学校を選手が訪問し、今年小学生になった約11,000人の子ども達に、ジェフのオリジナル定規をプレゼントしました。
この活動も恒例となり、今年で6年目を迎えました。6年間続けたことにより、今年をもって市原市・千葉市内の小学生全員が、1年生の時にこの定規をもらったことになりました。
選手の訪問を希望してくださる学校も年々増え、今年は49校からご要望いただき、その中の22校を、全選手が別れて訪問しました。

キャプテンの山口慶選手、井出遥也選手、ジェフレディースキャプテンの櫻本尚子選手が訪れたのは蘇我駅から歩いて10分足らずのところにある千葉市宮崎小学校。



宮崎小学校は1クラス32~33名の5クラスで、学校側の要望もあり、3選手が一緒に全クラスを回りました。
各教室で「ジェフのこと知ってる人?」と聞くと、さすがにフクダ電子アリーナに近い小学校とあり、「知ってる~」という大きな声がいっぱい返って来まし た。「ジェフの試合見たことあるよ!」という子ども達も大勢。そんな様子に選手も「えっ、みんな1年生なのにちゃんとジェフのこと知ってるんだ。」と驚い ていました。さらにはなでしこリーグのことを知っている子どももいて、サッカーへの関心の高さを感じました。
1人1人の名札を見て名前を呼びながら「入学おめでとう」と言って定規をプレゼントする選手たち。子ども達も「ありがとうございます。」と言って受け取ってくれました。



定規を配った後は、せっかく選手が来たのだからということで、選手がリフティングをしながら子ども達の周りを一周したり、子ども達が投げるボールをどんなボールでもトラップして見せたりすると、子ども達の目は選手にくぎ付け。大きな拍手を貰いました。





そして最後に写真撮影。写真撮影が終わると子ども達は選手に絡んだり、話しかけたり。そんな姿に選手たちもなかなか教室から出れず…。そんなことが5クラス繰り返され、予定を15分もオーバーしてしまいました。



キャプテンの山口慶選手は、
「ジェフは毎年新入生に定規を渡すという企画をやっている。僕たちは地域あってのジェフだと思っているので、今後もこういうことは続けていきたい。子ども達やみなさんに応援していただけたらと思うので、ここに来れてよかった。
子どもは素直な意見が多くて、次の試合勝ってね、と素直に言ってくるので、僕たちも頑張らないといけないと思いました。」と感想を述べてくれました。



井出遥也選手は、「みんなに会ってすごく元気をもらったし、これから活躍して、みんなに活躍している姿を見てもらいたいなと、より一層思ったので良かった。」と話し、今後の活躍を誓いました。



ジェフレディースの櫻本尚子選手は、「なでしこを知っているという子が多いんだということを現場で実感できてよかった。女の子でもサッカーやっていると言 う子もいて、サッカーが広がっているんだなと感じた。学校を訪れて直に感じることができて良かった。」と初めて参加した活動に充実感を感じていたようでし た。



市原市は6校を訪問しました。今回は森本貴幸選手と戸島章選手が訪れた市原市立国分寺台小学校のことをお伝えします。
国分寺台小学校は全3クラス、85人の子ども達が小学生になりました。3クラスを両選手が一緒に訪問し、それぞれ自己紹介やリフティングのパフォーマンスを見せました。



質問タイムでは児童から「サッカーはどうやってできるようになったのですか?」という選手を悩ませる鋭い質問もありましたが、「サッカーが上手になるため にはどうしたらよいですか?」という質問に対して森本選手は、「たくさん練習をして、たくさんごはんを食べて大きくなって、そしてたくさん遊んでくださ い。」とサッカーを楽しむことも大事であることを話してくれました。



それぞれの教室で集合写真を撮りましたが、最後のクラスでは、「どうやったらそんなに大きくなるんですか?何センチですか?」と戸島選手定番の?質問攻めに。まだまだ小さな1年生にとって191cmの戸島選手はとても大きな存在のようでした。





まだ小学生として3日目を迎えたばかりの1年生。宮崎小学校で1年生に「今日はどうだった?」と聞くと「定規を貰って嬉しかった。」と答えるのが精いっぱ いのようでしたが、その嬉しさは体いっぱいで表現してくれていました。きっとどこの小学校でも同じだったと思います。どの選手たちも、子ども達の喜びを肌 で感じ、「頑張らないと」と思ったようです。

この活動は、このホームタウンで小学生になった子ども達を何かの形でお祝いしたい、そしていつも使うものをプレゼントすることで、ジェフのことを身近に感 じて欲しい、さらにはジェフを通して、サッカーを、スポーツを、体を動かすことに関心を持ってほしいという思いからスタートしました。
6年前にスタートした時には、まずは6年間続けて、6年後に小学1年生から6年生までみんなが持っているようになったら素晴らしいね、そしていつか成人を 迎えた人が、この定規を使って育った、と言ってもらえるように、地域に根付いた活動をしていきたいと考えていました。今年小学校を訪れた時、「お兄ちゃん が持っている」「お姉ちゃんが持っている」という話は多々聞かれましたが、「お姉ちゃんから貰った」という子どももいました。私たちは、定規が兄弟姉妹で わたり継がれていることに、喜びを感じ、また大事に使ってくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
 ホームタウンの子ども達が、ジェフが自分たちの街にあってよかったと思い続けられるよう、日々努力していきたいと思います。