レポート ｜ キャンプ動画

沖縄キャンプレポート Vol.18（2018.2.2）

沖縄キャンプ18日目。ついに最終日です。今週は曇りがちで気温も比較的低い日が続いていたのですが、今日は雲一つない快晴。沖縄らしい気候を感じながらトレーニングすることができました。午後に千葉への移動もあるため、今日は昨日より15分早い、午前9時からトレーニングスタートです。

ここ数日、判断力を磨くトレーニングに取り組んでいますが、今日はちょっと趣向を変えました。選手が縦一列に並び、まずは自分が前から何列目にいるかを確認。そしてマルコス ギジェルモ サムソコーチが「キスウ（奇数）」もしくは「グウスウ（偶数）」と言い、言われた対象の列（奇数列、偶数列）にいる選手が、ダッシュしたりステップを踏んだりと、指示されたプレーをする、というものでした。ダッシュの方向もギジェルモコーチの挙げた手によって決まるのですが、ここで難しかったのが、“～じゃないほう”という条件。ギジェルモコーチが「グウスウ！」と言って右手を挙げたら、奇数列の人が左方向へダッシュしなければいけない…というパターンもあり、なかなか選手を苦しめていました。
自身の置かれた状況を瞬時に理解してプレーに移す、ということがテーマのメニューを、その後もさまざまな形で実施。そしてトレーニングの後半には、選手を3チームに分けてのミニゲームを行いました。好守あり、ファインゴールありと、良いプレーが随所に見られ、ここまでキャンプで積み上げてきたことがしっかり形として出せていた印象でした。
そしてミニゲームを終え、クールダウンへ。いつもキャンプを見に来てくださる南城市の歌おじいの美声をBGMに、ジョギングを始めました。終わりが近づき、選手たちもどこかホッとしたような表情となるなか、10時40分、フアン エスナイデル監督が締めの手拍子をして沖縄キャンプを打ち上げました。
キャンプは終了しましたが、シーズンはこれからが始まり。2日後には柏レイソルとのちばぎんカップが控えています。2月4日（日）13:00キックオフ。たくましくなって帰ってきた選手のプレーを見に、あさってはぜひフクアリへお越しください。たくさんのご来場、心よりお待ちしております！



「ジョグで来て！」。ピッチ内の移動も走ります。


一列に並ぶ選手たち。「チョットマッテ！」と、ラリベイ選手が奇数・偶数を覚えようとしています。


そのためにはまず、ギジェルモコーチにも奇数・偶数を覚えてもらわないといけないけれど…。ちょっと不安そうな選手たち。


奇数列の選手たちが、ギジェルモコーチの挙げた左手“とは逆”の方向へダッシュ。全員、正しいプレーを判断できました。


続いては2人組が横並びで構え、指示された方向へのダッシュ。指宿洋史選手と矢田旭選手、しっかり向きを合わせて走り出します。


判断を誤ると、ぶつかってしまう恐れも！ 声を掛け合うことも重要となります。


マーク（通称：ペタ）でプレーを判断するメニューは、今日も継続して実施。ペタの見せ方に工夫を凝らします。


しかし、ペタを持っている人が町田也真人選手から急にエスナイデル監督に変わったら…。これはちょっとビックリですよね。


ミニゲームは白熱。ロドリゲス選手がはじいたボールに詰める茶島雄介選手。


熊谷アンドリュー選手のダイレクトボレーも飛び出しました。


ミニゲームをしていないあいだも、ボール回し（鳥カゴ）で体を動かし続けます。


沖縄キャンプ最後のクールダウン。南城市の歌おじいが歌い出し、選手たちは顔を上げてニッコリ。


締めの手拍子でキャンプ終了。お疲れさまでした！！

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