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2018 February02

2018.2.13 UPDATE

2018ジェフレディース新体制発表会見レポート(動画あり)

レポート

2018新体制発表会見会見挨拶新加入選手挨拶質疑応答2018新体制発表会動画



2018新体制発表会見


2月11日(日)にユナイテッドパークおいて、“ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(以下:ジェフL)2018新体制発表会見が行われ、ジェフLの運営部長である穐山健輔取締役、藤井奈々新監督、佐藤尊コーチ、上野紗稀キャプテン、そしてチームに加入することが決定した5名(大久保舞選手、山崎円美選手、曽根七海選手、市瀬千里選手、大澤春花選手*)の選手が出席をしました。〈*=下部組織登録〉


はじめに挨拶に立った穐山取締役は「(藤井監督は)これまでU18の監督を務めていただき、この1月に開催されました全日本ユースの大会では優勝という大きな功績を上げていただきました。前任者の三上尚子監督が作ったサッカーを継続し、さらに高い所に引き上げてくれることを信頼してトップチームの監督をお任せする次第となりました。また選手につきましても新たに5名の新しい力を迎えることができました。タレントを光らせていただいて新たなジェフLの歴史を作っていただけると思っています」と力強く語りました。

昨シーズン、チームはリーグ戦で7位、リーグカップ戦では初優勝を果たし、そして皇后杯ではベスト4に勝ち進みましたが、藤井監督は「リーグカップ戦では優勝した責任を踏まえ連覇を目指し、リーグ戦では1つずつ勝ち進むことで、4年後、5年後になるか分かりませんが、なでしこリーグ3強・4強と呼ばれるような位置につけるスタートの年にしたいと思っています」と述べました。


また、上野キャプテンが新シーズンへの抱負を話すと、新加入選手が順に挨拶を行いました。伊賀フットボールクラブくノ一から加わった大久保選手は「選手としてチームとして結果を残せるようなシーズンにしたいと思います」と口にすると、AC長野パルセイロ・レディースから加わった山崎選手は「チームの戦力、得点源になれるようにチームメイトと毎日努力をしたいと思います」。そしてユースからの昇格組である曽根選手は「チーム内の競争を含め、勝負ごとにこだわりです」と高いモチベーションのコメントを残し、市瀬選手は「1試合でも多く1日でも多く試合に出場しチームの勝利に貢献できるようにしたいです」と話すと、大澤選手も「少しでも多くの試合に関わり、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込みを語り、最後にフォトセッションが実施され会見は終了となりました。

新監督のもと、新加入組がどんなプレーを見せてくれるのか。期待の膨らむ会見となりました。

今シーズンは、上記5選手を含めて新シーズンがスタートします。これからのキャンプや練習を通じてコンディションを上げ、コンビネーションを深めて行きます。
ジェフLは来月21日(水・祝)の開幕戦でマイナビベガルタ仙台レディースと敵地で戦いますが、さらに強いチームに進化をするためにファン・サポーターの皆さまと共に全力で挑みます。

今シーズンも、皆様の熱い声援をよろしくお願いいたします!



会見挨拶


穐山健輔取締役


今シーズンから藤井奈々監督に指揮を執ってもらうことになりました。これまでU18の監督を務めていただき、この1月に開催されました全日本ユースの大会では優勝という大きな功績を上げていただきました。藤井監督であれば前任者の三上尚子監督が作ったサッカーを継続し、さらに高い所に引き上げてくれることを信頼してトップチームの監督をお任せする次第となりました。また選手につきましても新たに5名の新しい力を迎えることができました。タレントを光らせていただいて新たなジェフLの歴史を作っていただけると思っています。3月21日から新シーズンが始まりますが、誠に勝手ながら皇后杯決勝が、今シーズンの締めくくりの日と思っております。長いシーズン、全力で頑張ってまいりますので、ジェフLにご声援とご注目、ご支援のほどよろしくお願いします。

ジェフLに個性豊かなタレントが揃ってくれました。この個性を束ねる監督も怖いです。(笑)。男子のエスナイデル監督と違った怖さもありますが、ただ勝利の後のスマイルは皆様シャッターチャンスを逃さず、お楽しみにしていただければと思っています。

藤井奈々監督


今シーズンからジェフLの指揮を執る大きな使命を任せられました。昨シーズン、リーグ戦7位、リーグカップ戦では初優勝、皇后杯ベスト4という成績でした。今シーズンにつきましては、個々の感覚と判断の研ぎ澄まし、ゲームを読む目、ボールを持つ体力を身に付け一つでも上を目指すチームに進化したいと思います。

佐藤尊コーチ


しっかりと、スタッフ、選手と同じ方向を向いて頑張って行きたいと思います。よろしくお願いします。

上野沙稀キャプテン


今年の抱負としては、昨シーズン、リーグ戦7位、リーグカップ戦では初優勝、皇后杯ベスト4という成績だったので、今シーズンは去年よりも上を目指して頑張って行きます。個人としても能力を高めて1戦1戦、臨みたいと思いますのでよろしくお願いします。


新加入選手挨拶


大久保舞


今シーズン、1試合でも多くの試合に絡めるように向上心を持ち、選手としてチームとして結果を残せるようなシーズンにしたいと思います。

山崎円美


チームの戦力、得点源になれるようにチームメイトと毎日努力をしたいと思います。スタジアムに一人でも多くの方が見たいと思えるチームに成れるように頑張って行きます。

曽根七海


ジェフLユースから昇格をしました曽根です。チーム内の競争を含め、勝負ごとにこだわり頑張って行きたいと思います。

市瀬千里


同じくジェフLユースから昇格をしました市瀬です。1試合でも多く1日でも多く試合に出場しチームの勝利に貢献できるよう日々のトレーニングに全力で取り組んで行きたいと思います。

大澤春花


レベルの高い所でプレー出来ることに感謝し、少しでも多くの試合に関わり、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。


質疑応答

―― 今シーズン、どんなコンセプトのもと、どんなサッカーを展開していきますか?

藤井 個々の感覚と判断にトライしています。個のベースアップをした上で、どのポジションからでも得点を狙える、どのボジションに入ってもゴールへの意識をして守備も出来るチームというベース作りをして行きたいと思います。

―― リーグカップでは堅守を披露しました。各チームも補強をしていますが、その中でジェフLの戦い、上位を狙うためには何が必要だと考えていますか?

藤井 リーグカップ戦はノックダウン制なので自分たちの得意なプレーを押し出し続けて行けばタイトルを獲れるということが選手たちも分かったと思います。リーグ戦は研究をされた中で1年間を戦います。ボールを持つ体力、ボールを持って相手を動かす、相手に持たせていても自分たちの守備が出来ることの判断と感覚が大切になると思っています。

―― 新加入選手に期待をしたいところ、強みになるところを教えてください?

藤井 スタートをして約2週間たらずで、全員が緊張感のある中で練習をしています。日々、自分たちが試合での置かれた状況を思い描いて前から守備を献身的にすることと、チャンスがあれば常にゴールを狙う前目の選手が多いので、ターンが得意な選手はターンを、スルーパスが得意な選手はスルーパスをと、個々の得意なプレーの技術の質を高めることが大切になります。チームのベースに準じて自分を出せる判断を求めて行けたら彼女たちも気持ちの良いサッカーが出来ると感じています。

―― 選手には複数ポジションを求めて行くということですか?

藤井 スペシャリストがいませんので、そのポジションにこだわるあまり、逆サイドが出来ないから試合に出られない、チャンスがあるのに守備をやっていなかった(ので出られない)ということがないように、それぞれの選手がチャンスを多く持つためにも、色々なポジションの経験をして欲しいと思いますし、試合の流れで1人減ることもあります。サッカーを理解する中で、そのポジションに何が必要なのか、役割を頭の中で整理することが大切です。練習の中から意識付けをしています。

―― (上野選手に)今年のチームの雰囲気を教えてください?

上野 去年に比べて練習の中で緊張感を感じています。一人ひとりが試合に絡みたいという意識が伝わってきます。とても良い雰囲気の中で練習が出来ています。来週からキャンプ(なでしこ交流戦in千葉)が始まりますが、今はその交流戦が楽しみで仕方がありません。

―― (新加入選手に)自身の持ち味や特長、今シーズンの目標を教えてください?

大久保 ロングフィードやスルーパス、ミドルシュートなどを得意としています。ゲームの中で自分の良さを出したいと思います。昨シーズンはゼロ得点だったので、まず1得点を取れるように頑張ります。

山崎 特長は得点を取ることです。目標は毎試合得点を取ることです。でもまずはピッチに立てるように練習でアピールをしながら、どこからでも得点を取れる選手になりたいと思います。

曽根 (特長は)相手の嫌がるところにポジションを取り、その間でボールを受けてゲームを動かすことです。目標は、昨シーズン(下部組織登録)、途中出場で1試合しか出ていないので、1つでも多くの試合に出ること、得点に絡むプレーにこだわります。

市瀬 ロングフィードであったり、セットプレーでの得点を強みに戦っていきたいです。ディフェンダーでもセットプレーやコーナーキックで得点を取るチャンスはあるので(得点という)結果を残して行きたいと思っています。

大澤 武器である運動量を生かし、ただ走るのではなく、走るコースやスピードの変化を見て欲しいです。少ないチャンスの中で得点を取りたいです。

―― 育成を経験してきたことで、育成の面からジェフLにもたらせることはどんな部分ですか?

藤井 私がユースの監督に就任して(選手たちに)まず言ったことは「トップチームを支えるのはあなたたちだよ。お金をかけてくださっている、クラブ、スポンサー、応援をしてくださる方、ジェフを愛してくださる方に勝利で返すことが仕事。その積み重ねを乗り超えてトップへの昇格がありますよと。ボールを扱う時には責任を持って扱う。単純なミスを含め若さで誤魔化すのではなく、プロという門戸を広げるために必死にやりなさい」と伝えてきました。そういう選手が増えてくれば下から押し上げられる緊張感も出てきます。チーム内の競争が出てきます。通過点としてジェフLから日本代表が見えてきます。目標設定をさせて育成から臨んできたつもりで、あとはこのチャンスをもらった選手がどうするのか。それは自分次第だと思います。

―― 今シーズンの目標設定を教えてください?

藤井 リーグカップ戦で優勝した責任を踏まえ連覇を目指し、リーグ戦では1つずつ勝ち進むことで、4年後、5年後になるか分かりませんが、なでしこリーグ3強・4強と呼ばれるような位置につけるスタートの年にしたいと思っています。

―― (選手全員に)ジェフLの魅力、楽しみなところは?

大澤 試合の後半に強いと思います。前半から前から行くことで後半もしっかりと戦えると思うので、最後まで勝ちにこだわってチーム全体で戦って行きたいです。

市瀬 これまで“走る・闘う”ことをベースにやってきましたが藤井監督が言ったように個々のレベルを上げられるよう危機感を持ってプレーをしています。“走る・闘う”をベースに個々の能力を上げてプレーが出来たらもっといい結果につながると思うので試合が楽しみです。

曽根 技術があるチームではありませんが、藤井監督になり個にこだわることをやってきています。“走る・闘う”だけではない部分を見せたいと思います。

山崎 ジェフLは“走る・闘う”という印象が強かったのですが、藤井監督の下で自分自身が成長できる楽しみな部分があります。自分が成長をしてピッチで貢献できるように。“走る・闘う”プラス、技術や判断を高めてもっと上を目指せるチームになりたいと思います。

大久保 昨シーズンの(ジェフLの)試合を見ていると凄く走るイメージです。監督が代わり技術を重視していることもあって、局面を打開するには個の技術が必要だと思っています。個のレベルを今以上にしたいです。

上野 私はチームに所属して6年目になりますが、“走る・闘う”という気持ちの部分が強いのはジェフLの良い部分です。サポーターの熱もグラウンドに響いてくることも魅力の一つです。

―― 個のレベルアップをするために、どのような練習をしていますか?

藤井 走る部分はチームの得意な部分です。“止める・蹴る”というところでまったく出来ていませんので、走るだけではなく、どこで駆け引きをするのか、どのスペース、どのタイミングで走り出すのか、というところも含めながら、その中でボールを扱うことに力を入れています。

―― (上野選手に)新加入選手にどんな期待をしていますか?そして上野選手のイチ推し選手は?

上野 5人の選手に期待したいのは、試合の中で劣勢が続き雰囲気が悪い時間帯もあります。その中でも自分のプレースタイルを忘れずに、自分の思ったことをやって欲しいと感じます。イチ推しはみんな個性が強いので止めておきます(笑)。



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