ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18、U-15所属の56名が4月1日から4月3日まで筑波ふれあいの里にてASE（※１）及び筑波山登山を行いました。


1日目
筑波ふれあいの里に到着後、このキャンプにあたってチームビルディング・リーダーシップ・選手間、選手スタッフ間のリレーションシップの目的の確認やカウンセラーの紹介、三日間の流れについて説明がありました。



食事の前に班ごとカウンセラーの指示に従い、テントを設営。 そして、ＢＢＱ。
食後にキャンプ係が企画してくれた、イントロ・ドン！を行い、見事、1班が優勝！？


2日目
起床後、広場に集まり、レクリエーション、班ごとに良い点、悪い点、改善点を順に挙げ、チームメイトを見つめる時間になりました。朝食の材料を手にし、すいとんを調理。朝食が終わった班からASE（※１）に。


※1： ＡＳＥ：Action Socialization Experience
（１人では解決できない課題に対して、グループが協力して克服する活動）

↓日本列島…小さな木の株の上に5秒間全員が乗る。


↓アイランド…2種類の板二枚を使用可、全員が向こう側の島へ。


↓クモの巣…ロープに触れずひとりひとり間を通り、全員反対側へ。


↓ラインナップ…地上から約1m程の高さの丸太の上で、落ちずに指定された順に並びかえる。


↓ビーム…約3ｍの丸太を乗り越え、全員が反対側へ。


↓エレクトリックフェンス…トライアングルに張られたロープの中に全員が入り、丸太を利用しながらロープに触れることなく全員が外へ。


午後からのファイナルASEは各班で挑戦したいものを選び、午前中より難易度が高くなり苦戦している班も多くみられました。しかし、失敗しても達成させようと諦めず、アイデアを出し合っている光景がみられました。
各班で振り返り、良かった点、悪かった点、改善点を出し、発表しました。



その後、少し早い夕飯（煮込みうどん）の準備、明日の登山の朝食作り。だんだんとスムーズに作れるようになりました。
夕飯を終え、登山の計画を立てるレクチャー（リーダーとしての立場、コンパスの使い方、山の地形の見方、距離から時間の計算方法など）を受け、それぞれ担当を持って各班話し合いました。
計画し終わった班から登山の為に、早めに就寝。



3日目
ほとんどの班が1:30に起きて、テントをたたみ、2:00に出発!!
真っ暗の中、筑波山の山頂目指して歩きます。分かれ道で地図を広げ、行き先を相談しながら進む中、道を外れて進む班も…。この道で合ってるの?という言葉が飛び交う中、チェックポイントに到着。
チェックポイント2で少し休憩。山頂間近の平坦な場所で、日の出の時間に合わせて調整し、出発！



そして、全部の班が登頂しました！残念ながら、雲が多く、ご来光を拝むことはできませんでしたが、気持ちは晴れやかでした。

御幸ヶ原を目指して、下山。


到着後、朝食を食べてからまとめに入りました。


濃い霧の中、太陽が見え隠れする幻想的な景色の下、各班で今回のまとめをし、発表しました。


その頃、ケア組みはジェンガなどを楽しんでいました。




筑波山神社を目指して下山

日が昇り、明るくなるとともにテンションも上がり、怪我や事故を心配しましたが、大きな怪我もなく、無事全員が筑波山神社に着きました。



集合写真を撮り、解散となりました。

今回のレディースアカデミーチームビルディングキャンプでの様々な活動、非日常的な体験を通して、集団活動の中での自己主張、協力性、仲間を思いやる大切さを改めて感じることが出来ました。これらの貴重な経験を選手一人一人がサッカーでも活かせることが出来たらと思います。
最後に、株式会社バックカントリークラスルームの泰斗さん、たーしーさん、ももたろうさん、ぎゃんさん、よーよーさんの皆様、この企画に携わった皆様、本当にありがとうございました。