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2020 January01

2020.1.8 UPDATE

【レポート】 2020シーズン新体制発表会見 [第1部] 森本 航 代表取締役 挨拶

レポート

森本 航 代表取締役 挨拶




昨年12月よりジェフユナイテッド株式会社の社長に就任いたしました、森本と申します。
まずは2019シーズンの結果に対しまして、ご報告申し上げます。2019シーズンは、J2リーグ17位という結果となりました。また、終盤まで降格の可能性もございました。応援してくださる皆さまには大変ご心配をおかけしました。まずはクラブを代表いたしまして、この場でお詫び申し上げます。
一方で、このような状況ではありましたが、ホームの観客動員数はJ2リーグで2位となっております。これだけ多くの応援をいただいているこのクラブチーム、私は本当に感謝の思いでいっぱいでございます。あらためて御礼申し上げます。
2020シーズン、私や尹監督にとって初めてのシーズンとなります。本当に大変な責任を感じてこの場に立っております。私はJR東日本という会社からこちらに昨年12月に参りました。私の今までのキャリアは、ほとんどホテルビジネスでした。「Jリーグの社長が、何でホテルビジネス?」と思われる方も多々いらっしゃるかと思いますので、少しお話をさせていただきたいと思います。

ホテルビジネスを通じて、「感動」と「感激」をお客さまと分かち合うような仕事をずっとやっておりました。ホテルには、記念日や結婚式など、いろいろな思いで来てくださる方がいて、私たちスタッフはそのために精いっぱい準備をして、お客さまと一緒に感動や感激の場を作り上げる。これは今私のやっているサッカービジネスもまったく同じモノだと思っております。スタジアムにお越しくださる方々、またはDAZNで応援してくださる方々、そういった方々を、選手・監督・私たちフロントが一体となってお迎えして、そういった感動と感激の場を分かち合う。これがビジネスとして通ずるものであると、今実感しております。
私は、いかに「感動」や「感激」を分かち合えるか、こういったことを長年やってまいりました。ここで培ったノウハウを、ぜひこのサッカークラブの運営にも生かしていきたいと考えております。そのためには、チーム、フロント、応援してくださる皆さま、地域の方々、行政の皆さま、スポンサー企業の皆さま、こういった方々と一つの“チーム”になって、このジェフユナイテッドを盛り立てていきたいと考えております。そのために私は精いっぱい汗をかくことを、この場を借りましてお約束いたします。

私が考える、「感動」や「感激」というのは、お客さまをワクワクさせるような試合を見せることだと思っております。昨年の12月22日、私たちのユースの試合(プリンスリーグ2019関東参入戦)がございました。栃木SCさんと戦い、後半まで0-1で負けていたのですが、アディショナルタイムに2点を入れて逆転勝利しました。私はやっぱり、この試合を見て感じたことがございます。私も含めて多くの方々が、「もうダメかな」と思ってしまった中で、闘っている選手が一途な思いでボールを追いかけてわずかな可能性にかけていく姿。これがやっぱり私たちの求める姿なのではないかなという風に、あらためて実感しました。こういった「ワクワクする試合を見せる」ということが、私の考える「感動」や「感激」の第一歩と思っております。
次の一歩は、やはりJ1昇格です。私たちは10年近く、これに挑戦してまいりました。これには大きな課題や壁があると思っております。その壁や課題に対して、逃げずに正面きって克服していく。新しい尹監督を軸にやっていくことを、この場を借りましてお約束いたします。
もっともっと先には夢があると思っております。まだ私たちのこの状況でなかなか言えることではないのですが、J1に上がればACLもあります。天皇杯や、ルヴァンカップもあります。そういったところでしっかり存在感を出すこと、これは私たちが追い求めていく姿だと思っております。これは私たちがプロである限り、掲げていく目標であると感じております。確かに、ここ数年、ここ10年間の、私たちのクラブの状況からこういった目標を立てることは、リアリティーがなかったり、現実性がなかったりするかもしれません。やっぱり大きな問題もいろいろあると思います。課題もあります。ただ、皆さまに忘れていただきたくないのは、かつて私たちのチームにはそういった時代があったということ。10年間という大きな時間が流れ、子どもたちの多くは私たちがJ1だったことすら知りません。私は、生まれも育ちも千葉のこの街です。もう1回、このフクアリでJ1の試合を子どもたちに見せてあげたい。これが私の就任1年目の目標でございます。





第1部

森本 航 代表取締役 挨拶

髙橋 悠太 GM 挨拶 →

尹 晶煥 監督 挨拶 →

質疑応答 →

新任コーチングスタッフ 挨拶 →


第2部

新加入選手 挨拶 →

質疑応答 →


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