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2021 January01

2021.1.16 UPDATE

【レポート】 2021シーズン新体制発表会見 [第1部] 質疑応答

レポート

質疑応答




―― GMを鈴木氏に任せた理由をお聞かせください。

森本 鈴木GMに関しては、まず本人自身がプロの選手であったこと、そして新潟で10年間のスカウトの経験があること、さらに福岡で強化部長としてJ1昇格の経験があること、こういったことを踏まえて実務経験に長けており、また選手心理も分かる。ここを評価してGMとしております。

―― 補強のポイントについてお聞きします。このメンバーを集めた理由と、この先、外国籍選手などの追加補強はあるのでしょうか?

鈴木今シーズンの補強についてですが、昨年のシーズン終盤から尹(晶煥)監督とコミュニケーションを取りながら補強を進めてきました。その中で昨年の補強のところで、あまり監督の意見というか、そこはあまり反映されていなかった部分もあると感じたので、今シーズンは監督のスタイルに合う選手を各ポジションで一人ずつ欲しいなと思い、監督と話をしながら獲得をしました。ポジションで2名獲得しているところもありますけど、大体のバランス、年齢のバランス、組み合わせのバランスを考えながら補強しました。
外国籍選手のところですが、まだ発表はできていないのですが交渉している選手が1名います。ポジションは前のほうの選手です。コロナの影響もあってすごく難しいところもあるのですが、最後のピースとして、そこのポジションをしっかり獲得できればと思っています。

―― 具体的に尹監督から、どのような要望があったのですか?

鈴木各ポジションで監督が求める資質というか、そういうところを監督と話をしながら、センターバックであれば高さと強さを、僕自身が一番こだわっていたのがCBで、リーダーシップが発揮できる選手がどうしても欲しいと。声が出せて経験があって全体を統率できる選手というのが絶対に必要だと思っていたので、鈴木大輔に来てもらい、そこの部分はうまくいったと思います。
サイドバックであればスピードと運動量があって攻撃にも関われる選手。ただ監督は守備のところを大切にしているので、伊東(幸敏)と小田(逸稀)に関しては高さ、身長はないですけど守備のところはしっかりできる選手なのでSBに関しては、その2人を獲得しました。中盤のサイドに関しては、個で打開ができる選手、状況打開ができる選手が少なかったのでそのリクエストと、僕自身も考えていたところなのでそのような補強をしました。

―― 昨シーズン、コロナ禍となり新たなファン獲得をする中で、地域との関わり合いがなかなかできなかったと思います。新たな体制となったことで、まだ具体的に決まってはいないと思いますが、今シーズンはこういったことをしていきたいなどの展望があれば教えてください。

森本たしかに昨年はコロナの関係で、ほとんどうちの社会連携活動ができなかったという非常に残念な年でした。今年は秋にWEリーグがスタートし、私どもがもっているレディースがプロに参画します。プロリーグになるにあたって、このチームを地域の皆さんと一緒に作り上げていくことをイメージしています。
Jリーグの顧客層で弱いのが、若い世代、特に女性の層、ここがJリーグのサポーターの中でも少なくなっております。どんどんサポーターの皆さんもお年を召している状況となっている中で、もっとファンの裾野を広げるためには新しいコンテンツで新しくファンを作る必要があると感じています。そういう意味では、今回のWEリーグは一つの大きなチャンスだと感じています。特に地域の学生の皆さん、または若い世代の女性の皆さん、こういったところを巻き込んでサッカーに関心がなくともジェフに関心をもっていただくような働きかけをしていきたいと感じております。

―― 難しいシーズンになることが予想される中で14位だったチームが自動昇格圏内を狙うということについては、クラブとしてどういうクラブ・組織にならなければいけないかという考えなのか。またチームとして、どういうチームにならなければ達成ができないと考えているのかを教えてください。

森本14位だったチームが2位になるというのは数学的に見たら難しい話ですが、実は今シーズンはJ1から2チームが降格しておりません。また勝点80台を取った2チームが昇格しております。と、なりますと昨年4位だった甲府とウチは勝ち数で1しか違っておりません。そういった意味で、ウチと甲府が(対戦成績)1勝1敗だったのですが、圧倒的な力の差があったかと言うと、ここから14位までのあいだは、これからの私たちの戦略、練習の仕方、また試合に臨む覚悟、こういったことで改善できるとGMと監督とも共有しております。まず私たちがそれをできると信じない限り実現できない目標だと思っておりますので、決して無理な目標ではないと感じております。

鈴木僕自身が昨年、ジェフに来て1年間トップチームの近くで仕事をさせてもらっている中で、トップチームの選手、それからスタッフもそうですが、長い間、J2で戦っているチーム、環境に恵まれたジェフというところで長くいる選手というのは、本人は気づいていないところもあるかもしれないですけど、少し意識が緩い部分があるのかなと常々感じていました。選手は今回、大幅に人数も入れ替わりましたし、その中でジェフというクラブに来て、「ここで上を目指して行くんだ」という強い向上心をもった選手を獲得したいと思っていて、そういう選手が多くなれば選手間の意識も変わってくると。編成の部分でもそういう風に考えて選手を獲得しました。ピッチ内のことですが、昨年、攻撃に関しても守備に関しても失点も非常に多かったですし、得点もなかなかたくさん取れないというシーズンでした。その中で攻撃に関しては戦い方が偏っていたというか、得点のパターンも偏っていましたし、相手が千葉と戦う上で対策をしやすかったのかなと。強化として年末からデータを含めて1年を振り返った中で、監督と今シーズンに向けて情報を共有しながら、もう少し攻撃のところに手を加えたい、攻撃のバリエーションを増やさなければ、なかなか得点力は上がってこないというところで、スタッフも少し入れ替えた方がいいのかなという思いもあったので、コーチ、フィジカルコーチ、新しく分析のコーチも来ましたけど、攻撃の部分で小林慶行コーチに来てもらいました。そこは攻撃にアクセントを付けてもらえるという思いがあるので、彼には期待をしています。
守備のところは先ほど話しましたけど、リーダーシップがあって経験がある選手がどうしても必要だと思っていたので、そういった部分で補強を進めました。今日のミーティングの時に選手・スタッフに話しましたが、昨年の順位で優勝・昇格というのは簡単なことではないので「一人ひとりの意識を変えて本気でチャレンジしていこう」とみんなで共有したので、僕自身すごく楽しみなシーズンになると期待しています。







第1部

森本 航 代表取締役 挨拶 →

鈴木 健仁 GM 挨拶 →

質疑応答


第2部

尹 晶煥監督、小林 慶行コーチ(新任) 挨拶 →

監督質疑応答 →

新加入選手挨拶・質疑応答(1) →

新加入選手挨拶・質疑応答(2) →


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