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2021 January01

2021.1.16 UPDATE

【レポート】 2021シーズン新体制発表会見 [第2部] 監督質疑応答

レポート

質疑応答




―― ここまでの補強の率直な感想と、社長やGMも口にしていましたが、昇格を目指す中で勝点の設定はありますか?

補強についてはチームの予算だったり、いろいろな問題があったと思うのですが、その状況に合わせて最善の補強をしてもらったと思っています。もちろん、どの選手が入ったとしても、それではまだまた足りないと思っています。ただ補強は済んだ状態で新しい選手たちとこれまでいる選手たちで、しっかり戦っていかなければならない。チームの目標というのが昇格なので、勝点が何点かはいま言えないのですが、平均的に見た時に80点以上を取らないと昇格はできないので、そこを目指していくためには本当に集中力を高くもっていかなければならない。まずは最後まで諦めない姿、そうしながら勝つ試合をしていかなければならないと思っています。そうするために目標を設定して今日からスタートを切ったので、大勢の選手が入ってきてくれたので、心機一転、新しいスタートを切っていきたいと思っています。

―― その中で、どういうサッカーを積み上げていきたいと考えているのですか?

去年は連戦でタイトな日程が続いた中で疲労が溜まっていって、そこは我々が戦い切れなかった部分の一つでもあるのですが、去年の経験を生かして、もっと攻撃的な守備、あとは全体的に攻撃的にできる部分を考えています。もちろん守備に重点を置くのですが、まずは攻撃的な守備を目指して今年はやっていきたいと思います。そうするためには運動量も必要になってきますし、精神力だったり、組織的な部分は本当に必要になってくると思っています。

―― 今日、(シーズン初めの)練習があったと思いますが、その雰囲気を教えてください。

今日も良いですし、いつも良いですし、今日、また新しい選手たちが入って来て本当に良い雰囲気でやれたと思っています。そういう風に見ていますし、今日だけは楽しんで、明日からはキツイ顔を見ていきたいと思っています。

―― 緊急事態宣言が出た影響で、選手を長時間、拘束しづらくなったと思いますが、何か影響はありますか?

長い時間、拘束したことはありませんが、個人が優先的に個人の管理を徹底しないといけませんし、小さい子どもではないので選手たちは個人個人が強い意識をもってやっていかなければいけません。もちろん会社はサポートをしてくれているので、あとは選手、個人々々の強い意識が必要になってくると思っています。

―― 攻撃的な守備という話がありましたが、J1に昇格するためには昨年から引き続きの部分が多いと思います。攻撃と守備、どのようなところをポイントに挙げて強化していきたのかを教えてください。

去年は勝ち星より負けが先行してしまったので、まずそれをひっくり返したいですし、守備だけしっかりやったとしても失点をしないわけではありません。攻撃だけをやったとしてもどんどん得点が生まれるわけではないので、攻撃的な守備、組織的な守備という話をしましたが、そこでは駆け引きが必要になってくると思いますし、90分を通して前から守備をやっていけるわけではないので、そこも駆け引きの部分でコントロールすることが必要になってきます。そのバランスを整えてしっかりやっていかなければならないと思っています。

―― 今日、選手を前にしてミーティングを行ったのならば、どのような話をしたのか教えてください。

選手たちがマスクをしていて誰が誰か把握できない状況だったので、それをピッチの上で把握していくしかないと思っています。「今年1年、同じ船に乗っていくので良い航海ができるように、しっかりやっていこう」という話と、「それぞれのためにお互いが助け合いながらやっていこう」と話をしました。また「大きい目標のために我々は犠牲心をもって貢献欲をもってやっていかなければいけない」とも話しました。これからもそういう話を続けてやっていこうと思っていますし、今日は初日なので深い話はしませんでした。簡単にそういう話をしました。

―― 昨シーズンの主力選手がかなりの人数が抜けて、尹さんのサッカーを表現する上で、昨シーズンはそれを浸透させるのになかなか難しい時間を過ごしたと思うのですが、主力選手が抜けたことにより、一からやり直さなければいけない不安はありますか?

主観的に見ればそういう人もいると思うのですが、今はどのチームも移動や移籍は多いですし、もちろん理解しなければいけない部分です。新加入選手の把握は直ぐに今、できていない状況ですが、キャンプやトレーニングを通じて選手たちに伝えられるように努力もしますし、選手たちも理解しようと努力をしてくれればと思っています。半分ぐらいは変わったのですが、あとの半数はしっかり残ってくれている。試合にしっかり絡んでくれる選手たちも多いので、すぐに吸収して適応してくれると思います。
新加入選手たちの新しくトライする気持ちが必要になってくると思いますし、今から熾烈な競争が始まってくると思います。これが足場であったりきっかけになって、本当に良い競争をして欲しいと思っています。全体が認識して意識を強く持ってくれれば強いチーム、強い集団になっていくと思っています。

―― 去年1年間を戦ってみて昇格圏に到達するためには、どんなチームを作らなければいけないと思いましたか?

もちろん攻撃がしっかりとできれば得点をして、ディフェンスがしっかりとできれば失点はしないのですが、J2は10年前と今では本当に大きな違いがあると思いますし、後は実力の差が拮抗していると思います。また90分間を通して集中して少ないチャンスの中で決め切るか、できないかで勝敗が分かれてくると思います。だからこそ90分を通して、その集中力を持続できればJ1に昇格できる何かをつかめると思っています。

―― 新型コロナウイルスの影響で、ちばぎんカップが中止となりました。シーズン前にサポーターの前でプレーをする貴重な機会が奪われる形となってしまいましたが率直な気持ちを教えてください。

惜しい部分ではあるのですが、また違う風に考えてみると、練習試合が入ったと聞いているので、それをYouTubeでも配信できる可能性はありますし、それが可能であればしたいと思っています。まずは一番に開幕戦の準備をするので、本当に多くの方がちばぎんカップに関心を持ってくださっているという気持ちは分かるのですが、柏レイソルがシーズンを遅く終えたという、その部分も含めて多くの方々に理解をしてほしいと思っています。

―― 今シーズン、コロナの影響でサポーターもなかなか元気になれない部分はありますが、監督自身がサポーターを元気づけたいという気持ちはありますか?

去年はアウェイでの勝ちのほうが多かったと思っています。ホームで多くのサポーターの方々の前で勝利を飾ることが一番の大きな力になると思っています。もちろん努力をしていなかったわけではないのですが、あのような結果になってしまったのは本当に申し訳ないことですし、ホームでは「勝っていかないといけない」と選手たちに話しています。ホームでもアウェイでも絶対的に勝つということが大きな力になると思っています。







第1部

森本 航 代表取締役 挨拶 →

鈴木 健仁 GM 挨拶 →

質疑応答 →


第2部

尹 晶煥監督、小林 慶行コーチ(新任) 挨拶 →

監督質疑応答

新加入選手挨拶・質疑応答(1) →

新加入選手挨拶・質疑応答(2) →


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