LADIES TEAM選手・試合情報
2017 SEASON MATCHES試合日程・結果
真夏のリーグカップ戦でチームとして初優勝を果たしたジェフユナイテッド市原・千葉レディースだが、リーグ戦再開後の成績は1勝1分2敗と思ったように勝ち星を積み上げられていない。
特に前節のアルビレックス新潟レディースとの試合では、開始3分に深澤里沙が先制点を決め理想的な展開にしたのだが、前半のうちに追いつかれると、後半開始早々失点をしてしまい、その後立て直す間もなく失点を重ね、終わってみれば1-5という、今シーズンの最多失点で敗れてしまった。
セカンドボールを拾われ、ゴール前に向かうプレーをさせてしまったこと、そして相手の攻撃を跳ね返せず受け身に回りすぎていた。
また、攻撃面では前線でボールを保持できず、なかなかシュートまで持ち込めない場面も散見していた。
三上尚子監督は「(戦い方を)徹底してきた相手に、はっきりとしたプレーができずに失点を重ねてしまいました」と試合を振り返った。
ただ、チームとしては下を向いてはいられない。
今シーズンの目標であるリーグ戦二桁勝利を達成させるためには、残り4試合を全勝しなければならない。非常に厳しいミッションではあるが、この目標を成し遂げるためにも一丸となって、チームのベースである“走る・闘う”を100%の力で表現し乗り超えたい。
1つも落とせない状況の中で、今節の対戦相手はリーグ首位を走る“強敵”日テレ・ベレーザとなる。11勝2分1敗、“リーグ最多の29得点、リーグ最少の6失点”という成績を残している。ボールポゼッションに長け、リーグ屈指の攻撃力を誇り、日本女子代表にも山下杏也加、阪口夢穂、中里優、隅田凛、長谷川唯、田中美南、籾木結花の7人が選出されるなど、ひと筋縄ではいかない相手だ。
ただ、どんなに強い相手でも必ず隙は生まれる。特に日テレ・ベレーザは試合の入りの部分はそれほど良くはない。直近の試合では3試合連続失点を記録しているだけに、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースとしては、訪れたチャンスをいかに決め切ることが出来るかが勝敗の鍵になる。
キャプテンの上野紗稀は「(前節の敗戦を受けて)どういったところが足りなかったのか、もう1度チームで共有し練習から修正していきたいと思います。まだまだ試合は続くので下は向かず今週(日テレ戦)の試合にいい状態で臨めるように調整していきます」と、ここからの踏ん張りを誓う。
チームは“リーグカップ女王”としての意地を見せたい。
90分間、ハードワークを徹底すること、チームの総力を結集することが不可欠となる日テレ・ベレーザ戦は17日(日)、フロンティアサッカーフィールド(習志野市)で午後3時にキックオフの笛が吹かれる。
TICKET INFOこの試合のチケット情報
9.17
(日)
15:00 KICKOFF
第15節
試合会場フロンティアサッカーフィールド
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