HEAD COACH
(今日のゲームは)難しい試合になると思っていました。
ディフェンスをきっちりやらなければならない場面が増えると思ってましたが、前半はそこを抑えきれなかったのが残念でした。長いボール一本に対する準備や対応が甘くて、攻守の切り替えも遅かったことで、リズムをつくれませんでした。
ただ後半は点を取りにいって最後まで粘り強くできたこと、結果として逆転できたことはよかったと思います。
―― 次の試合に向けて
一発勝負なのでしっかりと守備をして、今シーズン自分たちがやってきたことを思い切って出せるようにしたいと思います。
結果がすべての大会なので勝てたことが一番よかったです。
試合前から厳しい戦いになることはわかっていました。先制点を取ったあと、前線で深追いしたことで中盤が間延びしてしまい、そこで(相手に)先手を取られる時間帯が続いて焦れてしまったところがありました。それに、注意していたロングボールにしっかり対応できなかったので、そこは次への課題です。
―― 先制点のシーンについて
セットプレーでは常にゴールを狙っていますが、こず(MF瀬戸口)からすごくボールが来たので、狙いどおりの得点でした。先週の試合でアシストをしたので、今日はゴールを決めたいと思ってました(笑)
後半は、(リードされていても)「勝てる」という気持ちがみんなあったので、プラスの声を出していこうということで、みんなで一丸になることができました。
―― 準々決勝の相手が、これまで負けたことのないAC長野に決まって
どうしても千葉に勝ちたいという思いがあることを知っていますが、どこが相手でも勝つという気持ちで戦っていきたいと思います。
―― 後半途中から出場について
なかなか裏が取れていなくて自分たちのペースが掴めてないなと前半見ていて思ったので、そこは意識してピッチに入りました。相手も疲れてきてるなと感じたので、裏に出ていくこととFWのサポートを速くすることなど、走ることを意識しました。
チャンスはつくってもシュートがなかなか入らなかったので、残り20分くらいのときはちょっと焦っていたんですが、自分たちのペースだったので「決められる」と信じてプレーしていました。
―― 同点ゴールについて
みんなで頑張って奪ったコーナーキックだったので、ここで決めたいと思ったことがゴールにつながったと思うのですが、練習では一回も決めたことがなかったので、奇跡的なシュートだったと思います(笑)
―― 逆転ゴールについて
相手のゴールキーパーが結構ボールをこぼしていたので、こぼれ球は狙っていました。いいところにこぼれてきたので「ごっつぁんゴール」でした。なかなか決められない苦しい時間が続いていたので、決まったときは嬉しかったです。
―― 準々決勝のAC長野戦について
相手は球際を厳しくしてくると思うので、ジェフの良さの「裏」を意識して、チーム全員で走って勝ちたいと思います。
前半を1-2でリードされた状況で後半の頭から入りました。
勝たなければ次に進めないので、守備もやりつつゴールにも向かっていかなければならないという気持ちでした。監督からは、前線で起点になることと裏のスペースを狙うようにという指示がありました。
前線でプレッシャーをかけることは出来たかなと思ってますが、FWで出た以上こういう試合で点を取らなければいけないと思うので、その部分でチームに貢献することが自分にとって大事だと思います。
(千野選手の)逆転ゴールが決まったときは、嬉しいというよりもホっとした気持ちでした。
―― 準々決勝について
ジェフとして今シーズンやってきたことをしっかり全体でできれば勝てると思うので、一週間しかありませんがしっかり準備していきたいと思います。