LADIES TEAM選手・試合情報
2018 SEASON MATCHES試合日程・結果
プレナスなでしこリーグカップ1部Aグループの2試合を消化し、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(以下:ジェフL)は1分1敗の成績で、グループ3位につけている。決勝に進出できるチームは1チームのみ。非常に狭き門になっており、ここからは絶対に負けられない戦いが続いて行く。
その中、前節のアルビレックス新潟レディース(以下:新潟L)戦では試合を優位に進めるも60分に先制点を許す苦しい展開となった。
しかし勝点3への執念をピッチ上でほとばしらせたジェフLは、90分に今シーズン初先発を果たした大澤春花が同点ゴールを決めてみせた。
「トップチームでの初得点を取れたということはとても嬉しく思います。コーナーキックのこぼれだったので、いい形からではなかったけれど点を取るという結果を出せて良かったと思います」(大澤)。
リーグ戦を含めてまだ勝利がないチームにとって、自分たちのやり方に自信を持つためにも是が非でも結果が欲しい。
若林美里は「90分でなんとか同点にすることが出来ましたが、結果的に引き分けという形で終わってしまいました」と勝利への飢えを口にした。
今節の対戦相手となる浦和レッドダイヤモンズレディースは、カップ戦で2戦2勝をマーク。攻撃面では積極性を全面に押し出し、“1点でも多く得点を取って勝つ”サッカーで快進撃を続けている。
前節の日体大FIELDS横浜戦では、日本女子代表に参加する池田紀子、猶本光、菅澤優衣香が不在にも関わらず安藤梢と清家貴子がゴールネットを揺らした。
この他にも吉良知夏や白木星など個の力のあるタレントが揃っていることから、相手に楽にボールを持たせないように厳しくマークをしたい。
また、中盤の柴田華絵や加藤千佳がチャンスを創出し、新加入の佐々木繭が引き締め、最終ラインには高畑志帆、長船加奈などの守備陣が直近2試合零封の立役者となっている。
来週にはリーグ戦が再開し、再び顔を合わせることから、何が何でも引きずり降ろさなければならない相手でもある。
ジェフLは、攻撃から守備の切り替わった際の帰陣を早め中央の守備を堅固にする。そしてディフェンスでの耐久力を示し、ここまで積み上げてきた走力を生かしながら、カウンターから好機を作り積極的な姿勢を打ち出したい。
根本望央は言う。
「(新潟L戦では)ゲームが相手の流れになってしまい危ない場面もありましたが、そこで失点をせずに全員で守り切り、得点できたことはチームにとってプラスになったと思います」
チームの総力を示すことで必ず勝利の女神は微笑んでくれるはずだ。
泥臭いプレーを信条に戦う選手たちにスタジアムで熱いエールを送って欲しい。
試合は21日(土)午後3時からゼットエーオリプリスタジアムで行われる。
TICKET INFOこの試合のチケット情報
4.21
(土)
15:00 KICKOFF
第4節
試合会場ゼットエーオリプリスタジアム
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