LADIES TEAM選手・試合情報
2018 SEASON MATCHES試合日程・結果
プレナスなでしこリーグは第9節までが終了し、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(以下:ジェフL)は、ここまでの前半戦を3勝4分2敗の成績を残し6位で折り返すことになった。
ただチームには、この成績に満足している者など一人としていない。
勝てる試合をフイにしたこと、ドローで終えられた試合を落としたことなど、勝ち切ることが出来なかった試合が多かったからだ。
チームが改善すべきは2点ある。
1つ目は得点力だ。リーグ8得点は下位から数えて2番目だ。崩せるシーンも増えてきているだけに着実にゴールを決めなければいけない。
そして2つ目が試合運びの悪さだ。前回のリーグ戦・AC長野パルセイロ・レディースとの一戦では、2対0とリードしながらもチーム内の意思統一があやふやとなり相手に試合の流れを渡してしまいドローという形で終えてしまった。
先制点を決めた山崎円美は「前半は良い戦いが出来てしっかりと得点を取れた所までは良かったと思います。後半にトドメを刺せなかったこと、同点に追いつかれてしまったこと、前半と同じ戦いが出来なかったことは残念で悔しいですし反省です」と口にした。
そして、リーグ戦は中断期間を迎えるが、今週末からは再び、なでしこリーグカップ1部がスタートする。
ジェフLにとって仕切り直しをするためにも負けられないのが、9日(土)に千葉県総合スポーツセンター東総運動場陸上競技場で行われる日体大FIELDS横浜戦(以下:F日体大)となる。
ただ、チームはグループステージでは2分1敗と未だに勝星がないからこそ、逆襲への足がかりにしたいところだ。
5月6日に行われたリーグでの対戦では、ジェフLが深澤里沙と瀬戸口梢の得点で試合をモノにしたが、この試合でも同様に、先制点、そして追加点を決めることが重要になるだろう。
また、F日体大は前線の選手にロングパスを送り、縦に早い攻撃を武器とすることから、集中力を切らさずに粘り強いディフェンスを見せ、球際と予測で相手を上回りセカンドボールを拾うことが大事になる。
若林美里は「カップ戦が始まりますが結果を残せるように気を引き締めて自分たちの良さを出したいと思います」と力を込めると、深澤も「しっかりと勝てるチームになれるようにカップ戦でも1つずつ勝って行きたいと思います」と続けた。
攻守において多くの選手が関わりながらペースを握る。クオリティの高いプレーを見せつつ、勝利への気持ちをピッチで表現することで最高のホームゲームにしたい。