LADIES TEAM選手・試合情報

2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

なでしこリーグカップ1部第4節を終え、グループBに所属するジェフLは4位(1分2敗)に沈んでいる。

前節の浦和戦では、前半に3度の決定機を作ったが仕留め切れず、69分にセットプレーの流れの中で失点。「決めるべきところで決めないと今日のような結果になると痛感した試合でした。仕留めきれないと勝点3はついてきません」と山崎円美が力なく語った通り、悔いの残る敗戦となった。
ビルドアップでのミスや距離感の悪さなど課題もあるが、これを全員が共有し、次戦までに修正することが上位進出への足がかりとなることは間違いない。

そこで、ホームで迎えるのが伊賀FCとなる。昨シーズン、なでしこリーグ2部では2位以下のチームを突き放し圧倒的な力で優勝し、1部に昇格を果たすと、その勢いを保持したまま今シーズンのリーグ戦でも7位と健闘している。

2019シーズン、初顔合わせとなったリーグ第3節では、前半で3失点を許しトータルスコアでも0-4と敗北を喫した相手でもある。
伊賀FCはロングボールを敵陣深くに蹴り込み、プレスをかけゴールへとにじり寄る。
若林美里は「相手のやり方は、はっきりしています。前回のリーグ戦でも分かっていたのですが自分たちに甘さが出ました」と口にした。
注意すべき選手だったキャプテンの杉田亜未にハットトリックを許し、道上彩花にもゴールを決められた。
今回の戦いでも伊賀FCのキーマンとなるこの二人を抑えることが重要なポイントになるだろう。
また、昨シーズンまでジェフLに所属していた安齋結花や三橋明香もチームを支える存在となっていることもあり警戒が必要だ。

若林は言う。
「前からプレッシャーに行って、蹴られても、しっかりと2ラインを作りたいと思います。ファーストで競ってセカンドを拾うことを徹底する。そこでゲームを支配してゴールを取りたいと思っています」

ジェフLにとっては、ここで負けるとグループリーグ最下位に落ちてしまうため踏ん張りどころだ。
勝点3を取るためにもシュートシーンを増やし、貪欲にフィニッシュで終わること、足を振って行くことで攻撃に厚みをもたせたい。

山崎は「決定機を決めること、走り負けないこと、絶対負けない気持ちで自分たちのプレーを徹底したいです」と、その口調からは力強さと信念が感じられた。

ホームアドバンテージを生かして試合を優位に進めること、何よりも全選手がそれぞれの持ち場で全力を尽くし、「走る・闘う」をピッチで表現し、ファン・サポーターに勝利を捧げたい。
TICKET INFOこの試合のチケット情報

6.8 (土) 14:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグカップ1部 第5節

試合会場第一カッターフィールド

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