LADIES TEAM選手・試合情報

2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

およそ三カ月ぶりとなるプレナスなでしこリーグが再開し、後半戦の火ぶたが切られた。ジェフLはアウェイでノジマと対戦し2-1で勝利を収め、好スタートを切った。

その中、8日に予定されていた第11節・日テレ戦が台風15号の影響で中止となり、今節のF日体大戦を迎えることとなった。

藤井奈々監督は「台風で(日テレ戦が)中止となりました。市原市や千葉市の復旧がままならない状況の中で、今節は市原市で試合をさせていただきます。地域の皆さんのために出来ることは少しかもしれませんが、ジェフLは、市原・千葉がチーム名に入っているチームなので、少しでも明るいことや前向きになれる結果を出すことが、私たちが一番に出来ることだと思っています。地域の皆さんの思いを胸に、私たちも精一杯に戦いたいと思います」と胸の内を綴った。

ジェフLは現時点で、1試合未消化で5位。首位を走る浦和との勝点は6差であり、トップ集団に食らいついていくためにも今節は負けられない試合となる。

対戦相手のF日体大は10チーム中、勝点7で最下位(2勝1分8敗)に沈み、前節のI神戸戦では1-4、前々節の浦和戦では0-6と大敗を喫している。
浮上を妨げる要因としては、リーグ最多の39失点が足かせになっている印象だ。
しかし、一方の得点はジェフLの10得点を上回る11得点をマーク。チームの中心でキャプテンの嶋田千秋が中盤のつなぎ役となり、さらに得点ランキング3位(6得点)の児野楓香や鋭いドリブルが持ち味の今井裕里奈には警戒が必要だ。

藤井監督は試合のポイントを次のように言う。
「立ち上がりや締める時間での失点、連係ミスでチャンスを与えないこと。ボールコントロールが出来る時間を増やせるかが重要になります」
90分間、細心の注意を払うことを心がけなければならない。

また、ジェフLとしては攻撃陣の奮起に期待がかかる。前線から連動したプレスをかけ、ボールを奪ったらパスをつなぎ攻撃を組み立てていくことで先制点を取り、主導権を握る試合運びが理想だ。
「勝点3を取りにいく。その気持ちは、チーム全体としてのベクトルが合っているので、ピッチで表現したいと思っています」(藤井監督)。

第5節のアウェイでの対戦では2-0で勝利を収めているが、相手を攻略できず勝点を奪い損ねる試合だけは避けたい。
ゴール前でのクオリティが勝負の行方を左右するポイントになることは間違いない。
若林美里は「どれだけ優勝争いに食い込んでいけるかが重要です。流れの中で得点を取れていることは昨年と比べると成長をしている点です」と口にした。

また、足のケガで長期離脱していた成宮唯が完全復活したことで、前への推進力とチャンスメークが増加。“決めるべき時に決める”ことで得点を積み上げる。
監督、コーチ、スタッフ、選手、そしてサポーターを含め、全員の力を結集させ多くの方に元気や勇気を届けられる試合にしたい。

試合は、ゼットエーオリプリスタジアムで16日(月・祝)17:00キックオフ!
TICKET INFOこの試合のチケット情報

9.16 (月) 17:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグ1部 第12節

試合会場ゼットエーオリプリスタジアム

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