LADIES TEAM選手・試合情報

2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

12日に開催予定だった第15節・伊賀FC戦が台風19号の影響で中止となり、代替開催日は14日(月・祝)に決定した。

ジェフLの現時点での順位を整理すると1試合未消化ながら勝点23で4位につけている。3位のI神戸との差は僅かに「1」。目標とするトップ3以内でフィニッシュをするためにも今節の伊賀FC戦は勝点3が絶対に必要となる試合だ。

直近の試合を振り返ってみると、ホームゲーム・F日体大戦では2-1と逆転勝利を収め、続くアウェイ2連戦では、新潟Lと1-1、マイナビとは2-2とし、勝点1ずつを持ち帰ってきた。勝機があっただけに2戦ドローという結果に悔いが残る。「勝ちたかった」と大滝麻未は唇を噛んだ。

特に警戒していたセットプレーでの失点は反省点だが、得点力に課題を抱えていたチームに、ゴール前での迫力が加わってきたことはプラス材料でもある。
「点を取れていることはプラスです。流れの中で、早い時間帯にゴールを取ることが理想です」(大滝)。

一方の伊賀FCは直近の3試合で1勝2分。前節のF日体大戦(1-1)では、先制される苦しい展開となったが終盤に同点に追いついている。

今シーズン、伊賀FCとはリーグカップを含め3度対戦しているが成績は1分2敗。3試合で10失点はいただけない。

その原因を探るとジェフLのセットプレーでの対応に甘さが目立つ。
林香奈絵は「トレーニングの中でもセットプレーを入念に確認していますが、フォーメーションや技術ではなく、気持ちの部分だと思っています。一人ひとりの闘う姿勢をもっと出さなければいけません」と守備意識の再確認を誓う。

また、林は伊賀FCの印象を「パワフルに縦に強く、前への鋭さがあります」と話すと「それを跳ね返すために、自分たちも前から行きたいです」と続けた。

相手の前線には道上彩花や西川明花、杉田亜未、安齋結花などボールを収める選手がいるが、ファーストの部分でボールへのプレッシャーをかけて、セカンドボールを回収することで自由にプレーをさせないことを徹底したい。

林は次のように意気込みを口にする。
「チームとして得点力は付いてきています。しかし、リーグ後半戦に入り、まだ無失点試合がないので相手をしっかりと抑えゼロを目指します」

上位に食らいついていくためにも絶対に落とせない試合となる。選手とサポーターの思いを結集させ、この一戦に臨みたい。

目標達成に向けて、スパートをかける熱い戦いは、千葉県総合スポーツセンター東総運動場陸上競技場(旭市)で14:00からキックオフの予定だ。