LADIES TEAM選手・試合情報
2019 SEASON MATCHES試合日程・結果
前節の伊賀FC戦は、課題が課題のまま残ってしまった敗戦(0-1)だった。
ジェフLの立ち上がりは良く、ロングボールを放り込んでくる相手に負けず、ボールを弾き返すとセカンドボールを回収し攻撃につなげ、伊賀FCを押し込むシーンが増えていた。苦手とするセットプレーの場面でも体を張っていたのだが、試合終了間際の89分にコーナーキックから失点。最後の最後でワンプレーに泣いた。
成宮唯は「最後の最後に弱さが出てしまいました」と話すと「リーグ10戦負けなしできていたので、この敗戦は痛いです。セットプレーでの失点が多く、セットプレーでの得点がない状況なので、これを改善しなければいけません」と続けた。
その中、ジェフLは1試合未消化ながら現在の順位は4位。勝点23は3位I神戸と4ポイント差。目標とするリーグ3位以内に入るためにも、今節のAC長野戦は非常に重要な試合となる。
またホーム3連戦の第2ラウンド、中4日での試合となるため、時間を有効に使いコンディションの回復と戦術のメンテナンスに当てて万全の状態で挑みたい。
一方、勝点12で8位につけているAC長野は、前節の試合は台風19号の影響で試合が順延となっている。リーグ後半戦は1勝4敗と波に乗れていないが難しい戦いになることは間違いない。
フォワードには、ゴールへの嗅覚が鋭く決定力が際立つ日本女子代表の横山久美が構える。
上野紗稀は「(AC長野には)横山選手という絶対的なストライカーがいて、守備面で1対1で負けないこと、シュートを打たせないことは、チームとしての共有事項とし、細心の注意をしなければいけません」と言葉に力を込める。
また鈴木陽や三谷沙也加、大久保舞など攻撃力のある選手が脇を固めており「(積極的にプレスで)バックパスを狙って走ってくるので、ビルドアップでのポジショニングやパススピードに注意をしたいと思います」と上野は口にした。
AC長野の出鼻を挫くためにも先制点を取りたい。
ワンタッチでボールを落としサイドチェンジから得点を狙う場面や左サイドの連動性が増えたことで相手を崩せる場面が増えている。
成宮は攻撃面での手応えを次のように言う。
「自分を含め、山崎選手と上野選手の距離間が良いですし、毎試合3枚で崩せるようにしたいです。あとはフィニッシュを決めるだけだと感じます」
正念場が続くからこそ1試合の重み、1得点の重みは計り知れないものとなる。
「得点にこだわらなければいけません」(成宮)。
「得点を決めないと勝てないのでチームとしてゴールを決めたいと思います」(上野)。
公式戦ではAC長野に一度も負けていない不敗神話もあるが、おごりなく信じ戦うことも必要だ。
また、両チームのホームタウンを含め、昨今、日本を襲った台風の影響は各地で甚大な被害をもたらしている。地域に“勇気や元気を届ける”ためにも、ひた向きで最後まで諦めない粘り強いプレーをピッチで表現し、多くの人を勇気づける力と少しでも明るいニュースをフクアリから発信したい。
TICKET INFOこの試合のチケット情報
10.19
(土)
15:00 KICKOFF
第16節
試合会場フクダ電子アリーナ
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