LADIES TEAM選手・試合情報
2019 SEASON MATCHES試合日程・結果
19日(土)のAC長野戦は、試合開始早々の2分に西川彩華がミドルシュートを決め、17分にはクロスから成宮唯がヘディングを押し込み、終盤の苦しい時間を一丸となって耐えて無失点試合(2-0)を達成。上位チーム追撃の挑戦権を得た。
完封の立役者の一人である船田麻友は「勝つことの絶対条件は無失点試合だと思っています。後半戦では無失点試合がなく、悪い流れを切ってゼロで終えたことはプラスになったと思います」と前を向く。
今節の日テレ戦は、台風15号の影響により順延となり、23日(水)に代替えとなった。ジェフLとして、中3日での連戦となり体力的な消耗もあるがコンディションの回復と戦術のメンテナンスに力を注ぎ、次戦に備えたい。
ジェフLは勝点26で4位をキープ。対する日テレは勝点33で2位を走る。前の試合でI神戸と対戦し先制されながらも逆転勝利へとつなげており総得点49は伊達ではない強さを感じさせる。
ただ、この試合に3ポイントを積むことに成功すれば勝点27のI神戸を追い抜き目標とするリーグ3位以内へと到達できることから終盤戦の大一番になることは間違いない。
だが、目の前の相手は強敵である。
日本女子代表選手が0のジェフLに対して日テレには11名が在籍。一国の代表チームとの対戦と言っても過言ではない。
船田は「1人ひとりの個のレベルが高く間違いなく日本一と言ってもいいチーム。私たちはチャレンジャーとしてぶつかりたいですし、ジェフLがトップ3を狙うためには、その壁をぶち壊さなければいけない相手です」と力を込める。
やはり日テレの攻撃陣には注意が必要だ。キーパーから丁寧にパスをつなぎ、仕掛けながらフィニッシュへと持ち込む。
船田は「(日テレは)縦横無尽に攻めてくる印象です」と言うと「スペースがあれば、走ってパスをつないでくるので、縦、横のラインもコンパクトにすることが鍵になります。後ろから声をかけて締めることを大事にしたいです」と続けた。
日テレは、エンジンのかかりが遅く立ち上がりに失点をする傾向にある。
西川は「日テレの試合を見て攻略ができるチームでもあると感じていますし、先制して守り切れる自信もあります」と自信を覗かせる。
そのためにも先制点が大事なポイントだ。ゴールへの道筋を西川は次のように語る。
「チャンスを決め切ることが出来るか。AC長野戦のように多くのチャンスをフイにすると厳しい状態になります。守り切った中でカウンターから、どれだけ正確にパスつなげていけるか。日テレの中盤に負けないプレーをしたいと思います」
目の前の強敵を倒し自分たちの手で新たな歴史を作りたい。
グラウンドに流してきた汗や涙、悔しい思いも、勝つことで得た自信も、それらすべてをぶつけて勝どきを上げたい。
不屈の精神で道を切り拓く力が、ジェフLにはある。
TICKET INFOこの試合のチケット情報
10.23
(水)
19:00 KICKOFF
第11節
試合会場フクダ電子アリーナ
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