前半の立ち上がりで後ろがルーズになっていたところがあったので修正をしたことで前からの守備がハマり始めました。前半を0-0で終えて、決定機を決めていれば100点の出来でしたが、後半、相手の交代選手の質が上がり、バイタルでプッシュアップした後、ダイレクトでスルーパスが入ってくるなか、ファーストディフェンダーをはっきりとさせました。そこで攻撃のテンポを早めるプレーの指示をしました。残念ながら先制点を許す展開となり、裏を抜ける小澤を入れ、真ん中に曽根と田中を入れて、奪った後のフィードに期待をして送り出しましたが、追加点を取られてキツくなってしまいました。ただ前からの守備は対応できていたので全力は出せていた試合でした。
（すぐに皇后杯が始まるが？）リーグトップ3のチームに勝たなければ「優勝はない」と選手に発破をかけました。負けたら終わりの大会で、初戦も緊張感や負荷もかかります。短期決戦はうちにとってプラス材料。例え、怪我人が出ても弱くなるチームではないので自信をもって戦いたいと思います。

どこまでも駆け付けてくれるサポーターの存在は大きく、色々なご意見をいただく中で、「良くなっている」という良い感触があることは間接的に聞いています。それがもっと増えるように、上手くなれるように、強くなれるように伝えていきたいと思っています。彼女たちの力となるような応援をこれからもよろしくお願いします。

前半のチャンスを決め切らないと、こういった試合になると痛感しました。ファーストチャンスはこちらにあるのでズルズルといってしまうことが反省ですし、最後までやりきることを継続しなければいけません。浦和がつないでくるので前からのプレスがハマっていました。ボールを奪えていたシーンが多かったと感じます。ただ相手が先制をしたあと、布陣を変更しましたが対応が上手くいかず課題が出ました。
（皇后杯に向けて）一発勝負なので得点を取りにいくこと、後ろはゼロが大事になります。決めるところは決める、守るところは守ることをしっかりとしていきたいと思います。

（前節でリーグ150試合出場となったが？）素直に嬉しいですし、150試合の中でも、怪我明けの1分、5分の出場など色々とありました。今はコンディションも良く、この日を迎えられたことはポジティブです。ジェフLに加入して、サッカー、試合、そして得点に対する思いが今までと違ったものになっていて、怪我明けの今が（サッカー人生で）一番濃いものとなっています。
（試合を振り返ると？）前半からチャンスがあり決め切れず、それがすべてでした。苦しい中でディフェンスラインが守ってくれていました。攻撃陣が得点でチームを助けられなかったことが重くのしかかり反省しかありません。
（皇后杯に向けて）1点勝負になります。上を食ってやろうと挑んでくるのでチャレンジャーとして決勝戦まで進み、リーグ戦の悔しさを晴らしたいです。熱い応援をよろしくお願いいたします。

（リーグ150試合出場となったが？）1戦1戦を勝ちにこだわった積み重ねの結果が150試合です。
(試合を振り返ると)失点をしてから崩れてしまったと思います。ただ好機を決め切れなかった試合でした。得点を取れないことが敗因で、一人ひとりがゴールを意識していかなければいけませんし全員に責任があると思います。トータルで考えると目標とするリーグ3位以内を自分たちの手で落としてしまった、決定力の差を感じました。ただチーム力で勝てる場合もあります。5位ではなくもっと上を狙えるチームだとも思っています。
（皇后杯に向けて）トーナメントなので戦い方も変わってきます。うちはトーナメントに強い部分もあるので力を発揮したいです。悔しい思いをぶつけます。