LADIES TEAM選手・試合情報

2020 SEASON MATCHES試合日程・結果

リーグ戦3試合を終え、1勝2敗と黒星が先行しているが「方向性は、選手たちの中でだんだん理解が深まっており、自分たちの力が出せるようになってきていると感じます。それでも、まだ6~7割程度しか発揮できていないと思っているので、もっと質を高めていきたいと考えています」と猿澤真治監督はチームの成長への手応えを口にする。

前節のINAC神戸レオネッサ戦では0-2という結果で終わったが、前半からペースを握っていたのはジェフLだった。強度の高いプレスをかけることで相手の自由を奪い、ゴールに近いエリアでボールを奪取。果敢にシュートまで持ち込んだが、決めるべきチャンスで決められずI神戸に流れを渡してしまった。
前半に先制できていれば、試合の流れは違ったものになっただろう。それだけに決して悲観する内容ではなかったが、一瞬の隙を突かれての2失点で敗戦。14本ものシュートは実らず、1点が遠かった。
「課題は決め切る部分。ただ良い守備からビルドアップし、ボールを持つ回数は増えています。守備に関しては、監督がやりたい意図をみんなで理解して表現できています。効率的に前に行くためのボールの動かし方が、今までと変わった部分です」(MF成宮唯)。

今、ジェフLがやるべきことは強度の高いプレスを継続し先制点を奪うこと、そして一瞬たりとも相手に隙を見せないことだ。
そのために必要なものはジェフLの戦い方のベースとなっている“走る・闘う”姿勢をピッチで表現することでもある。

今節対戦する愛媛FCレディースは、今季からなでしこリーグ1部に昇格。開幕戦となったセレッソ大坂堺レディース戦では2-3で競り負け、2戦目のI神戸戦でも0-1で敗戦。しかし3戦目の伊賀FCくノ一三重戦では、先制されながらも逆転に成功、1部初勝利を飾っている。

GK船田麻友は愛媛Lの印象を次のように言う。
「どの位置からでもつないでボールを回してきますし、愛媛Lがボールを保持する時間が多くなると思います。前線の阿久根真奈選手、上野真実選手、大矢歩選手、山口千尋選手らが要所要所で隙を狙っているので、動き出しに注意しながらゲームを進めたいと思います」

攻撃のキーマンである成宮は「ジェフLが前から行けば愛媛Lに隙が出ると思っています。
相手のゴールに迫る回数も多くなったと感じていますし、それをプラスに捉えて決めるべき時に決めたいです」と話した。

ジェフLの底力を何としても見せつけ、ホーム初勝利を飾りたい。
「ジェフLのサッカーを期待してくれているサポーターも多いと思います。期待外れにならないサッカーをしたいですし、無失点試合がまだないのでクリーンシートを目指します」(船田)。

長らく続いた梅雨も明け、暑さ厳しい8月を迎えたが、この愛媛L戦を上昇へのエンジンに点火する試合としたいところだ。
上位に食い込むためにもチーム一丸となって勝利を掴み、勢いをつけたい。
TICKET INFOこの試合のチケット情報

8.10 (月) 18:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグ1部 第4節

試合会場ゼットエーオリプリスタジアム

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