LADIES TEAM選手・試合情報

2020 SEASON MATCHES試合日程・結果

6試合勝利から遠ざかるジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、第8節終了時点で勝点6の8位。今節でリーグ戦の半分を消化するため相手がどこであれ、これ以上は勝点を落としたくはない。

前節のセレッソ大阪堺レディース戦は2-0でリードして迎えた後半70分、76分に失点。勝点「3」が「1」となる、非常にもったいない試合となった。
猿澤真治監督は「勝てる内容だったと思いますが、最後の詰めが甘く同点で終わってしまいました。良かったところもありますが、反省点もたくさんある試合でした」と振り返った。

指揮官の言う通り、勝てる試合だったことは間違いない。前半と後半の序盤に得点を挙げ、攻撃の部分で良化が見えていたこともたしかだ。相手のシュート8本に対し、およそ2倍となる15本ものシュートシーンを作っていた。
「うまく攻撃できる手応えは選手たちも掴んだと思います」(猿澤監督)。

ただ、個の部分でミスが起きての連続失点。自分たちに足りないモノが何かをしっかりと分析して、今節はピッチで結果を出したい。
守護神・山根恵里奈は「どんなに良い形で攻撃していても綻びは出てしまいます。リスク管理や曖昧になる部分の対応をしっかりしたいと思います」と口にした。

対戦相手のアルビレックス新潟レディースは、前節のINAC神戸レオネッサ戦(2-1)で勝利を収め、勢いに乗っているチームだ。
日本代表組も多く、ゴールマウスを平尾知佳が守り、サイドバックには北川ひかるが構える。川村優理や上尾野辺めぐみが中盤をコントロールをし、年代別代表に選出される児野楓香がゴールを狙う。
「(新潟Lは)前線の選手は得点嗅覚が鋭く、司令塔となるキープレーヤーが揃っています。そこを機能させずに抑えることが出来ればと思っています」(山根)。
また、8月22日の第6節では一瞬の隙を児野に突かれ失点すると、さらにオウンゴールを献上し0-2で敗戦。内容では勝っていただけに、今節ではその借りを返したい。

2戦連続で先発出場を狙う藤代真帆は「縦へのスピードや守備でのスプリントで積極的なプレーしたいです。チームとして勝てていない流れをこの新潟L戦で払拭することで、良い流れにしたいと思っています」と力強く語った。

闘う姿勢を前面に出し、たとえ押し込まれる時間帯があっても我慢強く試合を進め、テンポの良いビルドアップからの攻撃で勝点3を積み上げるのみだ。

山根は今節に向けた意気込みを、次のように言う。
「応援してくださる皆さん、そして自分たちのためにも、(試合後に)『良い試合が出来た』と心から言えるようにしたいと思っています」

最後まで“走る・闘う”ことをピッチで表現し、フクアリに勝利の凱歌を響かせたい。
TICKET INFOこの試合のチケット情報

9.13 (日) 16:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグ1部 第10節

試合会場フクダ電子アリーナ

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