LADIES TEAM選手・試合情報

2020 SEASON MATCHES試合日程・結果

前節の愛媛FCレディース戦は、5-1のスコアで白星を掴んだジェフユナイテッド市原・千葉レディース。試合の入りからチームが躍動し、5分に先制点を決めると、そこから追加点、ダメ押し点を積み上げ、今シーズン2度目となる大量5得点で試合を制した。
猿澤真治監督は「早い時間帯に得点が取れたので、良い流れで試合を進めることが出来たと思います」と話した。
愛媛Lとの前回対戦では、攻めてはいるが得点が取れない試合展開だったが、この結果はチームの得点力が確実に向上していることを示している。

シーズン途中から採用したシステム[3-4-3]がハマり攻撃面で迫力を出せている。その肝となるのが両WBの位置取りにある。両翼が高いポジションを取り、相手陣内に押し込むことが重要なのだ。「勝ち切れない試合はWBが下がり、ボールを取れ切れないことがあります。チームとしてはWBを下げないこと、前からアグレッシブに戦うことを意識しなければ、勝利にはつながらないと思っています」(MF瀬戸口梢)。

リーグ最終節の対戦相手となるセレッソ大阪堺レディースはこれまで勝点29を積み上げ、リーグ4位(8勝5分4敗)という成績を残している。

DF林香奈絵は「相手は個々の能力が高く、若いチームで勢いがあります。前節のINAC(神戸レオネッサ)との対戦では2-0で勝っています。その試合を見ると“自分たちのサッカーで勝ち切った”という印象を受けました」と話す。
C大阪堺との前回対戦は、2点リードで試合を進めていたが追いつかれる結果となった。「試合終盤に押し込まれ、自分のミスもあって勝ち切れませんでした。受ける守備より攻めの姿勢を保った守備を心がけようと思っています」(林)と活躍を誓う。

また、C大阪堺も3バックシステムで臨んでくる可能性が高く、ミラーゲームになることが予想されるが、ジェフLとしては対面する相手に対し“剥がす・ズラす作業”が求められる。

林は力強い口調で言った。
「1対1で負けてしまうと不利になる状況になるので、高い意識をもってプレーをすること、相手を追い込み数的優位を前線で作れるかが大切になります。数的優位を作るにはハードワークが欠かせません。そのベースがあってこそ、自分たちのサッカーが出来ると思っています」

チームのベースである、最後まで“走る・闘う”ことをピッチで体現することが勝点3を引き寄せることになる。

この試合は、リーグ戦ラストゲームだ。試合に勝っても現在の6位から順位は変わらないが、チームとしては、勝って、勝点3を積み上げ、連勝で終えること、目の前の一戦に全力を注ぐことが、12月に開催される皇后杯に繋がるのだ。

瀬戸口は言う。
「最後に良い形で締め括り、皇后杯に繋げたいと思っています。シーズンの最後にサポータの皆さんの拍手の中で、でんぐり返しをしたいですし、ジェフLが良くなったと思っていただきたいです。そのために私たちは必死に戦います。一緒に戦ってもらえれば嬉しいです」

ジェフLは熱い想いを胸に秘め、リーグ戦、最後のピッチに立つ。

なお、この試合は21日(土)13時より駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場でキックオフされる。
TICKET INFOこの試合のチケット情報

11.21 (土) 13:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグ1部 第18節

試合会場駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

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