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2021 SEASON MATCHES試合日程・結果

結果はドローだが、着実に力をつけている



三菱重工浦和レッズレディースとの今季初対戦は、2‐2で引き分けた。

GKに清水栞、DFに田中真理子、石田菜々海、林香奈絵、藤代真帆、MFは鴨川実歩、岸川奈津希、小澤寛、南野亜里沙、城和怜奈、FWに大澤春花が名を連ねた。

開始2分、右サイドをドリブルで駆け上がった小澤がシュートを放つと、6分には藤代のクロスに大澤が頭で合わせたが惜しくもクロスバーに嫌われた。その後の9分には大澤がこぼれ球を右足で捻じ込み先制に成功。 「カットインをした時に相手が寄せてこなかったのでチャレンジをしました」と大澤はシュートシーンを振り返った。

1点を奪っても攻撃の手を緩めず追加点を狙い果敢に攻め込む。 全体をコンパクトにし、前から守備をハメていく狙い通りのプレーを表現できていたが、22分、MF遠藤優にミドルシュートを決められ同点とされてしまう。

しばらく、中盤でボールを奪っては奪い返す、一進一退の膠着状態が続いたが、44分、大澤が、この日、2得点目となる鮮やかなロングシュートを決める。 点取り屋として着実に力を付けている大澤は「キーパーが前に出ていたのが見えたので、そこもチャレンジをしました」と口にする。

1点リードし前半を折り返すと猿澤真治監督は、ハーフタイムに「相手を動かし、もっと攻撃に出よう」と声をかけ、選手を後半のピッチに送り出す。

中を締め、相手のボランチに対してもケアができていたのだが、昨シーズンのなでしこリーグ女王の浦和は選手の配置を変え、底力を見せてくる。 47分には裏を取られ、シュートまで持ち込まれたが清水が左手一本でこれをセーブ。しかし56分には1本の縦パスで背後を取られDF佐々木繭に打ち込まれ失点。再び同点にされた。

流れを取り戻し、そしてゴールを狙うため小澤に代えてMF安齋結花を投入しチャンスを生み出しにいく。 すると前半から左サイドで縦への突破を見せていた城和がドリブルで切り込み強烈なシュートを放つが、これは相手キーパーにセーブされる。 城和は「自分の特長であるスピードを生かし、ゴールを狙うことを意識しましたが、最後に決め切ることが課題だと感じました」と話した。

守備では粘り強く対応。ピッチ上の選手らは「もう1点取りにいこう!」と声を掛け合い、最後までピッチを駆け続けたが、それ以上スコアは動かず試合は終了となった。

猿澤監督が振り返る。
「守備の考え方をそれぞれが整理し、全体が戦術を理解した行動を取り、奪うところ、構えるところは整理されていました。立ち上がりは奪ったあとの展開で、ボールを動かすことはできていましたが、時間の経過と共に展開することが難しくなりました。リードしている時に精神的に苦しくなってしまい、その部分は、まだまだ力不足です」

失点はしたが、できることも増えていた。 チームはさらなる成長のため反省を胸に刻み、進化を続けていく。 個と組織の力を最大限に高め、WEリーグ開幕戦に向けて準備を進めたい。