決勝戦に向けての意気込みは。
決勝進出が久しいところで、「何とか勝ちたい」と強く思っていますし、良いプレーをして優勝できればと思っています。
注意したいポイントは。
勝てていない試合はセットプレーでやられているので、一番の注意ポイント。そして最後まで自分たちが自信を持って戦えるか、この2点が試合に勝ち切るポイントだと思っていますし、自分たちの力を出せれば必ず勝てると考えます。
前線からのプレスがポイントになるのか。
やり方もありますが、前からのプレッシャーもキーになってきますし、自分たちがどれだけ攻撃に出ていけるかもあります。リーグ戦では良い形で勝利できているので、良いイメージは持っていると思います。
中断期間では、どんな調整をしてきたのか。
リーグ前半戦を通して課題となったところを改善してきましたが、その中身を深く掘り下げて理解を深めたところがメインです。
選手の自信については。
浮ついている感じはしません。地に足がついていると思っています。
個人としての思いは。
大きなタイトルなので勝ちたい気持ちは強いです。千葉Lとして恥ずかしくない試合を見せたいですし、そういう試合をして勝ちたいと思っています。
ファン・サポーターに向けて。
全員が120%の力を出して戦っていきます。最後まで諦めない姿勢と勝ち切るところを見てもらえたらと思いますので、応援よろしくお願いします!
ここまでのトレーニングでは、何を大事に積み上げてきたのか。
守備をブレずにやった上で得点を取ることを徹底しています。空いた時間の中で守備は整理されたと思っています。
リーグ前半戦では、浦和に勝っているが。
リーグ戦では序盤に2点を取れたことが勝てた要因だと思いますが、タイトルが懸かった試合では、違った気持ち、違った試合になると思います。リーグ戦のことは忘れて、強い浦和に対して100%以上の準備をしていくだけです。
ポイントになるのは。
相手は個の能力が高いので、組織として自分たちがやってきたことをピッチで表現することができれば良い試合ができると思っています。ファン・サポーターの皆さんに良い試合を見せたいです。
セットプレーに関しては。
セットプレーで得点を取ることができれば勝つ確率が高くなります。自分のキックの質を追求しながら、そこで得点が取れれば優勝が見えてくるので、しっかりとやっていきたいです。
皇后杯を戦う中で、チームは成長していると思うが。
公式戦の中で、自分たちの力が発揮できたこと、複数得点を取れたことが自信に代わり、良いパフォーマンスを出せるようになります。その面では良い大会であり、千葉Lに良い流れがきていると思っています。
皇后杯のタイトルを取ることは、チームにどんな力を付けるのか。
非常に意味のあるタイトルです。中々、優勝を狙えるポジションにいませんでしたが、今大会、試合を勝ち進む中で手応えを掴みました。ここで優勝することでレベルアップしたチームに成れる。タイトルを取ることで大きな自信につながり、リーグ後期に臨めると思います。
浦和の印象、そして理想とする試合運びは。
浦和はボールを保持する時間が長く、つなぐところとロングボールを使ってカウンターで攻めてくるところを使い分けてきます。スピーディーな時もあれば、足元でつなぎ相手を剥がす連係した攻撃もあります。そこを理解した上で、私たちは守備をしなければいけません。千葉Lはアグレッシブな守備をベースとしていますが、それだけではなく相手に合わせた守備も必要だと思っています。試合運びとしては、リーグ戦のように入りが良ければ試合全体の流れが良くなると思うので、入りの10分、15分は集中したいと思っています。守備には自信を持っているので簡単に失点することはないと思いますし、「試合の入りと良い守備ができたら、自分たちに勝機がある」と思っています。
失点しないことの大切さについて。
リーグ戦と違いドローがない試合です。失点をすると焦りも出ますし、ビハインドを持つと迷いが出てきます。失点しなければ絶対に負けないので、千葉Lとしても大事にしているところです。ただ守っているだけでは勝てない。そこもサッカーの面白いところですが、ボールを奪い、攻撃につなげることをやっていきたいですし、失点しないことをベースに、そこからボールを奪いにいくことをやっていきたいです。
決勝戦が誕生日となるが。
決勝戦の日付を確認した時に「誕生日やん。私、持っているなと思いました(笑)」。チームメイトには準決勝が終わった後に話して「持っているね」と言ってくれました。私の運もあるのかなと、今は言えますけど(笑)。
タイトルに賭ける思いは。
9大会ぶりの決勝戦で、このタイトルを取ることで周りの意識や認識が変わると思っています。優勝の意味を大きく捉えているので、思い切り優勝だけを目指して頑張りたいです!