大宮V戦に向けて。
(公式戦が)1週間間隔の時と大きく変わらず前節の反省点を確認し、今節の大宮V戦に向けての準備をしました。相手は、そこまで勝ち切っていませんが、負け数は千葉Lと一緒で「順位も近いところにいるチームで楽に勝てる相手ではなく、戦術的に守ってくるところは守ってくるし、難しいところはたくさんある」という話しを選手にしました。ただ「恐れる必要はない」ということを含め、準備の段階で「自分たちが隙を見せないこと」を何度も確認をしました。
ポイントについては。
早い段階で得点を取れば難しい試合にはならないと思っています。大宮Vも「簡単にやられないように」と、試合に入ってくると思いますし、お互いが粘る形になるとギリギリの試合になります。前回対戦では、前半はある程度、攻撃することができましたが、後半になってカウンター気味の攻撃が冴えてきて引き分けとなりました。勝っている試合では前半から得点を取れている部分もあるので「次の試合も、それができるかどうか」という話をしました。
クリーンシートが続いているが要因は。
試合の流れであったり、守れる時はしっかりと守れています。攻めになれば人数をかけることができています。前回の試合は点差もあり、ミスもありましたが、ミスが少ないことも要因だと思います。
選手たちが自信を深めている感覚はあるのか。
皇后杯では決勝戦まで無失点で進みました。リーグ戦に入り上手くいきませんでしたが、チームとして整理された中で、「しっかり守備をすればやられない」自信をもっていますし、お互いに要求する部分や状況など、試合をするたびに整理され、お互いがコミュニケーションを取りながら良い守備ができていると思うので、その部分で言えば“やればやるほど質は上がっている”と思います。
大宮Vの印象、そしてポイントは。
大宮Vは順位的には千葉Lより下位にいますが、負けている試合は多くはなく、守備が固いイメージがあります。まずは相手のディフェンスラインを自分たちのサッカーで崩し、先制点を取って勝ちたいと思います。
先制点を取るためには。
前からアグレッシブいって、積極的にシュートを狙っていきたいと思います。
前線からの守備については。
味方同士で声を掛け合って、前でボールを取りチャンスを作れているのは良いことだと感じます。
個人的には、どんなプレーをしたいのか。
得点を取ること、チャンスがあればシュートを打っていきたいです。
波に乗っていけそうか。
中々、得点が取れていなかったので、前節の得点が良いきっかけになればと思っています。
残り5試合に向けて。
チームとしては残り5試合を全勝するつもりで、一丸となって戦っていきたいです。個人としてはチームの勝利に貢献できるよう結果を残したいです。
3位以内に入る手応えについては。
3位以内を狙える位置にいると思いますし、そのためには勝つしかないので1戦1戦、勝利にこだわってプレーしたいと感じます。
攻撃のコンビネーションについては。
サイド攻撃の部分で、もっと中の入り方で工夫をしていけば得点は取れると思うのでコンビネーションで、しっかり崩していきたいと思います。
4連勝への思いは。
前節から2週間空いているので、気を緩めずに引き締めて、立ち上がりから自分たちのサッカーを表現したいと思います。
3試合先発出場をしているが。
1試合目が一番緊張しました(笑)。最初は守備だけを集中してやることを周りから言われましたが、試合を重ねるごとに周りの選手もビルドアップでも期待をしてくれていますし、3試合クリーンシートは自分にとって自信にもなっているので継続させたいですし、守備だけではなくビルドアップの攻撃でも得点に絡めるパスを出していきたいと思っています。
石田選手が先発してから負けなしだが。
目の前の試合を任されることを念頭に置き、まずはゼロで抑え、90分間、集中してプレーすること、余裕が出た時には前に付けるパスを意識したいと思っています。
もっと上げていきたい部分は。
毎日、1対1のトレーニングをしています。後ろの3枚は守備面で強いので、無失点を意識しています。
大宮V戦でのポイントは。
前節、ロングシュートを決めているのでフリーにさせないことが大事。ミーティングの中でも「大宮V は負けが少なく、引き分けが多い」という話をしました。得点を取るためには千葉(玲海菜)選手を生かすこと、後ろからのビルドアップが大事になってくると思います。
シーズン終盤戦に入っているが、プレッシャーを感じているのか、それとも良い成績で終えることにワクワクしているのか。
このまま勝ち進めば上位ですが、勝ち続けることは難しい中で、2敗した後の3連勝でチームは良い雰囲気でトレーニングができています。「その勢いを自分たちがどこまで勝ち続けられるか、自分がどこまでゼロで抑えられるのか」という楽しみがあります。もちろんプレッシャーもありますが楽しみな部分が強いです。