22日(日)にリーグ最終節を迎えるが、現在の心境は。
後半戦が始まってからは、あっと言う間でした。実際にシーズンがスタートし1年半が経っているので長かったような、相反する形ですが、ここまでは長い道のりだったと思います。
次の対戦は新潟L戦となるが、試合のポイントは。
他会場の結果待ちになりますが、みんなの気持ちはまとまっていると思いますし、準備もできています。戦い方としては、前節、最初に失点をしてしまったのはよくなかったと思いますが、凹むことなく前向きに4得点を取って勝ち切りました。そういう戦い方を次もやろうと思いますし、失うものは何もないので3位か、4位かの違いになるだけ。勝っても4位の可能性もありますが、その部分で「やり切ること、1点でも多く取ること」を求めていきたいと思います。
1得点でも多く取ることについて。
1得点でも多く取り、今シーズンを終えたいと思っているのですが、ただそんなに甘くもなく、自分たちの気持ち的には「向かっていくぞ!」というところで、それを出してグラウンドに入れば良い試合ができると思っています。
どんな部分に注意をしていきたいと考えているのか。
自分たちの良さを出せばやれると思います。センターフォワードの道上(彩花)選手は高さと強さがありますし、そこに良いボールが入れば得点までという能力を持っています。そこは注意深く入らなければいけません。個人で良い状況を作れる選手が何人かいるので、そこも要注意だと思います。チームとして戦って、それを出させないように、なおかつ上回れるように戦いたいと思います。
フクアリに大勢のお客さんが来場してくれると思うが、どんなサッカーを見せたいと考えているのか。
千葉Lらしいサッカーを見せたいですし、お客さんが喜んでくれたらと思っています。
今シーズンを振り返ると。
シーズンの長さについては、すごく長かったと思います(笑)。私たちは成長段階にあったチームでした。シーズンを通して成長していった今が、この3位を狙える順位にいます。成長してきたところを見せたいですし、それぞれで抱いていた思いや成長した部分を出せたらと思っています。
新潟Lの印象とポイントにしたい部分は。
ゴール前の守備が固い印象があります。特にセンターバックには強い選手がいますし、フォワードの道上(彩花)選手には強さや高さ、迫力があります。千葉Lとしては、目の前の相手に負けないことがマスト。その中でチームワークを表現すること。いつも通りに戦い、今の自分たちの力があれば勝てると思っています。ホーム最終戦で勝たなければいけない状況で難しい部分もありますし、若い選手がいる以上、経験不足なところもありますが、しっかり成長し結果も出して笑顔で終えたいと思っています。
前節はセットプレーで4得点をしたが、反省と収穫は。
試合の入りに関しては相手の方が優勢だったと思います。前半と後半の入りは押し込まれることが多かったので、意識していても先手を取られたことは課題。押し込まれてミスが失点につながったことは絶対になくしたい。中々、セットプレーで得点が取れていなかったのですが、鴨川(実歩)選手の良いボールを中の選手が決めるようになりました。展開が悪い中でもセットプレーで得点が取れると流れも軽くなります。新潟Lは対策をしてくると思いますが、個人としても勝っていけたらと思います。
次の最終節では、どんなプレーを見に来てくれた人に見せたいと考えているのか。
“走る・闘う”ことを言い続けてきましたが、ずっと守ってカウンターだけではなく、つないでクリエイティブなプレーや前線の選手のスピードなどワクワクさせるプレーを見せることができると思っています。フクアリに来てくれた皆さんには、「楽しかった」、「あの選手が好きだ」と思わせる試合ができると感じているので注目をしていただければと思っています。
チームは、どんな部分が成長しているのか。
4節まで勝てず、やっていたことが正しいのか分からない状況でした。勝ちを積み重ねることで、「こういうサッカーをすれば技術の高い相手でも良い試合ができた」という試合がありましたし、自分たちのやるべきことがシーズンを通して分かってきたこと、それを上手く表現できたシーズンだったと思います。
前節はセットプレーから4得点。キッカーとして思うことは。
監督も「千葉Lは身長がある中で、思ったようにセットプレーから得点を取れていない」と話しており、キッカーを主に務める自分も責任を感じていましたし、ちふれASエルフェン埼玉戦は上手くいきすぎたところで嬉しかったのですが、これまでにもっとセットプレーで点が取れていれば、上の順位にいけたと思うので悔しいところです。あの試合をすることができたので、次の試合、また来シーズンと、セットプレーで得点することは強みになると思います。
今節、複数得点で勝つことがポイントになるが、新潟L戦の印象やポイントにしたい部分は。
前回対戦では終盤のPKでギリギリに勝った相手であり、順位的には自分たちが上ですが、ほとんど互角の戦いでした。ただ失点してもセットプレーで得点をすることで試合運びが変わります。1本、1本、セットプレーを大事にしていきながら、流れの中でも得点することができれば良い試合になると思います。日テレ・東京ヴェルディベレーザの結果次第になりますが、自分たちは勝つしかないので、そこだけを意識してプレーしたいです。
最終節に向けて。
SNSなどのPRについては(クラブの)後押しを感じています。いつもより多くの人が見にきてくれると思うので、最終戦になりますが、成長した部分を表現して、「来シーズン、見にいこう」という試合をしたいと思っています。