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2018 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

相手を見極め、2得点で快勝!



フクアリでの2連勝は、この後に続くアウェイ連戦に向けて大きな弾みとなったに違いない。

中3日で向かえた3連戦のラストゲーム、フクアリに京都サンガF.C.を迎えた第6節は、前半に奪った2点のリードを守り抜いて2-0でフィニッシュ。今シーズン初の連勝で順位を上げた。

スタメンは前節に続く3-4-2-1の布陣。GKはロドリゲス。3バックは右に鳥海晃司、中央に近藤直也、左にエベルトが並び、ダブルボランチに熊谷アンドリューと茶島雄介が位置。中盤の右サイドには溝渕雄志、左サイドには初スタメンとなるルーキーの杉山弾斗が入り、1トップを張る指宿洋史の背後に船山貴之と清武功暉が並んだ。

前半はジェフの相手のサッカーに対する“対応力”が光った。溝渕が振り返る。

「前から来るのか、来ないのか、相手がどう出てくるかわからなかったんですけど、相手がどう出るかを自分たちで見極めて、焦らずにボールを動かせたと思います。もう少しゴールに向かえたらとも思っていましたけど、とにかく焦らずに、守備になったら前から行く。それを徹底できたので、主導権を握ることができました」

プレスに来ない相手に対し、ジェフは最終ラインでゆったりとボールを回し、相手を揺さぶりながらチャンスをうかがった。ここで不用意なボールロストやミスからカウンターを招くことなく主導権を握れたことで、落ち着いた試合運びを見せることができた。

先制点は24分。右サイドのゴールライン際でボールをキープした指宿がバックパスを送ると、溝渕がファーサイドにクロスを送る。飛び込んだのは、セットプレーの流れから前線に上がっていたエベルト。ヘディングシュートはゴール右隅に決まり、ジェフが試合を動かした。

追加点も理想的な時間に生まれた。直後の27分、ゴール正面、23メートル付近でFKを獲得したジェフは、茶島が直接シュート。壁に当たってこぼれたボールを再び茶島がシュートすると、ボールは相手に当たって熊谷の前に転がった。左足のシュートはゴール右隅に決まり、ジェフはリードを広げた。

後半の京都は、DF田中マルクス闘莉王を中盤に上げ、前線から積極的にプレスをかけるスタイルに切り替えた。やや押し込まれる場面もあったが、ジェフは近藤を中心に冷静に対応し、時折カウンターを狙って反撃も試みた。65分には負傷した鳥海に代わって新戦力のゲリアを投入し、システムを4バックに変更。課題を挙げるなら、その対応に少し時間がかかったことだ。指宿が言う。

「後半はもう少しうまくできたんじゃないかというのが正直なところです。追加点も取りたかったし、少し相手にボールを握られる時間が長かったので。ケガ人が出て、システムが変わってから、特にプレスのかけ方の部分でうまく対応できませんでした。ただ、今日勝てたことはチームにとって大きいと思います。次はアウェイだけど、これを続けないと」

確かに、後半については攻撃面でもの足りなさもあった。ジェフが“次の段階”に進むためには、早い時間に3点目を奪って試合を決める力をつけたい。船山が言う。

「今日に関しては3点目を取れなかったことが課題です。後半は少しスローダウンしてしまいました」

とはいえスタートダッシュの失敗は、着実に挽回しつつある。アウェイでの連戦でそれを続け、しっかりと勝点を持ち帰りたい。