昨シーズンも起こったことですが、今シーズンも同じことが起こりました。同じ試合の中に良いところと悪いところがあり、評価するのが難しいプレーも出てしまっています。いま、我々に起きていることは“普通”ではありません。確かに良い状況ではありませんが、だからこそ気持ちを強く持たなければなりません。

前半はそれほど悪くなかったと思いますし、後半開始直後には先制点を奪い、ゲームを支配していました。それでも、理解に苦しむようなゴールを許してしまい、崩れてしまった。それによって秩序もインテンシティも保てなくなってしまったので、そういう意味では戦術や戦略ではなく、メンタルの問題ではないかと思っています。それに関してもトレーニングを積んでいますが、いままで以上に、強いメンタルを手に入れるためのトレーニングをしなければなりません。

自分たちで崩してしまった試合でした。それだけです。相手の圧力を感じていたわけではなく、今日はすべて、自分たちのミスから招いた結果だと思います。選手全員が、もっと強い危機感を持って戦わないといけないと思います。

とにかく、選手たちでしっかりコミュニケーションを取ってやっていくしかありません。ゴールについてはいい形だったと思いますが、今日に関しては、取った後のことをチーム全体で考える必要があると思います。

ゴールシーンについては、いい形でボールをもらえたし、タカさん（船山）もちゃんと動いてくれていたので、丁寧にパスを出せば決めてくれると思いました。あのシーンに関しては良かったと思います。

今日は少し、後ろでボールを回しすぎてしまったのかなと思います。ボールをしっかり保持するという意識を全員が持っていたことはプラスに考えられると思いますが、「前に」という意識をもっと出したかったし、活かしたかった。失点をしてから崩れてしまうのは、自分たちの弱いところだと思います。

出場したらポジティブな変化を起こしたいと思っていました。自分としては悪くなかったと思いますが、やはりチームが負けてしまい、残念な結果に終わってしまいました。両チームとも前半から緊張感を持って戦っていたと思います。後半の立ち上がりにいい形でゴールを奪いましたが、それを続けられなかったことが残念です。

まずは、選手ひとりひとりがミスを減らすこと。チームとしてやるべきことをしっかりと整理し、ひとつずつ改善する必要があると思います。