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2018 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

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フアン エスナイデル監督

2つの側面がありました。前半に関しては良かったと思います。(町田)也真人のケガによってやりたかったことができなかったという部分はあるのですが、そこを少し修正して、いい内容の前半だったと思います。先制点を決めましたし、点差を広げるためのチャンスもありました。ただ、決定力がなかった。

後半は立ち上がりが良くなかったですね。少し後ろに下がってしまったし、ボールを簡単に失うシーンもありました。ロングパスを多用し過ぎたこともあるし、それは我々が得意とするサッカーではありません。もちろん、相手にもいい選手がたくさんいますから、そのまま主導権を握られてしまった。せっかくの先制点を守る守備もできず、後半に関してはミスが多かったと思います。相手はチャンスを確実にモノにしました。そういう意味では、この結果は公平だと思います。

―― 57分に為田大貴選手に代えて小島秀仁選手を投入し、システムを4-3-3に変更しました。

選手にとって良いポジショニングを探そうとしました。前半に関してはタカ(船山貴之)はサイドのポジションで良かったと思いますが、後半は少し良くなかった。それから、中盤の真ん中のところでボールを失っていたので、中盤をもう少し補強したかった。ただ、それはうまくいきませんでした。小島秀仁を投入してからも、ロングパスが多く、その流れは変わりませんでした。

そこが監督の難しいところです。起きていることに対して、それをストップする直接的な方法を見つけるのは難しい。今日に関してはピッチの中でネガティブなことが起きていることがわかっていたので、手を打ちました。それが効果的に機能しなかったことは残念ですし、監督として、悪い流れを止めることができなかった責任はあります。

我々にとって絶好のチャンスを失いました。それがとても残念です。個性を発揮し、責任を持ってプレーした前半があれだけ良かったわけですから、後半もそれを続けられなかったことが残念でなりません。もし勝っていたら、とても大切な勝利になっていましたから。

ただ、もう過ぎたことです。頭を切り替えて次の試合のことを考え、いい前半を持ち帰って次の横浜FC戦に向けて準備したいと思います。

INTERVIEW MOVIE

矢田 旭MF 20

前半は内容が良かったと思うし、ゴールを奪うこともできました。後半は相手が前から来るようになって、自分たちが受けきれずに崩れてしまった。相手のプレスに対して簡単に蹴って、それを拾われるの繰り返し。セカンドボールをほとんど拾われたことで、自陣に押し込まれる時間が続いてしまいました。

あのくらいのプレスを受けても、もう少ししっかりとつないで、プレッシャーを外せるようになることも必要だと思います。それが理想だけど、できないとしても、セカンドボールに対してもっと集中することが今日に関しては必要でした。後半は相手を押し込む時間が少なかったので、やりたいこともほとんどできませんでした。

佐藤 優也GK 23

後半の入りは、相手に合わせてしまった気がします。落ち着いて入ったからこそ、相手に合わせてしまった。前から来る相手に対して、ひとつ剥がして展開するという狙いはあったんですが、結果的には全体が少し下がって押し込まれてしまった。難しいところだと思います。1-0でリードしていたから、そこまでのリスクを負う必要もない。ただ、少しずつ下げられていたから押し上げなければいけないという葛藤もあって。その葛藤が、相手を勢いづけてしまったのかなと思います。

相手のFWは2人(ターレス、矢野貴章)とも高さと強さがあったので、対応するのは簡単ではありませんでした。結果として後ろが重たくなってしまったので、ラインを上げきれなかった。特に後半はウチのいいところが出せなかったんで、また冷静に振り返って、反省するところは反省して、次の試合に向かいたいと思います。

増嶋 竜也DF 5

後半に入って前に運ぶ回数が少なくなってしまい、ラインがズルズルと下がってしまいました。もう少しみんなでボールを受ける意識を持って、前半のようなボールの回し方ができれば結果は変わったのかなと思います。相手は後半からサイドバックとセンターバックの間のスペースに走ってきました。相手のサイドバックにプレスに行った時にギャップを突かれたりしていたので、もう少しちゃんとブロックを作って距離感をうまく保っていれば、中央で潰せたんじゃないかなと思います。結果的には、相手の狙いどおりの展開になってしまいました。

ここから上に行きたいという思いをみんなが持っていた試合だったし、J1から落ちてきたチームに対して実力を見せるチャンスでもありました。だから、どうしても勝ちたかった。前半はその思いが強く出ていただけに、後半はもったいない試合でした。