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2018 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

MANAGER

フアン エスナイデル監督

またしても、前半と後半でまったく違う内容のゲームになってしまいました。前半の決定力が高ければ違う結果になっていたと思います。相手の同点ゴールにダメージを与えられてしまった。かなりのハードワークをしましたが、フットボールは決定力が高いチームが勝つスポーツです。我々はすべてのチャンスを決めることができませんでした。

守備に関しては、後半は少し疲れてしまったかもしれません。我々は現状維持で納得するチームではなく、さらに良いものを求めるチームです。そういう意味では少しハードワークしすぎてしまったところがあるかもしれません。相手はチャンスをモノにしましたし、決定力が高かった。応援してくれたサポーター、ハードワークしてくれた選手に対して悲しい気持ちでいっぱいです。誰よりもこの試合に勝ちたいと思っていたのは選手ですし、選手たちとともに、これからも顔を上げて戦い続けるしかありません。すぐに次のゲームがあるので、しっかり準備したいと思います。

―― 今シーズンはゴール直後の失点が多いと感じます。

それは日本のサッカー全体に言えることだと思います。日本に来て以来、J1リーグもJ2リーグも多くの試合を観ますが、ゴール直後に失点するというケースは非常に多く見られる気がします。それをコントロールするのは確かに難しいのですが、我々だけではありません。もちろん、言い訳をしているわけではありませんし、トレーニングによって改善しなければならないと思っています。ただ、その現象自体は日本のサッカーで多く見られると思います。

―― どのような改善策が考えられますか?

集中力を高めるトレーニングをすることです。今日の試合でも、1-1のスコアになってから、あたかも負けているかのような雰囲気を自ら作ってしまった。しかし、実際のところはスコアは同点で、相手よりもいいプレーをしていました。そこをコントロールしなければならない。ただ、我々が先制点を奪った直後も、同じように4、5回のチャンスがあったことを忘れてはいけません。そこで決定力を上げていれば、きっと同じ質問を相手の監督にされていたことでしょう。

―― 後半開始時に矢田旭選手から小島秀仁選手に交代しました。その影響はありましたか?

ゲームプランに関しては、それによって狂ったことはありません。ただ、矢田と小島はタイプが違います。小島はケガ明けのゲームですから、入りが難しかったところもあるかもしれません。ただ、チームとしてやりたいことが変わったわけではありません。

INTERVIEW MOVIE

熊谷 アンドリューMF 18

前半はチームとしてやりたいことができました。ただ、相手ペースになった後半は耐えきれなかった。そこが敗因だと思います。ハーフタイムに指示があったのですが、それにうまく対応することができず、逆に相手の勢いを受ける形になって押し込まれてしまいました。それをピッチの中で挽回できなかったところに課題があると思います。

サイドバックに入った時に相手のプレスを受けてしまうことが多いので、僕たち中盤の選手がもう少し積極的にボールを受けないといけないと思います。相手が前から来た時のポゼッションは、もっと工夫しないといけないですね。ボランチが受けて、相手を1枚はがして前を向く。そういうプレーができれば相手のプレスを外せると思うので、僕を含めて、ボランチの工夫が必要だと思います。

増嶋 竜也DF 5

前半はいい形で攻めることができて、ゴールを奪って、さらにチャンスもあったし、守備面でも大きなピンチはなかったと思います。そこまでは良かったんですが、失点してから難しい試合になってしまった。後半は少しラインを下げる形でスタートしたんですが、プレッシャーを受けて、サイドで起点を作られるようになって、それにうまく対応できなかった。相手に押し込まれた状態でボールの失い方が悪くなってしまうと、どうしても距離感が遠いことでセカンドボールへの対応も遅くなってしまいます。そのあたりの修正は必要だと思います。

ただ、前半の内容については自信を持っていいと思うし、これを続けるべきだと思います。もちろん勝たなきゃいけない試合でした。でも、ここでバラバラにならないように、続けるべきことは続ける、修正すべきところは修正するという作業を繰り返すしかありません。

為田 大貴FW 13

やっぱり、追いつかれた後の試合運びに課題があると思います。振り出しに戻っただけなので落ち込む必要はないので、チームの中で悪い雰囲気にならないようにしないと。すごくシンプルな話しだけどそういうところが大事なので。

攻撃については、仕掛けてクロス、仕掛けてシュートだけを考えていました。(先制ゴールについては)ちょっと落ちたところにホアキンがいるのが見えたので、少しマイナス気味に。球質が良くなかったので、ホアキンがうまく流し込んでくれたと思います。自分のプレーについては最低でもCKを取れる自信があるので、僕がドリブルで押し込むことによって、リスクなく後ろでもパスを回せる。流れが悪い時は、どうしても自分たちのゴール前でパスを回すシーンが増えてしまいますよね。相手に勢いを持たせるようなパスの回し方になってしまうので、僕のようにドリブルを武器としている選手が敵陣深くまで運ぶことが大事かなと。もちろん、これからもそれを続けるべきだと思うし、乾の良さ、乾との連係もうまく活用しながら、武器にしなきゃいけないと思います。