HEAD COACH
前半は我々が主役だったと思います。後半は相手が主導権を握った試合だったかもしれません。結果については、我々のほうが決定力があったということ。選手たちの努力、ハードワーク、スタジアムの雰囲気も素晴らしく、サポーターはパシオン(情熱)を持って応援してくれました。本当に素晴らしい試合だったと思いますし、この勝点3を素直に喜びたいと思います。
(ゴールについては)勝負することは決めていたし、入って良かったです。ああやって粘り強く守れるのが、チームにとっていい時。いままでは、いい試合をしていたけど、こういう粘り強さがなくて、簡単にやられてしまうシーンが多かったと思います。それを考えれば、今日のほうがいい試合ができたというか、自分たちの悪いところは改善されていると思います。
1-1になってからは、みんなが割り切って、冷静に粘り強く戦えたと思います。僕のチャント? いやあ、まあ(照笑)。
前半の早い時間に点を取れたことは良かったんですけど、その直後に失点してしまって……。なかなか追加点を取ることはできなかったんですが、同点のまま粘れたことは良かったと思います。後半は相手に攻め込まれてキツい時間が続きましたし、これまでは、こういう展開から逆転されてしまうことが多かったので。
思うような展開ではなかったけれど、勝点3につながったことが何より。逆転した瞬間は、ホッとした気持ちと、残り時間を気合で乗り切らなきゃという気持ちと……。長かったですね。2連勝で、次の試合もいい形で迎えられると思います。この勝点3をポジティブに考えて、次の試合に向かいます。
我々にとって大事な、必要とした勝利をもぎ取ることができたと思います。90分間を通じて集中力を切らさない、それが大事だという意識で戦っていました(好セーブを連発したが?)自分の仕事が、チームの勝利につながったことが何より嬉しいですね。僕だけではなく、茶島の身体を張った守備も素晴らしかったし、ゴールポストに救われる幸運もありました。
タメ(為田大貴)のゴールは、チームの努力に値する勝利へと近づくものでした。だから、とても嬉しかった。ただ、まだ時間は残っていたので、集中力を切らさずに戦おうと考えていました。この勝利で手にした自信を持って、次の試合に臨みます。
素直に勝てて良かったと思います。主導権を握られる展開になってしまった理由は、僕たちのミスにあったと思います。ああいう展開だったので、2点目が決まったときは嬉しかったですね。タメが仕掛けた瞬間、「もう、行っちゃってくれ!」と願っていました(笑)。
その後の時間は、とにかくみんながゴール前で身体を張ったと思います。勝利に対する執念を見せられた時間でした。今日の試合に関しては耐えて、耐えての1勝でしたけど、これからチームが上昇する上ではとても重要な勝ち方だったと思います。勢いに乗って、次の試合も勝てるように頑張ります。