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2019 SEASON MATCHES試合日程・結果
ここが正念場だ。
江尻篤彦新体制は、ドロー発進から2連勝。3戦負けなしでいいリスタートを切ったが、その後の3戦は1分2敗と白星から遠ざかっている。第10節終了時点で勝点は「10」。順位は“下から4番目”の19位に沈み、序盤戦であるから上位陣とも大差ないとはいえ、シーズン開幕当初からのスタートダッシュを狙っていたチームとしては厳しい状況に追い込まれていると言わざるを得ない。
今シーズンは守備の安定感こそあれ、攻撃面では10試合で8得点と課題を残している。その改善のため、江尻監督は前節の横浜FC戦で“攻撃的なトライ”に着手。手応えと課題についてこう説明した。
「良い部分は、全体的に攻撃のところで厚みを増すことができたこと。今までちょっと単発的になってしまっていたところがあったので、そういう部分は良かったのかなと思います。ただ結果的に3失点してしまったというのは、僕にとってはすごく大きいポイントだったので、それも踏まえながら大宮戦に向けて考えている」
チームの現状について、為田大貴はこう話した。
「もう一度みんなで守備の部分を厳しく、そして攻撃面では最後のところを突きに行くことを徹底していきたいと思っています。周りの特長を生かして失点を減らす形の中で、自分の良さをプラスにすることを考えていけば、チームの得点力にもつながってくる」
ホーム・フクアリに迎える大宮アルディージャは、第10節終了時点で6勝2分2敗と大きく勝ち越し、水戸ホーリーホックに次ぐ2位につけている。圧巻は第6節以降の5試合。V・ファーレン長崎、ファジアーノ岡山、鹿児島ユナイテッドFC、横浜FC、FC町田ゼルビアを相手に破竹の5連勝を飾り、一躍上位に躍り出る絶好調ぶりだ。
高木琢也新監督が率いる今シーズンは特にこの5試合で守備の安定感が際立つようになり、個の力を持つタレントを活かした破壊力のある速攻で仕留めるスタイルを持ち味とする。中でも最前線に位置するフアンマ デルガドは出場9試合で4得点と得点源としての仕事をまっとうするだけでなく、2列目に位置する大前元紀や茨田陽生へのチャンスメイクも巧み。長崎をJ1昇格に導いた高木監督のマネジメント力は、新天地でもいかんなく発揮されている印象だ。
ジェフはもう一度、原点に立ち返りたい。まずは目の前の相手に勝ち、ひとつひとつの勝利を積み重ねてチームとしての勝利に結びつける。攻守におけるそんな“全員サッカー”が勝敗を左右するポイントとなることは間違いないだろう。
アラン ピニェイロの言葉が、見せるべき姿勢を物語っている。
「仮にスタメンで出られるとしたら、まずはチームを助けること、その上で自分のゴールを貪欲に狙っていきたいと思います。そしてさらに他の選手が活躍できるようにしっかりサポートをすること、そういった基本的なことをしっかりやっていきたい」
強い相手だからこそ、ホームでジェフの底力を見せつけたい。どんな相手にも勝てる力があることを、このゲームで証明しよう。
江尻 篤彦監督
アグレッシブに攻撃的な選手と配置を変えながらトライしたという、横浜FCとの試合でした。良い部分は、全体的に攻撃のところで厚みを増すことができたこと。今までちょっと単発的になってしまっていたところがあったので、そういう部分は良かったのかなと思います。ただ結果的に3失点してしまったというのは、僕にとってはすごく大きいポイントだったので、それも踏まえながら大宮戦に向けて考えている途中です。
（大宮の印象は）キャンプでトレーニングゲームをしたときと変わらないです。変わらないのは高木琢也が監督をしているということで、やっぱりしっかりとした準備をしているということ。あのとき（1月のトレーニングゲーム）はチームが始動して間もなかったですけど、もう既にそういう部分が見えていたので、あそこからしっかりと構築して5連勝しているなと思います。そういう相手にこちらも挑むという気持ちでいます。
為田 大貴
大宮は5連勝しているチームですが、自分がやることは変わりません。まずは対面の選手に走り負けないことと。あとは、工藤浩平選手、熊谷アンドリュー選手、矢田旭選手に、もっとボールを受けてもらえるシーンを、チームとして増やせれば、ボールを保持できると思っています。前節の横浜FC戦は崩れてしまいましたが、守備のところは安定してきています。やられないチームにはなっていると思うので、もう一度みんなで守備の部分を厳しく、そして攻撃面では最後のところを突きに行くことを徹底していきたいと思っています。周りの特長を生かして失点を減らす形の中で、自分の良さをプラスにすることを考えていけば、チームの得点力にもつながってくると思っています。自分の役割をしっかりとやっていきたいと考えています。
堀米 勇輝
（大宮戦は）自分たちのホームゲームです。しっかりと闘う姿勢を出すことは絶対に必要です。相手が3バックならミラーゲームになる可能性もあるので、1対1で負けないことと、プラス、どうやってズレを作るのか。ミラーゲームになった場合、ジェフが良い立ち位置に立てていれば押し込めるので、そこは意識してやっていきたいと思います。
（高木琢也監督が就任した大宮は）手堅く、セットプレーでも得点を取れるチームになっている印象があります。前線にはファンマ・デルガド選手がいて、そこを起点に勝ち続けている印象も持っています。大宮は、蹴ってくるチームではなくつなぐチームなので、ジェフがしっかりと準備をして臨むことができれば、良い試合になりますし勝ちに近づくと思っています。
アラン ピニェイロ
（大宮戦で）仮にスタメンで出られるとしたら、まずはチームを助けること、その上で自分のゴールを貪欲に狙っていきたいと思います。そしてさらに他の選手が活躍できるようにしっかりサポートをすること、そういった基本的なことをしっかりやっていきたいです。（2位・大宮との試合のあとは3位・甲府、4位・山形と）良い3チームとの試合が続きますが、私たちも良いチームです。（大宮戦後のアウェイの）2試合にポジティブなイメージでつなげるためにも、まずは大宮戦を大事にしていきたいです。ポジティブな自信を持つためと、順位表の中で少しずつポジションを上げていくためにも、間違いなく勝利が大事になってくると思います。（ジェフでの得点を）早く私も欲しいです。それが日曜日（大宮戦）になればいいなと思っています。
［前節の布陣／大宮］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／大宮］
J2第06節 03/30 vs 長崎（A） 1○0
J2第07節 04/03 vs 岡山（H） 2○1
J2第08節 04/07 vs 鹿児島（A） 2○0
J2第09節 04/14 vs 横浜FC（H） 2○1
J2第10節 04/21 vs 町田（A） 1○0
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第06節 03/30 vs 福岡（A） 1○0
J2第07節 04/03 vs 琉球（H） 1○0
J2第08節 04/07 vs 金沢（A） 0●1
J2第09節 04/14 vs 岡山（H） 0△0
J2第10節 04/21 vs 横浜FC（A） 1●3
［過去の対戦成績］
15/04/11 千葉 2-0 大宮
15/09/27 大宮 2-1 千葉
18/05/06 大宮 0-1 千葉
18/07/07 千葉 1-3 大宮
江尻篤彦新体制は、ドロー発進から2連勝。3戦負けなしでいいリスタートを切ったが、その後の3戦は1分2敗と白星から遠ざかっている。第10節終了時点で勝点は「10」。順位は“下から4番目”の19位に沈み、序盤戦であるから上位陣とも大差ないとはいえ、シーズン開幕当初からのスタートダッシュを狙っていたチームとしては厳しい状況に追い込まれていると言わざるを得ない。
今シーズンは守備の安定感こそあれ、攻撃面では10試合で8得点と課題を残している。その改善のため、江尻監督は前節の横浜FC戦で“攻撃的なトライ”に着手。手応えと課題についてこう説明した。
「良い部分は、全体的に攻撃のところで厚みを増すことができたこと。今までちょっと単発的になってしまっていたところがあったので、そういう部分は良かったのかなと思います。ただ結果的に3失点してしまったというのは、僕にとってはすごく大きいポイントだったので、それも踏まえながら大宮戦に向けて考えている」
チームの現状について、為田大貴はこう話した。
「もう一度みんなで守備の部分を厳しく、そして攻撃面では最後のところを突きに行くことを徹底していきたいと思っています。周りの特長を生かして失点を減らす形の中で、自分の良さをプラスにすることを考えていけば、チームの得点力にもつながってくる」
ホーム・フクアリに迎える大宮アルディージャは、第10節終了時点で6勝2分2敗と大きく勝ち越し、水戸ホーリーホックに次ぐ2位につけている。圧巻は第6節以降の5試合。V・ファーレン長崎、ファジアーノ岡山、鹿児島ユナイテッドFC、横浜FC、FC町田ゼルビアを相手に破竹の5連勝を飾り、一躍上位に躍り出る絶好調ぶりだ。
高木琢也新監督が率いる今シーズンは特にこの5試合で守備の安定感が際立つようになり、個の力を持つタレントを活かした破壊力のある速攻で仕留めるスタイルを持ち味とする。中でも最前線に位置するフアンマ デルガドは出場9試合で4得点と得点源としての仕事をまっとうするだけでなく、2列目に位置する大前元紀や茨田陽生へのチャンスメイクも巧み。長崎をJ1昇格に導いた高木監督のマネジメント力は、新天地でもいかんなく発揮されている印象だ。
ジェフはもう一度、原点に立ち返りたい。まずは目の前の相手に勝ち、ひとつひとつの勝利を積み重ねてチームとしての勝利に結びつける。攻守におけるそんな“全員サッカー”が勝敗を左右するポイントとなることは間違いないだろう。
アラン ピニェイロの言葉が、見せるべき姿勢を物語っている。
「仮にスタメンで出られるとしたら、まずはチームを助けること、その上で自分のゴールを貪欲に狙っていきたいと思います。そしてさらに他の選手が活躍できるようにしっかりサポートをすること、そういった基本的なことをしっかりやっていきたい」
強い相手だからこそ、ホームでジェフの底力を見せつけたい。どんな相手にも勝てる力があることを、このゲームで証明しよう。
江尻 篤彦監督
アグレッシブに攻撃的な選手と配置を変えながらトライしたという、横浜FCとの試合でした。良い部分は、全体的に攻撃のところで厚みを増すことができたこと。今までちょっと単発的になってしまっていたところがあったので、そういう部分は良かったのかなと思います。ただ結果的に3失点してしまったというのは、僕にとってはすごく大きいポイントだったので、それも踏まえながら大宮戦に向けて考えている途中です。
（大宮の印象は）キャンプでトレーニングゲームをしたときと変わらないです。変わらないのは高木琢也が監督をしているということで、やっぱりしっかりとした準備をしているということ。あのとき（1月のトレーニングゲーム）はチームが始動して間もなかったですけど、もう既にそういう部分が見えていたので、あそこからしっかりと構築して5連勝しているなと思います。そういう相手にこちらも挑むという気持ちでいます。
為田 大貴
大宮は5連勝しているチームですが、自分がやることは変わりません。まずは対面の選手に走り負けないことと。あとは、工藤浩平選手、熊谷アンドリュー選手、矢田旭選手に、もっとボールを受けてもらえるシーンを、チームとして増やせれば、ボールを保持できると思っています。前節の横浜FC戦は崩れてしまいましたが、守備のところは安定してきています。やられないチームにはなっていると思うので、もう一度みんなで守備の部分を厳しく、そして攻撃面では最後のところを突きに行くことを徹底していきたいと思っています。周りの特長を生かして失点を減らす形の中で、自分の良さをプラスにすることを考えていけば、チームの得点力にもつながってくると思っています。自分の役割をしっかりとやっていきたいと考えています。
堀米 勇輝
（大宮戦は）自分たちのホームゲームです。しっかりと闘う姿勢を出すことは絶対に必要です。相手が3バックならミラーゲームになる可能性もあるので、1対1で負けないことと、プラス、どうやってズレを作るのか。ミラーゲームになった場合、ジェフが良い立ち位置に立てていれば押し込めるので、そこは意識してやっていきたいと思います。
（高木琢也監督が就任した大宮は）手堅く、セットプレーでも得点を取れるチームになっている印象があります。前線にはファンマ・デルガド選手がいて、そこを起点に勝ち続けている印象も持っています。大宮は、蹴ってくるチームではなくつなぐチームなので、ジェフがしっかりと準備をして臨むことができれば、良い試合になりますし勝ちに近づくと思っています。
アラン ピニェイロ
（大宮戦で）仮にスタメンで出られるとしたら、まずはチームを助けること、その上で自分のゴールを貪欲に狙っていきたいと思います。そしてさらに他の選手が活躍できるようにしっかりサポートをすること、そういった基本的なことをしっかりやっていきたいです。（2位・大宮との試合のあとは3位・甲府、4位・山形と）良い3チームとの試合が続きますが、私たちも良いチームです。（大宮戦後のアウェイの）2試合にポジティブなイメージでつなげるためにも、まずは大宮戦を大事にしていきたいです。ポジティブな自信を持つためと、順位表の中で少しずつポジションを上げていくためにも、間違いなく勝利が大事になってくると思います。（ジェフでの得点を）早く私も欲しいです。それが日曜日（大宮戦）になればいいなと思っています。
［前節の布陣／大宮］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／大宮］
J2第06節 03/30 vs 長崎（A） 1○0
J2第07節 04/03 vs 岡山（H） 2○1
J2第08節 04/07 vs 鹿児島（A） 2○0
J2第09節 04/14 vs 横浜FC（H） 2○1
J2第10節 04/21 vs 町田（A） 1○0
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第06節 03/30 vs 福岡（A） 1○0
J2第07節 04/03 vs 琉球（H） 1○0
J2第08節 04/07 vs 金沢（A） 0●1
J2第09節 04/14 vs 岡山（H） 0△0
J2第10節 04/21 vs 横浜FC（A） 1●3
［過去の対戦成績］
15/04/11 千葉 2-0 大宮
15/09/27 大宮 2-1 千葉
18/05/06 大宮 0-1 千葉
18/07/07 千葉 1-3 大宮
