まずは、我々は今こういう状況なんですけれども、サポーターの皆さんが応援してくれたおかげで、選手たちを後押ししてくれたおかげで、きっちりと勝点3を拾えたと思います。本当に感謝しかありません。

試合については、現状の我々と甲府さんの差を感じながら、でも我々がやってきたこともゲームの中で少しずつ表現できるようになってきている手応えも感じています。課題と修正がはっきりわかりましたし、その部分をこれからも追求していきたいと思います。本当に暑い中、両チームとも最後までファイトしたと思います。

―― 令和になって初めての試合。試合前に選手たちに伝えたことは？

我々の今の順位というか、ポジションというか、これを変えるのは自分たち次第であると。令和になって、チャレンジする気持ちを忘れずに前に行こうという話をしました。

―― 後半にセンターバックを交代しました。

鳥海を久しぶりに使ってみて、彼はこの1週間の調子がすごく良かったのですが、最後は経験のある選手で締めたいと思っていました。1失点はすごくもったいないと思っていますが、最後に何とか勝点3を拾えたことは良かったと思います。交代の意図としては「締めてほしかった」ということです。

ゲームプランとしては、とにかく自分たちらしく、前からしっかりプレッシャーをかけながら戦おうと。攻撃ではしっかりボールをつないで、自分たちが狙っている崩しができればいいなと考えていました。2点リードしてからはしっかり守ってカウンターを仕掛けられればいいなと考えていましたけれど、そこで失点してしまったのでまだまだだと思います。

勝ったことは本当に素晴らしいと思います。ただ、相手のミスに助けられた部分もあると思うので、そこは満足せずに次の試合を迎えたいなと。今日と同じように、みんなで戦って勝利したいと思います。

僕はセンターバックなので、自分の強みであるヘディングを狙っていました。いいところにボールがこぼれてくれたので、それを押し込んだだけです。センターバックのパートナーは鳥海（晃司）選手でしたが、選手それぞれに特徴があるとはいえ、チームとしてやろうとしていること、やるべきことは変わりません。だから問題ありませんでしたし、勝ててよかったと思います。

これまではチャンスを作りながらゴールを決めきれない、勝ちきれない試合が続いていました。今日の試合をきっかけとして、この流れを変えたい。勝ち切る試合を続けたいと思います。次の試合も、今までやってきたことをしっかり表現したいと思います。

アウェイということで苦しい時間帯もあり、苦しいゲームだったと思います。決して楽なゲームではなかったし、いい形を多く作れたわけではありませんでした。遠くまで駆けつけてくれたサポーターの皆さんの声援が後押しになったし、勝てて良かったと思います。

2点リードしてから3点目を取るチャンスもあったので、もう少し自分たちで、相手を動かしながら余裕を持ったプレーをしなきゃいけなかったのかなと。これまでは複数得点でリードすることがなかったので、そのあたりは課題として浮き彫りになりました。（試合後に田坂祐介選手のユニフォームを掲げていましたが？）チームにとって非常に厳しいことだけど、その分までみんなで戦って、戻ってきた時にいい状態で迎えられるようにしたいと思います。