TOP TEAM選手・試合情報

2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

連勝を懸けて臨んだ鹿児島ユナイテッドFC戦をモノにできなかったことは、後半戦の巻き返しを誓うジェフにとって決して小さくないショックだった。

もっとも、浮き彫りになった課題は明確だ。1点リードで迎えた後半、勝点3に近づくために走り勝たなければならなかったジェフは、運動量で相手を上回ることができず、徐々に押し込まれて失点を重ねた。その結果として導かれた逆転での黒星だから、これを改善することが現時点における最大のテーマである。

江尻篤彦監督が言う。

「愛媛よりも走って戦えるかというところが、我々の必要なところだと思っています。選手には細かい戦術を挙げて話はしますが、選手に対しては簡単に言うと、『闘え』ということで送り出そうと思っています。自分たちがやられたら愛媛に(順位・勝点で)抜かれるし、自分たちが勝てば愛媛と勝点差を広げられるだろうし、上にも近づいていけるというところで、本当に自分たちがプライドを持って戦うだけ」

就任後、まずは守備の改善から着手し、バランスを整え、次に攻撃面の改善に取り組むなど順序立ててチームを整えてきた。しかし、今求められるのは相手よりも走ること。すなわち「闘う」ことである。今一度、原点に立ち返り、走力と総力で相手を上回って勝点3を積み上げたい。

対する愛媛は、現在2連勝中と好調だ。

第26節終了時点で勝点29、16位に位置しており、15位につけるジェフとの勝点差はわずかに「1」。指揮官の言うとおり、この試合の結果によって両者の立場は入れ替わる。

GK岡本昌弘、FW吉田眞紀人という“元ジェフ組”はもちろんのこと、FW神谷優太、MF長沼洋一ら若手、MF山瀬功治や近藤貴司、田中裕人など経験豊富なベテランなど顔ぶれはタレント揃いだ。目の前の相手に走り勝ち、チーム一丸となってゴールを目指したい。

愛媛の印象について、熊谷アンドリューが言う。

「ポゼッションの仕方がうまいチームです。簡単に勝てる相手ではありませんが、しっかりとボールにプレッシャーに行きたいですし、勝たなければいけない試合なのでチーム一丸となって戦いたいと思います。相手のダイナミックなサイドチェンジについては、プレスに行くことでサイドを変えさせないプレーを表現したい」

新井一耀も「ボール支配率」をポイントとした。

「開幕戦で対戦しましたが、ボールを握られていたイメージがあります。中盤の選手が前に飛び出してくるので、(前節対戦した)鹿児島と似ている部分もあると感じています。ジェフと愛媛、どちらがボールを持つ時間が長くなるかが勝負になります」

3試合ぶりのホームで、何よりチーム一丸のパワーをぶつけて勝点3を奪う。そのことに集中できれば、必ず結果はついてくるはずだ。


江尻 篤彦監督
(愛媛の)川井監督は知的な監督さんだなというのは、エスナイデル前監督のサポートしている時から対戦していて思っていましたし、すごく選手の能力を引き出してあげていると思います。
愛媛よりも走って戦えるかというところが、我々の必要なところだと思っています。選手には細かい戦術を挙げて話はしますが、選手に対しては簡単に言うと、「闘え」ということで送り出そうと思っています。自分たちがやられたら愛媛に(順位・勝点で)抜かれるし、自分たちが勝てば愛媛と勝点差を広げられるだろうし、上にも近づいていけるというところで、本当に自分たちがプライドを持って戦うだけですね、ホームですし。前回(のホームゲームで)横浜FCさんにやられているので、ホームで2連敗というのは絶対にあり得ない。そこで選手がどのような意地を出してくれるかというところのアプローチを、何とかしたいなと思っています。

新井 一耀
(愛媛とは)開幕戦で対戦しましたが、ボールを握られていたイメージがあります。中盤の選手が前に飛び出してくるので、(前節対戦した)鹿児島と似ている部分もあると感じています。ジェフと愛媛、どちらがボールを持つ時間が長くなるかが勝負になります。前半の入りをしっかりとして、後半キツくなったときにポジションをみんなで意識し、ちょっとのことを集中してプレーできれば、チャンスが増えて得点も重ねて勝てると思っています。前から(プレッシャーに)行ってくれるので蹴らせない守備もできていますし、コースを限定してしっかりとした守備をすることで、ジェフに流れが出ると思います。

熊谷 アンドリュー
(愛媛の印象は)ポゼッションの仕方がうまいチームです。簡単に勝てる相手ではありませんが、しっかりとボールにプレッシャーに行きたいですし、勝たなければいけない試合なのでチーム一丸となって戦いたいと思います。相手のダイナミックなサイドチェンジについては、プレスに行くことでサイドを変えさせないプレーを表現したいです。 鹿児島戦の前半のような試合運びをすることが大事ですし、1対1に負けてしまうと苦しい展開になります。一人ひとりが意識を高め、ボールを持つ選手にプレッシャーに行きたいと思っています。(ジェフから期限付き移籍中の愛媛・岡本昌弘選手の守るゴールを)みんなでこじ開けたいです。

茶島 雄介
(鹿児島戦は7試合ぶりのスタメンで)とにかく自分の良いところを出して、チームの勝利に貢献できればと思っていたのですが、それができなくて残念です。
(今節対戦する)愛媛は、昨シーズンから良いポジショニングを取ってボールを動かしてくるチームという印象があって、3バックで広島みたいな感じで、だいぶ仕込まれているというか、すごく成熟しているなと感じています。守備のところでしっかりやらないと好き放題やられてしまうと思うし、中途半端にいってしまうと、間をどんどん使われてしまうと思うので、本当にそこは大事になってくると思います。(前節は)フィニッシュに関わることがあまりできなったので、個人的にも、左サイドでボールを回しながらも中に入っていって、シュート狙っていく場面も作っていきたいと思います。


[前節の布陣/愛媛]


[前節の布陣/ジェフ]



[最近5試合の戦績/愛媛]
J2第22節 07/13 vs 甲府(A)  0●1
J2第23節 07/20 vs 東京V(A) 2●3
J2第24節 07/27 vs 金沢(H)  0●2
J2第25節 07/31 vs 長崎(A)  4○1
J2第26節 08/04 vs 岡山(H)  2○0


[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第22節 07/14 vs 岐阜(A)  2△2
J2第23節 07/20 vs 福岡(H)  3○0
J2第24節 07/27 vs 横浜FC(H) 1●3
J2第25節 07/31 vs 琉球(A)  2○0
J2第26節 08/04 vs 鹿児島(A) 1●2


[過去の対戦成績]
17/05/27 千葉 4-2 愛媛
17/07/29 愛媛 1-0 千葉
18/06/16 千葉 2-1 愛媛
18/09/29 愛媛 1-0 千葉
19/02/24 愛媛 0-0 千葉
TICKET INFOこの試合のチケット情報

8.10 (土) 18:00 KICKOFF 2019明治安田生命J2リーグ 第27節

試合会場フクダ電子アリーナ

チケット購入はこちら