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2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

ホーム連戦で連勝できなかったことをネガティブに捉えるのではなく、2試合で勝点4を積み上げたことをポジティブに捉えたい。

第33節終了時点で8勝11分14敗。この2試合で獲得した勝点4によって、J3降格圏の21位・栃木SCの勝点差は“3試合以上”を意味する「7」に開いた。残り9試合。最後の最後まで混戦が続くJ2リーグでは何が起こるかわからないが、今のジェフには、少しずつでも着実に勝点を積み上げて降格圏から離れる必要がある。数字上の“確定”となるまで、決して油断はできない。

3試合ぶりのアウェイゲームとなる今節の相手は、勝点53で7位につけているファジアーノ岡山だ。

J1参入プレーオフ圏内となる6位の京都サンガF.C.との差はわずかに2ポイント。自動昇格圏となる2位のモンテディオ山形との差は5ポイントと、激しいJ1昇格争いの渦中にいる。シーズン後半戦の戦績は、第25節からの3連敗がありながらも7勝1分4敗と白星が先行。7勝はいずれも接戦だが、引き分けではなく勝利で終えているところに現在のチームの特長がある。

最近5試合も3勝1分1敗と好調だ。前節のアビスパ福岡戦は終盤に相手の同点弾を許してドローに終わったものの、攻撃陣は4試合連続得点中。中でも絶対的エースのイ ヨンジェはここまで18得点と奮起しており、続いてMF仲間隼斗も12得点と自身最高の得点記録を更新している。他にも司令塔の上田康太、最近はそのパートナーとして中盤でプレーしている喜山康平、最終ラインを統率する田中裕介らベテラン選手も存在感を示している。

岡山の印象について、江尻篤彦監督が言う。

「ホームで戦ったとき(第9節)とそんなに大きく戦い方は変わっていないのかなと。途中ボールをつなぎ始めたということもあったと思うのですが、岡山の良さは縦に速く、ちょっと水戸に似たような感じのところがある」

下平 匠は、相手のランニングをしっかりケアしたいと話した。

「岡山は4-4-2の布陣で、しっかりとブロックを作って守ってくる部分は前回対戦と変わっていないと思います。攻撃面では裏にランニングをしてくるイメージがあるので、相手のアタッカーに起点を作らせないこと、走られてもしっかりとついて行くことなど、シンプルなことを大事にしたい」

もちろんジェフも、水戸ホーリーホック戦、徳島ヴォルティス戦で得た手応えをこの試合でもしっかりと表現しつつ、勝点3を持ち帰るゲームにしたい。絶対的な得点源であるクレーベを筆頭に、4試合連続得点中の攻撃陣は好調。工藤浩平の気の利いたポジショニングは、攻守両面で不可欠な武器となり始めている。

その工藤が言う。

「今は、自分たちが準備してきたことをピッチで表現するだけだと思っています。ここ最近は守備がある程度安定していますし、個人個人が前に行く意識や前の選手を越して行く意識がピッチに出ており数的優位を作れていますし、チームにはクレーベという武器があるのでチャンスが増えています」

アウェイゲームであることを考えれば、まずは現実的に戦い、無失点で試合を進めながら“蜂の一刺し”を狙いたいところ。工藤が言う「自分たちが準備してきたこと」を発揮できれば、必ず結果はついてくる。


江尻 篤彦監督
(岡山の印象は)ホームで戦ったとき(第9節)とそんなに大きく戦い方は変わっていないのかなと。途中ボールをつなぎ始めたということもあったと思うのですが、岡山の良さは縦に速く、ちょっと水戸に似たような感じのところがあるのかなと。いたってシンプルですけれども、前に良い選手がいて、パスを出せる選手がいるので、あの順位(第33節終了時点で7位)にいるのはおかしくないなと思います。いかに我々がその良さを出させないようにするかというのも大事ですけれども、相手というよりは自分たちがやるべきことをきっちりやれば相手の良さも消せると思うので、この2試合(水戸戦、徳島戦)で積み上げてきたものをしっかり岡山戦で表現したいというほうが先かなと思います。

下平 匠
岡山は4-4-2の布陣で、しっかりとブロックを作って守ってくる部分は前回対戦と変わっていないと思います。攻撃面では裏にランニングをしてくるイメージがあるので、相手のアタッカーに起点を作らせないこと、走られてもしっかりとついて行くことなど、シンプルなことを大事にしたいと思っています。90分間を通して集中しなければ前節(徳島戦)のように同点とされる厳しい展開となってしまうので、集中しなければいけません。先制して追加点を取ることで試合の流れは変わってくるので、意識を高めてプレーをしたいです。また、セットプレーのチャンスを生かすことで楽な試合運びにもできると思うので、精度を高めていきたいと考えています。

矢田 旭
(前節・徳島戦は)守備のところではチームから与えられた役割を遂行できたのかなと思うのですが、攻撃のところで自分の良さをなかなか出すことができませんでした。ビッグチャンスがあったのに決め切れなかったし、そこを決めていけるようにならないとチームの勝利にも貢献できないと思うので、ものすごく悔しいし、もっとやらないといけないなと思います。
(岡山とは)天皇杯で負けたときも決して悪いゲームではなかったと思いますが、セットプレーで先制点を取られたし、いいキッカーがいて、堅い守備からのセットプレーだったりをすごく大事にしてくるチームだなという印象です。もちろん最後まで体を張って守り切るのも大事ですし、セットプレーのチャンスを与えないということもすごく大事になると思います。

工藤 浩平
今は、自分たちが準備してきたことをピッチで表現するだけだと思っています。ここ最近は守備がある程度安定していますし、個人個人が前に行く意識や前の選手を越して行く意識がピッチに出ており数的優位を作れていますし、チームにはクレーベという武器があるのでチャンスが増えています。
相手の岡山は(9月の成績が3勝1分0敗と)調子が良さそうですが、しっかりと勝って千葉に帰って来たいと考えます。自分たちがボールを保持することで(相手の)攻撃は受けないということも考えますが、ただ単純に相手よりも多く得点を取って勝つことに集中したいです。残り試合も少なくなってきているので、悔いが残らないように全力を出し切って、そして楽しんでプレーをしたいと思います。



[前節の布陣/岡山]


[前節の布陣/ジェフ]



[最近5試合の戦績/岡山]
J2第29節 08/25 vs 町田(H) 0●3
J2第30節 09/01 vs 山口(A) 2○1
J2第31説 09/08 vs 京都(H) 3○0
J2第32節 09/14 vs 岐阜(H) 2○0
J2第33節 09/21 vs 福岡(A) 1△1


[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第29節 08/24 vs 甲府(H) 0●3
J2第30節 09/01 vs 町田(A) 1△1
J2第31節 09/07 vs 新潟(A) 1●2
J2第32節 09/14 vs 水戸(H) 2○1
J2第33節 09/22 vs 徳島(H) 1△1


[過去の対戦成績]
17/06/03 岡山 2-1 千葉
17/10/07 千葉 3-1 岡山
18/05/03 千葉 1-0 岡山
18/09/09 岡山 0-2 千葉
19/04/14 千葉 0-0 岡山
19/07/03 千葉 0-3 岡山(天皇杯2回戦)
TICKET INFOこの試合のチケット情報

9.29 (日) 18:00 KICKOFF 2019明治安田生命J2リーグ 第34節

試合会場シティライトスタジアム

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