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2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

今シーズン最後のアウェイゲーム、相手はJ1昇格の可能性を残している京都サンガF.C.だ。

前節、東京Vとのホームゲームをスコアレスドローで終えたジェフは、来シーズンのJ2残留を決めた。第40節終了時点の順位は16位。もちろん、当初の目標がJ1昇格であったことを考えれば悔しい結果と言わざるを得ないが、ラスト2試合で1つでも多くの勝点を奪い、ピッチを離れる佐藤勇人のためにもいい形で今シーズンを終えたい。それがチーム全員の願いだ。

第40節終了時点で勝点65、8位に位置する京都は、J1参入プレーオフ進出を懸けて残り2試合を戦う。一時は首位に立つほどのシーズン前半戦の勢いは衰えたものの、後半戦も上位争いに踏みとどまり、2010シーズン以来となるJ1昇格に可能性をつないだ。

最終ラインに経験豊富な田中マルクス闘莉王、中盤の底にリーグ屈指の司令塔である庄司悦大、前線に快速コンビの小屋松知哉と仙頭啓矢ら個性の強いタレントが揃う布陣で、ボールポゼッションを軸にショートカウンターも得意とする攻撃的なチームと言える。

新井一耀が言う。

「(京都は)順位が上だし、良いサッカーをしてくると思いますが、そこでまた自分たちがやりたいようなプレーができれば勝点3を取れると思うので、本当に続けていくことが大事だと思います。やっぱり2連勝して(シーズンを)終わらせたいです。まずはこのアウェイで自分たちのサッカーをしっかりして、最終戦のホーム(栃木戦)でもいい形で勝って終われるようにしたい」

主導権争いのカギは、サイドの攻防が握ることになりそうだ。ジェフは持ち味である左サイドを起点としたパスワークで攻撃を組み立て、得点源のクレーベに正確なクロスを合わせてゴールに迫りたい。米倉恒貴が言う。

「左の下平選手や為田選手といった選手の技術が高いので、ボールは回ります。それがあるから右に展開することもできていて、右はシンプルに縦でも問題はないと思うので、チームとして良い選択をして、それぞれの長所を生かした戦い方ができたらいい」

今節と次節は熊谷アンドリューが累積警告による出場停止処分となる。京都を古巣とする佐藤勇人を含めて、江尻篤彦監督が誰をどのように起用するかも大きなポイントとなりそうだ。佐藤勇人は「全員」を強調した。

「ピッチには戦える選手が立たないといけないと思うし、やれないんだったらピッチに立つ資格はない。その辺はメディカルスタッフと相談しながら、なるべくいけるように準備したいです。残り2試合で勝点を取って、少しでも順位を上げること。やっぱりそれがプロとしての仕事だと思うので、そこを全員でやっていきたい」

ラスト2試合――。とはいえ、やるべきことは変わらない。目の前の相手から勝点3を奪うこと、それだけだ。


江尻 篤彦監督
しっかりアウェイでも良い試合をしなければいけないですし、この間の(ホームの)ヴェルディ戦は勝点3を取らなければいけない内容だったので、勝点3にこだわってやっていきたいと思います。
(京都は)簡単に言うとボールを動かしながら人がたくさん絡むサッカーだと思いますし、前半戦中盤から勝点を積み上げてきたチームです。支配されるゲームにはなるかもしれませんが、その中でしっかり隙を突きたいと思っています。

新井 一耀
(前節の東京V戦は)全体的にしっかり守備から入れて、それを90分通して失点ゼロに抑えられたことは良かったと思うし、後ろの選手の自信にはなったかなと思います。前節のような粘り強い守備をして、なるべく失点ゼロで試合を終えることで勝点は絶対ついてくると思うので、失点ゼロの試合を多くしていきたいと思っています。
(京都は)順位が上だし、良いサッカーをしてくると思いますが、そこでまた自分たちがやりたいようなプレーができれば勝点3を取れると思うので、本当に続けていくことが大事だと思います。やっぱり2連勝して(シーズンを)終わらせたいです。まずはこのアウェイで自分たちのサッカーをしっかりして、最終戦のホーム(栃木戦)でもいい形で勝って終われるようにしたいです。

米倉 恒貴
降格の可能性もあった中で前節のヴェルディ戦で勝点を積み上げてJ2残留を確定させたことは、チームにとって明るい材料です。(今節の相手・京都は)チームとしてまとまっていて個の力があるイメージです。まず“残留が確定した”という気の緩みを出してはダメ。自分たちに無駄な試合は一つもありませんし、それぞれがどういうモチベーションで向かっていくのかが大事な試合になると思っています。(京都攻略のイメージは)チームは左の下平選手や為田選手といった選手の技術が高いので、ボールは回ります。それがあるから右に展開することもできていて、右はシンプルに縦でも問題はないと思うので、チームとして良い選択をして、それぞれの長所を生かした戦い方ができたらいいと思っています。

佐藤 勇人
京都は来シーズンから新しいスタジアムになって、西京極のスタジアムも最後ということなので、ピッチに最後立ちたいなと思いますね。(中田)一三さんが監督ですし、(自身が京都に在籍していたころの)クラブスタッフもたくさん残っている。サポーターの人たちにとってはホーム最終戦でプレーオフ進出の可能性もあって、多くの人が京都の後押しに来ると思うので、自分としても最後に元気な姿を見せたいなと思います。ピッチには戦える選手が立たないといけないと思うし、やれないんだったらピッチに立つ資格はない。その辺はメディカルスタッフと相談しながら、なるべくいけるように準備したいです。
残り2試合で勝点を取って、少しでも順位を上げること。やっぱりそれがプロとしての仕事だと思うので、そこを全員でやっていきたいです。


[前節の布陣/京都]


[前節の布陣/ジェフ]



[最近5試合の戦績/京都]
J2第36節 10/12 vs 山口(A) 0●1
J2第37節 10/19 vs 横浜FC(H)3○0
J2第38節 10/27 vs 新潟(A) 1●3
J2第39節 11/04 vs 甲府(H) 0●1
J2第40節 11/10 vs 琉球(A) 3○0


[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第36節 10/12 vs 長崎(A) 2○0
J2第37節 10/20 vs 柏(H)  0●3
J2第38節 10/27 vs 山口(A) 2●3
J2第39節 11/03 vs 金沢(H) 2○1
J2第40節 11/10 vs 東京V(H) 0△0


[過去の対戦成績]
17/04/01 千葉 2-2 京都
17/09/30 京都 2-0 千葉
18/03/25 千葉 2-0 京都
18/11/10 京都 0-3 千葉
19/03/24 千葉 1-1 京都
TICKET INFOこの試合のチケット情報

11.16 (土) 14:00 KICKOFF 2019明治安田生命J2リーグ 第41節

試合会場たけびしスタジアム京都

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