田代 雅也 | 71′ |
主 審 | 谷本 涼 |
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副 審 | 岩田 浩義 |
イ サンギ |
23 | 佐藤 優也 | GK | GK | 川田 修平 | 23 |
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50 | 米倉 恒貴 | DF | DF | 久富 良輔 | 27 |
17 | 新井 一耀 | DF | DF | 乾 大知 | 36 |
4 | エベルト | DF | DF | 田代 雅也 | 30 |
49 | 下平 匠 | DF | DF | 瀬川 和樹 | 45 |
14 | 小島 秀仁 | MF | MF | 浜下 瑛 | 37 |
22 | 工藤 浩平 | MF | MF | 枝村 匠馬 | 26 |
10 | 船山 貴之 | MF | MF | 古波津 辰希 | 6 |
39 | 見木 友哉 | FW | MF | 大崎 淳矢 | 21 |
9 | クレーベ | FW | FW | ヘニキ | 5 |
13 | 為田 大貴 | FW | FW | 榊 翔太 | 16 |
1 | 鈴木 椋大 | GK | GK | 浅沼 優瑠 | 35 |
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5 | 増嶋 竜也 | DF | DF | 坂田 良太 | 18 |
2 | ゲリア | DF | MF | 西谷 優希 | 14 |
7 | 佐藤 勇人 | MF | MF | 西谷 和希 | 10 |
25 | 茶島 雄介 | MF | MF | 川田 拳登 | 29 |
8 | 堀米 勇輝 | MF | FW | キム ヒョン | 47 |
11 | 佐藤 寿人 | FW | FW | 大黒 将志 | 9 |
江尻 篤彦 | 田坂 和昭 |
6 | シュート | 7 |
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5 | G K | 13 |
7 | C K | 2 |
12 | 直接FK | 12 |
3 | 間接FK | 1 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | P K | 0 |
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MANAGER
本当に私の力不足です。この順位というのは僕の問題であって、クラブ、選手、ジェフに関わるすべての人を僕が裏切ってしまったという形になりました。本当に、この場を借りてお詫びさせていただきたいと思います。申し訳ありませんでした。
試合については、栃木さんのブロックをうまく崩せず、トレーニング等を分析してきましたけれど、思ったような形を作れなかったというのが率直な感想です。勇人の最後の試合を勝ち星で終わらせたかったのですが、今年を象徴するようなセットプレーからの流れでやられてしまったと。本当に悔いが残る最後のゲームになってしまいました。勇人の引退試合ということもあって、最後のゲームに本当にたくさんのサポーターが駆けつけてくれた中でも勝点を獲得できなかったことが悔いとして残ります。1年間を通して、この未熟さがすべてだったと思います。
―― 来シーズン以降のチームに向けて。
これで僕の仕事はとりあえず終わるわけですが、1年間を振り返ると、チームが1つの方向に、同じベクトルを向くことができなかった、向けられなかったことが大枠としてあります。なんとか、チームが同じ目標に向かって、同じベクトルの下で1年間戦うこと。それはもちろん“監督の下で”というのが一番大事だと思うのですが、それにかかわるクラブも、それから選手も、エゴを出さずにチームのためにというのが大事なのではないかと思っています。個性があるいろいろな選手がいますが、その個性が、監督の下、それから選手の中でもまとまってほしかった。まとまれないチームではないと思っているので、勇人がチームを去った後、誰かがリーダーシップをとってほしい。選手の中でしっかりまとまるということを発揮してもらいたいと思っています。
―― シーズン途中から指揮を執る難しさについて。
正直なところ、この場では簡単には言えないような大変なこともありました。そこをなんとか修正しながらという気持ちが強かったので、結果的にはいろいろな方向に行ってしまったことで選手の気持ちも定まらなかったのかなという反省はあります。やっぱり、途中から指揮を執るというのは大変だなと。ある程度、チームができあがっている状態ならまた違った形だったかもしれませんが、それも言い訳になってしまうので。とにかく大変であるということと、1度目だけでなく2度目も同じ形だったので……悔いはありますが、これも僕の運命であると思っています。このクラブでそういうものを与えてもらうことが僕の人生であると思っていますので、それを含めていい経験をさせてもらったという形で前を向いて、僕自身の次のステップに進まなければならないと思っていますし、クラブも次の監督の下で次のステップを踏んでもらいたいと思っています。
――「これだけは植えつけられた」と思える部分は?
苦しい状況でもあきらめないという部分ですね。具体的な形や結果を出せなかったので何を言っても言い訳になってしまいますが、勇人が言っていたように、1つだけ、僕自身もこのクラブに対する強い思い入れを持って、このクラブにいる以上はその思いを持ってやっていたことは、選手たちの中に残ってくれたと思っています。それはこれからも変わらないと思っていますので、あきらめないで、「このクラブのために」ということを少しでも感じてくれたのではないかと思っています。
―― ハーフタイムに「もっと楽しんでボールを動かそう」と話されたと聞きました。
いろいろな監督さんがいていろいろなやり方があるので賛否両論だと思いますし、とにかく結果を出している監督が評価されるのがこの世界の常だと思っているんですが、僕の持論として、強制的に戦術にハメるというよりは、特に攻撃のところはアイデアやイマジネーションを選手たちが持たなければいけないと思っていて。今日は栃木さんのあのブロックをどうやって崩すかについてトレーニングでもやってきましたが、最後の部分、アイデアを出すのは選手だと思っています。基本的なことは言いますが、具体的に「こうしろ」「ああしろ」とは決めつけたくない。そういう意味で、彼らが1年間ためてきたストレスを発散させてやりたいという気持ちでそう話しました。
前半では見木(友哉)がカットインしたシーン。後半なら船山が飛び込んでいってクレーベに落としたシーン。ボールを動かすというのはパスが10本20本つながるという意味ではありません。
―― 今シーズンは失点数の多さに目が行きがちですが、今日のように大事な局面でゴールを奪えないことも大きな問題ではないかと思います。
やはり、攻撃だけではなく守備とのバランスだと思います。次の監督さんになる方は必ずその修正を入れてくるはず。いい守備があっていい攻撃がある。そのバランスが重要だと思いますし、もしかしたら、僕がチョイスしていた選手、システムはそのバランスが崩れていたかもしれません。そこを修正することは来年以降にかかわってくると思いますし、やはり、データとして残っている失点数というのを半分くらいに減らせば優勝を狙えるチームになると思います。そのあたりは、僕自身も、選手たちも、次に向けて考えなければならないところじゃないかなと。そういう部分が整えば、攻撃のいい部分も出てくるのではないかと思います。
皆さん、1年間本当にありがとうございました。
DF 50
「ふがいない」のひとことです。本当に、負けることに慣れすぎてしまっていると思う。絶対に勝たなきゃいけない相手だし、こういう試合をしちゃいけない。きっと、見ている人も思ってしまうと思うんです。ああいう戦い方をする相手に対して、なかなか点を取れなくて、最後に一発食らってしまうかもしれないと。そういう展開になってしまっていた時点でダメだと思うし、改善しなきゃいけないところがありすぎると思います。
ジェフに戻ってくる決断をしたことについては、もちろん後悔していません。サッカー選手としての人生は選手の数だけあるけれど、僕はたくさんの苦労をしてきたタイプだし、今回の決断も大きなやりがいを感じてのことなので。勇人さんがあれだけの力を使ってきても実現しなかったJ1昇格だから、本当に難しい課題であることは間違いないと思います。僕の気持ちとしては、絶対に成し遂げたいと思っています。
FW 10
(1年を終えて)ふがいない。その思いに尽きます。もちろん自分たちの責任ではあるけれど、今年1年、ストレスがない状態でやれた試合はなかった。心から「いい試合だった」と思えた試合はなかったし、「このチームは強い」と思えたこともなかった。そういう状態では、やっぱり勝てないと思います。みんながもっと必死にならなきゃいけないし、J1昇格という目標をもっと明確にしないといけない。こなしているだけじゃ絶対に勝てないから。
個人としては、去年のゴール数に及ばなかったし、もちろんサッカーが違うという部分が大きいけれど、その中でも決められるチャンスはもっとあったと思います。だから、自分自身もふがいない1年。結果から見て、そう言うしかない。自分も来年で33歳になるわけだから、いつやめてもおかしくない。ケジメのタイミングというのは誰にでも来るものだと思っているけれど、俺は勇人くんとは少し考え方が違う。J1に上げて終わりたい。そう思っています。
DF 17
勝ちたいという気持ちが強いゲームだったから、主導権を握って相手を攻略しようというゲームになったと思います。最近は守備重視の考え方が強いので失点は少し減ってきていると思いますが、一方で、攻撃面でのもの足りなさはあったと思います。ただ、少ないチャンスでも決めきれる力がないと、このリーグで勝点を積み上げるのは難しい。そこは1年を通じて突きつけられたチーム全体としての課題でした。
個人としては、初めての3バックに戸惑ったり、その中でコンスタントに結果を残すことができませんでした。実力不足はもちろんですが、1年を通じて試合に出続けるメンタルの作り方、その難しさを感じながら経験できた1年ではあったと思います。ただ、試合に出られない時期も腐ることなくしっかりと取り組めたと思っていますし、最後にまた試合に出られるようになったことは自分の成長だと思っています。今までのキャリアの中で最も多く試合に出ることができたシーズンだったので、改めて、これをスタートとして来年もまた努力し続けたいと思います。