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2020 SEASON MATCHES試合日程・結果

勝利から遠ざかること5試合。5連戦の“第2クール”は3試合を負えて1分2敗と未勝利。この状況を受けて、尹晶煥監督は改めて2つのことを強調した。

まずは、「集中力」を磨くこと。

「我々はもっと集中をして、1試合1試合をやり切らないといけないと思っています。
常に簡単な試合はないと思っているのですが、明日の試合も必要なときに集中をしっかりして、良い結果を持って来られるように準備していきたい」

そしてもう1つは、「自分たちに目を向ける」こと。

「相手の分析をすることはするのですが、自分たちの集中力の欠如から崩れることが多い。
その部分を修正して直せるのであれば、どのチームにも簡単に負けないと思います。
もちろん頭の中には分析したことを入れながらやるのですが、相手がどうこうというところから離れて、まずは我々がやるべきことをやることが一番大事」

結果が伴っていないとはいえ、最近5試合の内容がすべて悪いわけではなかった。
チームとして作り上げてきたスタイルを発揮しながら時に相手を圧倒し、その内容に確信を得られそうな瞬間も確かにあった。
現状はほんの1つのミスやほんの一瞬の油断から失点を招き、それを取り返すことができないまま勝点を掴みそこねているが、自分たちがやるべきことを90分間通して徹底できれば結果はおのずとついてくるはず。
その自信があるからこそ、指揮官は戦術ではなく「集中力」、相手ではなく「自分たち」に目を向けている。

迎える今節の相手は、アルビレックス新潟。ジェフとの勝点差は「6」で7位につけており、最近5試合は2勝2分1敗と着実に勝点を積み上げている強豪だ。

今シーズンの新潟は、とにかく敗戦が少ない。第17節終了時点の戦績は6勝8分3敗。
黒星の少なさならリーグ3位タイ。2位のギラヴァンツ北九州や3位の徳島ヴォルティス、5位のジュビロ磐田よりも少ないそのデータにチームの特徴が表れている。

前節の磐田戦ではスタメンを8人入れ替えて臨み、結果的には1-3で敗れたが、とりわけ後半に見せたアグレッシブな攻撃姿勢は迫力十分だった。
3試合ぶりのスタメン出場となったMF高木善朗は果敢な仕掛けを見せ、加入したばかりのFW鄭 大世も積極的にゴールを狙った。
ジェフとのアウェイゲームにどのようなメンバー構成で臨むかはわからないが、チーム内得点王の渡邉新太、ストライカーのファビオ、ベテランMFのロメロ フランク、さらにテクニシャンの本間至恩など個性あるタレントが揃った好チームだ。

その印象について、堀米勇輝が言う。

「新加入選手も多く入ってきていて、個人のレベルが高く、良い選手がいるなというイメージです。
チームとしてやらなければいけないことをしっかりやりつつ、相手のストロングは抑えなければいけないので、本間(至恩)選手などをしっかり抑えて、こっちが主導権を握れる時間を多く作っていきたい」

勝敗を分けるポイントとして、ゲリアは「守備」を挙げた。

「個人能力に長けている選手が多い中で、それぞれのエリアでしっかり相手に仕事をさせないという意識を個人個人で持ちながらも、チームとしてディフェンスをすること。集中して90分戦うことが重要」

集中力。そして、自分たちのスタイル。この2つを見せつけて、相手から勝点3を奪い取りたい。


尹晶煥監督
難しい日程の中で良い結果がついてこなくて、少し雰囲気が落ちているように感じるのですが、選手たちのコンディションの問題などいろいろある中で、我々はもっと集中をして、1試合1試合をやり切らないといけないと思っています。常に簡単な試合はないと思っているのですが、明日の試合も必要なときに集中をしっかりして、良い結果を持って来られるように準備していきたいと思います。
どのチームも一緒なのですが、J2は本当に一生懸命ハードワークするチームが多いと思います。大きい選手もいますし、技術的にもそうですし、速い選手もいます。ボールの扱いがうまいミッドフィルダー陣もしっかり整備されていると思います。
我々は相手の分析をすることはするのですが、我々の試合を見たときに、自分たちの集中力の欠如から崩れることが多いので、その部分を修正して直せるのであれば、どのチームにも簡単に負けないと思います。もちろん頭の中には分析したことを入れながらやるのですが、相手がどうこうというところから離れて、まずは我々がやるべきことをやることが一番大事だと思っています。

ゲリア
より前での上下動や、サイドハーフが中に位置を取ったときに(サイドの選手も)高い位置を取ったり、後ろでボールを動かすときに参加したりなど、サイドバックとしての仕事の幅が増えていることは自分自身すごく楽しんでいますし、充実していると感じます。最後には良いクロスを上げなければいけませんし、(課題は)右サイドからの攻撃をやり切ること。まだまだチャンスが作れると思っているので、全体的にできることが多くなったぶん、そこの質を上げるというところが、これからもっとやっていくべきことではないでしょうか。
(新潟戦のポイントは)個人能力に長けている選手が多い中で、それぞれのエリアでしっかり相手に仕事をさせないという意識を個人個人で持ちながらも、チームとしてディフェンスをすること。集中して90分戦うことが重要だと思っています。(対面の選手に対しては)近づきすぎず、ある程度の距離感をもって対応し、しっかり潰しにいくべきところは潰しにいくというプレーの判断を明確にして、相手をリズムに乗せないことを意識したいです。守備の仕方はチームとしてある中で、個人的には自分の(対面の選手への)対応の仕方はこれまでと変わらないので、そこはしっかり自分の判断をもってやっていきたいと思います。

堀米勇輝
守り切るというよりも、しっかり決定機で決めておいて、最後ディフェンス陣が少しでも心理的有利になる状況を作っておかなければいけないなと思っています。(攻撃面のコンビネーションは)距離感も良くなっているし、徐々にやりたいことはできつつあると思います。チャンスが作れている感じはあるので、そこをしっかり仕留められるようにしたいです。1試合の中で絶対ビッグチャンスは作りたいと思っているし、そこの質は自分が求められているところなので、そういう機会を多く作れればと思っています。(チームの)雰囲気が悪くならないように全員で努力していますし、チームとしてしっかり声を掛け合ってやれているのはポジティブなことです。ここを一つ乗り越えて、またみんなで上がっていけるようにやっていきたいです。
(新潟は)新加入選手も多く入ってきていて、個人のレベルが高く、良い選手がいるなというイメージです。チームとしてやらなければいけないことをしっかりやりつつ、相手のストロングは抑えなければいけないので、本間(至恩)選手などをしっかり抑えて、こっちが主導権を握れる時間を多く作っていきたいと思います。(試合のポイントは)まず目の前の相手に負けないことだと思います。


[前節の布陣/新潟]


[前節の布陣/ジェフ]



[最近5試合の戦績/新潟]
J2第13節 08/19 vs 京都(H) 1△1
J2第14節 08/23 vs 琉球(H) 1○0
J2第15節 08/29 vs 福岡(A) 1○0
J2第16節 09/02 vs 長崎(H) 2△2
J2第17節 09/05 vs 磐田(H) 1●3

[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第13節 08/19 vs 長崎(A) 0●2
J2第14節 08/23 vs 徳島(H) 1●2
J2第15節 08/29 vs 北九州(A) 2●3
J2第16節 09/02 vs 福岡(H) 2△2
J2第17節 09/05 vs 京都(A) 0●2

[過去の対戦成績]
2018/05/12 千葉 1-2 新潟
2018/07/29 新潟 1-2 千葉
2019/03/03 千葉 1-4 新潟
2019/09/07 新潟 2-1 千葉
TICKET INFOこの試合のチケット情報

9.9 (水) 19:00 KICKOFF 2020明治安田生命J2リーグ 第18節

試合会場フクダ電子アリーナ

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