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2020 SEASON MATCHES試合日程・結果
第25節水戸ホーリーホック戦で喫した1-5の大敗から、ジェフは“原点”に立ち返るリスタートを切った。大宮アルディージャ、FC町田ゼルビア、ツエーゲン金沢と対峙したその後の3試合は1勝2分。戦績だけを見れば劇的な改善を見せたとは言い難いかもしれないが、何よりこの3試合を無失点で終えたことは大きな収穫だ。
尹晶煥監督が率いる今シーズンのジェフにとって、組織的で強固な守備こそアイデンティティー。結果でそれを示すことができたこの3試合の手応えによって、チームは少しずつ自信を取り戻しつつ有る。指揮官がこの3試合で強調してきたのは「これを続けること」だ。パフォーマンスと結果に安定感がなければ、本当の意味でチームに力がついたとは言い切れない。
その意味で、このタイミングで首位・アビスパ福岡とのアウェイゲームという難しい試合を迎えることには大きな意味がありそうだ。
周知のとおり、福岡は第28節終了時点で17勝5分6敗と白星が大きく先行し、勝点「56」でJリーグの首位に立つ。2位の徳島ヴォルティスとはわずか1ポイント差だが、その圧倒的かつ安定的な勝負強さでリーグを引っ張っている存在だ。ジェフと対戦したのは第16節、9月2日のこと。当時はこの試合を終えて17位と下位に沈んでいたが、その直後のレノファ山口FC戦から破竹の12連勝で一気に首位に躍り出た。前節の町田戦はスコアレスドローに終わって連勝記録は途絶えたが、今、J2リーグで最も強い相手であり、ジェフが現在の力を測る上でも格好の相手と言えるだろう。
尹監督が言う。
「相手には攻撃に良い選手がいるので、特に自陣でミスをしてしまうと、カウンターになってしまうことが多いと思います。できるだけ相手のエリアでサッカーをすることが大事」
12連勝中に5得点を記録したフアンマ デルガドは累積警告によって欠場となるが、FWならここまで7得点の遠野大弥、中盤ならシーズン途中の加入ながらチームの中核を担う松本泰志や田邉草民、増山朝陽など決定的チャンスを演出できるタレントは多い。また、快進撃の原動力となっている守備の構築はより強固に仕上がっており、12連勝中は8試合でクリーンシートを達成するなど圧倒的だ。
前節の町田戦で勝負を決める2点目を奪った高橋壱晟が言う。
「（持ち味の部分とは）ゴールに関わる攻撃の部分で、特にゴール前の部分。自分が何かアクセントを加えられたらいいですし、それはシュートのところだと思っています。相手も僕らとフォーメーションやポジションの形は同じだと思いますけれど、中盤の両ボランチの脇の部分がちょっとあくかなという印象があるので、そこでうまく間を通して侵入していければ」
久しぶりにスタメンに戻ってきた新井一耀はやはり「先制点」をポイントに挙げた。
「ポジティブなプレー、チャレンジのプレーができれば全然違うものになりますし、先に得点を取れればしっかりとした試合の進め方もできると思います。先制点が鍵になると思うので、そこは意識してやっていきたい」
この3試合で手に入れた自信を、あっさりと手放すわけにはいかない。無敗記録を続けている首位の福岡を叩き、勢いに乗ってシーズンの残り3分の1のスタートを切りたい。
尹晶煥監督
（福岡との前回対戦は）悪くはなかったのですが、最後に集中できていないところで（後半アディショナルタイムに）決められて、引き分けになってしまいました。そういったことはありましたが、今回は5連戦最後の試合でもあるので、アウェイでも集中してやれればと思います。この3試合うまくやってきているので、それを続けることが大事です。選手たちも多分それは考えていると思うので、頑張りたいなと思います。
（福岡とジェフの）戦い方は似ているような感じです。（気を付けるのは）やっぱりミスを減らすこと。相手には攻撃に良い選手がいるので、特に自陣でミスをしてしまうと、カウンターになってしまうことが多いと思います。できるだけ相手のエリアでサッカーをすることが大事だと思うんです。それと、守備は良くなってきているんですけど、まだまだ攻撃のアイデアが足りないので、そういうところをもうちょっとうまくできるようになれば、点も入るんじゃないかと思います。守備のところは、やってきたことを続けることが大事です。
新井 一耀
（福岡との前回対戦は）最後に失点して、引き分けてしまいました。負け試合のようになってしまったのは本当に悔しく、もったいない試合でした。福岡は12連勝を記録するなど、負けていません。首位のチームでもあり、そういう相手とできるというのは自分自身の力を試せるということですし、そこで自分が良いプレーをできなければ上には行けないと思っています。前回（対戦で）得点を取ったことはそんなに意識していませんが、無失点にも得点にもこだわりたいと思っています。
（福岡は）負けていないぶん、すごく調子が良いと思いますし、気持ち的にものびのびというか、ポジティブなプレーがたくさん出ていると思います。そこで受け身になると、どんどん相手に押し込まれる展開になるので、逆にこっちも自分たちのサッカーをしたいです。ポジティブなプレー、チャレンジのプレーができれば全然違うものになりますし、先に得点を取れればしっかりとした試合の進め方もできると思います。先制点が鍵になると思うので、そこは意識してやっていきたいです。
高橋 壱晟
（福岡とは）僕らのホームで試合をしたときに、後半アディショナルタイムで同点にされてしまいました。そのあとから福岡は12連勝。今も負けなしの状態が続いています。手堅くサッカーをしてくるチームだと思っていますが、それを僕らが止められるようにやっていきたいです。チームの決まり事をした上で僕の持ち味を出していければいいと思います。（持ち味の部分とは）ゴールに関わる攻撃の部分で、特にゴール前の部分。自分が何かアクセントを加えられたらいいですし、それはシュートのところだと思っています。相手も僕らとフォーメーションやポジションの形は同じだと思いますけれど、中盤の両ボランチの脇の部分がちょっとあくかなという印象があるので、そこでうまく間を通して侵入していければいいと思っています。攻守の切り替えも大事にしていますが、うちはブロックを作ることもできるので、両方をうまく使いながら、ショートカウンターもしっかり引いてからのサッカーもできればいいと思います。
［前節の布陣／福岡］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／福岡］
J2第24節 10/04 vs 北九州（H） 2○0
J2第25節 10/10 vs 甲府（A） 2○0
J2第26節 10/14 vs 新潟（A） 2○1
J2第27節 10/18 vs 群馬（A） 1○0
J2第28節 10/21 vs 町田（A） 0△0
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第24節 10/04 vs 群馬（A） 0●1
J2第25節 10/10 vs 水戸（H） 1●5
J2第26節 10/14 vs 大宮（A） 0△0
J2第27節 10/17 vs 町田（H） 0△0
J2第28節 10/21 vs 金沢（H） 2○0
［過去の対戦成績］
18/04/22 福岡 3-1 千葉
18/09/16 千葉 3-3 福岡
19/03/30 福岡 0-1 千葉
19/07/20 千葉 3-0 福岡
20/09/02 千葉 2-2 福岡
尹晶煥監督が率いる今シーズンのジェフにとって、組織的で強固な守備こそアイデンティティー。結果でそれを示すことができたこの3試合の手応えによって、チームは少しずつ自信を取り戻しつつ有る。指揮官がこの3試合で強調してきたのは「これを続けること」だ。パフォーマンスと結果に安定感がなければ、本当の意味でチームに力がついたとは言い切れない。
その意味で、このタイミングで首位・アビスパ福岡とのアウェイゲームという難しい試合を迎えることには大きな意味がありそうだ。
周知のとおり、福岡は第28節終了時点で17勝5分6敗と白星が大きく先行し、勝点「56」でJリーグの首位に立つ。2位の徳島ヴォルティスとはわずか1ポイント差だが、その圧倒的かつ安定的な勝負強さでリーグを引っ張っている存在だ。ジェフと対戦したのは第16節、9月2日のこと。当時はこの試合を終えて17位と下位に沈んでいたが、その直後のレノファ山口FC戦から破竹の12連勝で一気に首位に躍り出た。前節の町田戦はスコアレスドローに終わって連勝記録は途絶えたが、今、J2リーグで最も強い相手であり、ジェフが現在の力を測る上でも格好の相手と言えるだろう。
尹監督が言う。
「相手には攻撃に良い選手がいるので、特に自陣でミスをしてしまうと、カウンターになってしまうことが多いと思います。できるだけ相手のエリアでサッカーをすることが大事」
12連勝中に5得点を記録したフアンマ デルガドは累積警告によって欠場となるが、FWならここまで7得点の遠野大弥、中盤ならシーズン途中の加入ながらチームの中核を担う松本泰志や田邉草民、増山朝陽など決定的チャンスを演出できるタレントは多い。また、快進撃の原動力となっている守備の構築はより強固に仕上がっており、12連勝中は8試合でクリーンシートを達成するなど圧倒的だ。
前節の町田戦で勝負を決める2点目を奪った高橋壱晟が言う。
「（持ち味の部分とは）ゴールに関わる攻撃の部分で、特にゴール前の部分。自分が何かアクセントを加えられたらいいですし、それはシュートのところだと思っています。相手も僕らとフォーメーションやポジションの形は同じだと思いますけれど、中盤の両ボランチの脇の部分がちょっとあくかなという印象があるので、そこでうまく間を通して侵入していければ」
久しぶりにスタメンに戻ってきた新井一耀はやはり「先制点」をポイントに挙げた。
「ポジティブなプレー、チャレンジのプレーができれば全然違うものになりますし、先に得点を取れればしっかりとした試合の進め方もできると思います。先制点が鍵になると思うので、そこは意識してやっていきたい」
この3試合で手に入れた自信を、あっさりと手放すわけにはいかない。無敗記録を続けている首位の福岡を叩き、勢いに乗ってシーズンの残り3分の1のスタートを切りたい。
尹晶煥監督
（福岡との前回対戦は）悪くはなかったのですが、最後に集中できていないところで（後半アディショナルタイムに）決められて、引き分けになってしまいました。そういったことはありましたが、今回は5連戦最後の試合でもあるので、アウェイでも集中してやれればと思います。この3試合うまくやってきているので、それを続けることが大事です。選手たちも多分それは考えていると思うので、頑張りたいなと思います。
（福岡とジェフの）戦い方は似ているような感じです。（気を付けるのは）やっぱりミスを減らすこと。相手には攻撃に良い選手がいるので、特に自陣でミスをしてしまうと、カウンターになってしまうことが多いと思います。できるだけ相手のエリアでサッカーをすることが大事だと思うんです。それと、守備は良くなってきているんですけど、まだまだ攻撃のアイデアが足りないので、そういうところをもうちょっとうまくできるようになれば、点も入るんじゃないかと思います。守備のところは、やってきたことを続けることが大事です。
新井 一耀
（福岡との前回対戦は）最後に失点して、引き分けてしまいました。負け試合のようになってしまったのは本当に悔しく、もったいない試合でした。福岡は12連勝を記録するなど、負けていません。首位のチームでもあり、そういう相手とできるというのは自分自身の力を試せるということですし、そこで自分が良いプレーをできなければ上には行けないと思っています。前回（対戦で）得点を取ったことはそんなに意識していませんが、無失点にも得点にもこだわりたいと思っています。
（福岡は）負けていないぶん、すごく調子が良いと思いますし、気持ち的にものびのびというか、ポジティブなプレーがたくさん出ていると思います。そこで受け身になると、どんどん相手に押し込まれる展開になるので、逆にこっちも自分たちのサッカーをしたいです。ポジティブなプレー、チャレンジのプレーができれば全然違うものになりますし、先に得点を取れればしっかりとした試合の進め方もできると思います。先制点が鍵になると思うので、そこは意識してやっていきたいです。
高橋 壱晟
（福岡とは）僕らのホームで試合をしたときに、後半アディショナルタイムで同点にされてしまいました。そのあとから福岡は12連勝。今も負けなしの状態が続いています。手堅くサッカーをしてくるチームだと思っていますが、それを僕らが止められるようにやっていきたいです。チームの決まり事をした上で僕の持ち味を出していければいいと思います。（持ち味の部分とは）ゴールに関わる攻撃の部分で、特にゴール前の部分。自分が何かアクセントを加えられたらいいですし、それはシュートのところだと思っています。相手も僕らとフォーメーションやポジションの形は同じだと思いますけれど、中盤の両ボランチの脇の部分がちょっとあくかなという印象があるので、そこでうまく間を通して侵入していければいいと思っています。攻守の切り替えも大事にしていますが、うちはブロックを作ることもできるので、両方をうまく使いながら、ショートカウンターもしっかり引いてからのサッカーもできればいいと思います。
［前節の布陣／福岡］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／福岡］
J2第24節 10/04 vs 北九州（H） 2○0
J2第25節 10/10 vs 甲府（A） 2○0
J2第26節 10/14 vs 新潟（A） 2○1
J2第27節 10/18 vs 群馬（A） 1○0
J2第28節 10/21 vs 町田（A） 0△0
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第24節 10/04 vs 群馬（A） 0●1
J2第25節 10/10 vs 水戸（H） 1●5
J2第26節 10/14 vs 大宮（A） 0△0
J2第27節 10/17 vs 町田（H） 0△0
J2第28節 10/21 vs 金沢（H） 2○0
［過去の対戦成績］
18/04/22 福岡 3-1 千葉
18/09/16 千葉 3-3 福岡
19/03/30 福岡 0-1 千葉
19/07/20 千葉 3-0 福岡
20/09/02 千葉 2-2 福岡
