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2020 SEASON MATCHES試合日程・結果
ラスト7試合。今節の対戦相手は、9月の前回対戦で1-2と悔しい黒星を喫したレノファ山口FCだ。
V・ファーレン長崎と対峙した前節、ジェフは2連勝の原動力となった組織的な守備をこの試合でも発揮し、攻撃面でもショートカウンターからチャンスを作る理想的な前半45分間を過ごした。
しかし、後半立ち上がりの51分に長崎が繰り出したカウンター攻撃から失点。最後までそのビハインドを跳ね返すことができず、0-1のまま3試合ぶりの黒星を喫した。
手応えと収穫の多い90分ではあったものの、それを生かして結果を残せなかったことが最大の反省点だ。
逆に、ジェフに主導権を握られながらも敵地で勝点3を手に入れた長崎は、やはりJ1昇格争いの真っ只中にある上位チームの“勝負強さ”をきっちりと手に入れていると言えるだろう。
両チームが表現するサッカーの内容に力の差はないが、結果を手繰り寄せる力には大きな差がある。そう感じさせる90分間だった。
尹 晶煥監督が振り返る。
「（前節の長崎戦で）少ないチャンスを決め切るところが課題だと思います。良かったところは、組織的な守備ができるようになってきているというところですね。ですが最後、もっと寄せないといけないところで寄せ切れなくて、それが失点につながっている気がします。そういうところをもっと修正していかないといけないし、それを続けてやることが一番大事」
現在4連敗中、最近8試合で勝利がない山口は第35節終了時点で最下位にいるが、志向するサッカーが攻撃的かつ主体的で、決して簡単な相手ではないことは周知のとおりだ。
事実、ジェフは9月の対戦で敗れているし、2つの失点はいずれも強固な守備の完成を目指すジェフにとってその不完全さを思い知らされるものだった。
新井一耀が言う。
「（山口は）後ろからしっかり組み立てて、最後のフィニッシュの形やアイデアを持っています。前線にも得点を取れる選手がたくさんいると思うので、まず先制点を取られないこと。逆にジェフが先制点を取ればこちらのペースになると思うので、入りのところからしっかりと集中したいと思います」
前節の長崎戦では、1点のビハインドを負ってから相手がシステムを変更し、最終ラインに3人が並ぶビルドアップに対して“ボールを奪う守備”を実行することができなかった。
やはり、“構えて守る”だけではなく、うまく誘い込んでボールを奪い、ショートカウンターを繰り出してゴールに迫る形の完成は急務だ。
高橋壱晟が言う。
「自分たちの売りは守備だと思っているので、そこから良い攻撃ができればいいと思っています。しっかりと叩いて、相手をガクッと落とさせる試合ができればいいと思います」
ラスト7ゲーム。来シーズンにつながる90分間の“内容”と“結果”で、尹監督とともに追い求めてきたジェフの形を一歩でも完成に近づけたい。
尹晶煥監督
（前節の長崎戦で）少ないチャンスを決め切るというところはフォワードの選手だけではなく、守備の選手もセットプレーでチャンスはあったので、そういう決め切るというところが課題だと思います。良かったところは、組織的な守備ができるようになってきているというところですね。ですが最後、もっと寄せないといけないところで寄せ切れなくて、それが失点につながっている気がします。そういうところをもっと修正していかないといけないし、それを続けてやることが一番大事かなと思います。
（攻撃に関しては）練習はしていますが、まだアイデアが少し足りないなと思いますし、流動的に動いていないような気もしています。良いときは良いんですけど、特にマンツーマン気味の相手に対して弱いところがあるので、（攻撃の）アイデアがすごく大事だなと思います。
少しずつケガ人も戻ってきています。（メンバー選考については）元気な選手を起用しますが、来年のことも考えないといけないし、いろいろ考えることはいっぱいあります。ですが、まず勝つためにどういう選手を入れるかということを一番に考えています。
新井 一耀
（前節・長崎戦は）相手にボールは持たれていましたが、組織的な守備で奪いたいところで奪えていたシーンもありました。攻撃でチャンスにつなげられた部分もあったので、そういう意味で継続していかなければいけませんし、もっと高い位置から奪えたらチャンスになると思うので、奪いに行く位置やスピードの変化を全体で上げていけたらと話をしました。
（山口は）後ろからしっかり組み立てて、最後のフィニッシュの形やアイデアを持っています。前線にも得点を取れる選手がたくさんいると思うので、まず先制点を取られないこと。逆にジェフが先制点を取ればこちらのペースになると思うので、入りのところからしっかりと集中したいと思います。（ジェフは）最下位の相手や自分たちより下の順位にいる相手に勝てていないこともあってこの順位にいると思うので、相手が最下位だからではなく、その試合で勝点3を取れるようにやっていくことが大事なことだと思っています。相手どうこうではなく自分たちがベストを尽くして勝点3を取れるようにやっていきたいです。
高橋 壱晟
山口は（2018年に期限付き移籍で在籍していた）古巣なので、（出場するのは）今年の目標の一つです。行くかどうかはまだ分かりませんが、行ったときには、山口の選手、監督、サポーターの皆さんに、良くなっている姿を見せたいと思っています。（山口在籍時より良くなっているところは）細かいところを言ったらたくさんありますが、全体的にプレーの量、強度、質も上がっているので、ひと回り大きくなった姿を見せられればと思っています。
（相手の印象は）3人目の動きや連動した攻撃はすごく良いチームなので、そこを警戒しています。自分たちの売りは守備だと思っているので、そこから良い攻撃ができればいいと思っています。しっかりと叩いて、相手をガクッと落とさせる試合ができればいいと思います。数は少ないですけど（自身がゴール前に）入れる回数はあるので、あとはボールさえ来れば「必ず決めてやる」と信じて、ゴール前まで入っていっています。精度や質に関して、まだ足りない部分はあると思いますが、（運動）量だけで言ったらできる自信はあるので、どんどんチャレンジしてやっていきたいと思っています。
［前節の布陣／山口］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／山口］
J2第31節 11/04 vs 群馬（H） 1△1
J2第32節 11/08 vs 琉球（A） 0●1
J2第33節 11/11 vs 町田（A） 0●1
J2第34節 11/15 vs 福岡（H） 0●1
J2第35節 11/22 vs 東京V（A） 1●2
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第31節 11/04 vs 愛媛（H） 1△1
J2第32節 11/08 vs 山形（H） 1●5
J2第33節 11/11 vs 松本（A） 3○2
J2第34節 11/15 vs 新潟（A） 2○0
J2第35節 11/21 vs 長崎（H） 0●1
［過去の対戦成績］
18/06/02 千葉 2-2 山口
18/09/01 山口 0-4 千葉
19/03/10 千葉 2-5 山口
19/10/27 山口 3-2 千葉
20/09/23 千葉 1-2 山口
V・ファーレン長崎と対峙した前節、ジェフは2連勝の原動力となった組織的な守備をこの試合でも発揮し、攻撃面でもショートカウンターからチャンスを作る理想的な前半45分間を過ごした。
しかし、後半立ち上がりの51分に長崎が繰り出したカウンター攻撃から失点。最後までそのビハインドを跳ね返すことができず、0-1のまま3試合ぶりの黒星を喫した。
手応えと収穫の多い90分ではあったものの、それを生かして結果を残せなかったことが最大の反省点だ。
逆に、ジェフに主導権を握られながらも敵地で勝点3を手に入れた長崎は、やはりJ1昇格争いの真っ只中にある上位チームの“勝負強さ”をきっちりと手に入れていると言えるだろう。
両チームが表現するサッカーの内容に力の差はないが、結果を手繰り寄せる力には大きな差がある。そう感じさせる90分間だった。
尹 晶煥監督が振り返る。
「（前節の長崎戦で）少ないチャンスを決め切るところが課題だと思います。良かったところは、組織的な守備ができるようになってきているというところですね。ですが最後、もっと寄せないといけないところで寄せ切れなくて、それが失点につながっている気がします。そういうところをもっと修正していかないといけないし、それを続けてやることが一番大事」
現在4連敗中、最近8試合で勝利がない山口は第35節終了時点で最下位にいるが、志向するサッカーが攻撃的かつ主体的で、決して簡単な相手ではないことは周知のとおりだ。
事実、ジェフは9月の対戦で敗れているし、2つの失点はいずれも強固な守備の完成を目指すジェフにとってその不完全さを思い知らされるものだった。
新井一耀が言う。
「（山口は）後ろからしっかり組み立てて、最後のフィニッシュの形やアイデアを持っています。前線にも得点を取れる選手がたくさんいると思うので、まず先制点を取られないこと。逆にジェフが先制点を取ればこちらのペースになると思うので、入りのところからしっかりと集中したいと思います」
前節の長崎戦では、1点のビハインドを負ってから相手がシステムを変更し、最終ラインに3人が並ぶビルドアップに対して“ボールを奪う守備”を実行することができなかった。
やはり、“構えて守る”だけではなく、うまく誘い込んでボールを奪い、ショートカウンターを繰り出してゴールに迫る形の完成は急務だ。
高橋壱晟が言う。
「自分たちの売りは守備だと思っているので、そこから良い攻撃ができればいいと思っています。しっかりと叩いて、相手をガクッと落とさせる試合ができればいいと思います」
ラスト7ゲーム。来シーズンにつながる90分間の“内容”と“結果”で、尹監督とともに追い求めてきたジェフの形を一歩でも完成に近づけたい。
尹晶煥監督
（前節の長崎戦で）少ないチャンスを決め切るというところはフォワードの選手だけではなく、守備の選手もセットプレーでチャンスはあったので、そういう決め切るというところが課題だと思います。良かったところは、組織的な守備ができるようになってきているというところですね。ですが最後、もっと寄せないといけないところで寄せ切れなくて、それが失点につながっている気がします。そういうところをもっと修正していかないといけないし、それを続けてやることが一番大事かなと思います。
（攻撃に関しては）練習はしていますが、まだアイデアが少し足りないなと思いますし、流動的に動いていないような気もしています。良いときは良いんですけど、特にマンツーマン気味の相手に対して弱いところがあるので、（攻撃の）アイデアがすごく大事だなと思います。
少しずつケガ人も戻ってきています。（メンバー選考については）元気な選手を起用しますが、来年のことも考えないといけないし、いろいろ考えることはいっぱいあります。ですが、まず勝つためにどういう選手を入れるかということを一番に考えています。
新井 一耀
（前節・長崎戦は）相手にボールは持たれていましたが、組織的な守備で奪いたいところで奪えていたシーンもありました。攻撃でチャンスにつなげられた部分もあったので、そういう意味で継続していかなければいけませんし、もっと高い位置から奪えたらチャンスになると思うので、奪いに行く位置やスピードの変化を全体で上げていけたらと話をしました。
（山口は）後ろからしっかり組み立てて、最後のフィニッシュの形やアイデアを持っています。前線にも得点を取れる選手がたくさんいると思うので、まず先制点を取られないこと。逆にジェフが先制点を取ればこちらのペースになると思うので、入りのところからしっかりと集中したいと思います。（ジェフは）最下位の相手や自分たちより下の順位にいる相手に勝てていないこともあってこの順位にいると思うので、相手が最下位だからではなく、その試合で勝点3を取れるようにやっていくことが大事なことだと思っています。相手どうこうではなく自分たちがベストを尽くして勝点3を取れるようにやっていきたいです。
高橋 壱晟
山口は（2018年に期限付き移籍で在籍していた）古巣なので、（出場するのは）今年の目標の一つです。行くかどうかはまだ分かりませんが、行ったときには、山口の選手、監督、サポーターの皆さんに、良くなっている姿を見せたいと思っています。（山口在籍時より良くなっているところは）細かいところを言ったらたくさんありますが、全体的にプレーの量、強度、質も上がっているので、ひと回り大きくなった姿を見せられればと思っています。
（相手の印象は）3人目の動きや連動した攻撃はすごく良いチームなので、そこを警戒しています。自分たちの売りは守備だと思っているので、そこから良い攻撃ができればいいと思っています。しっかりと叩いて、相手をガクッと落とさせる試合ができればいいと思います。数は少ないですけど（自身がゴール前に）入れる回数はあるので、あとはボールさえ来れば「必ず決めてやる」と信じて、ゴール前まで入っていっています。精度や質に関して、まだ足りない部分はあると思いますが、（運動）量だけで言ったらできる自信はあるので、どんどんチャレンジしてやっていきたいと思っています。
［前節の布陣／山口］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／山口］
J2第31節 11/04 vs 群馬（H） 1△1
J2第32節 11/08 vs 琉球（A） 0●1
J2第33節 11/11 vs 町田（A） 0●1
J2第34節 11/15 vs 福岡（H） 0●1
J2第35節 11/22 vs 東京V（A） 1●2
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第31節 11/04 vs 愛媛（H） 1△1
J2第32節 11/08 vs 山形（H） 1●5
J2第33節 11/11 vs 松本（A） 3○2
J2第34節 11/15 vs 新潟（A） 2○0
J2第35節 11/21 vs 長崎（H） 0●1
［過去の対戦成績］
18/06/02 千葉 2-2 山口
18/09/01 山口 0-4 千葉
19/03/10 千葉 2-5 山口
19/10/27 山口 3-2 千葉
20/09/23 千葉 1-2 山口
