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2021 SEASON MATCHES試合日程・結果
ついに手に入れた今シーズン初勝利。ホーム・フクアリに戻るジェフは、第5節、FC琉球を迎え撃つ。
第4節終了時点で首位アルビレックス新潟と同勝点の2位につける琉球は、開幕から無傷の4連勝中。ジュビロ磐田との開幕戦を1-0で勝利すると勢いに乗り、レノファ山口FC、ザスパクサツ群馬、V・ファーレン長崎を立て続けに打ち破って星取表に4つの白星を並べている。
いずれの試合も接戦ながら4試合中3試合で複数得点を挙げている攻撃陣、わずか2失点しか喫していない守備陣とも絶好調で攻守のバランスはリーグ随一だ。樋口靖洋監督が率いて2年目のチームは抜群の運動量と効果的なポゼッションで主導権を握り、きっちりと勝利を掴み取る手堅いチームに仕上がりつつある。
ポゼッションをベースとする攻撃は多彩だが、特に右サイドからの展開には警戒が必要だ。前節の長崎戦では右サイドに流れた1トップ、阿部拓馬によるポストワークから風間宏矢が高精度のクロスを放り込み、トップ下の池田 廉が鮮やかなボレーシュートで開幕戦に続く今シーズン2得点目を記録。その後2つの追加点を奪って相手を突き放した。
また、縦への攻撃参加、ビルドアップとも精度の高い右サイドバック、田中恵太の存在感も十分。風間宏矢との連係で攻撃の起点を作る。最前線の阿部や池田、さらにかつてジェフに在籍した左サイドMF清武功暉の決定力の高さは折り紙付きで、“右で作って左で仕留める”がチームの正攻法となりつつある。
松本戦で左サイドバックを務めた小田逸稀が言う。
「（出場すれば）相手の風間宏矢選手とマッチアップすることになると思いますが、彼に仕事をさせないようにしっかりとマークに付きたいと思っています。琉球はサイドバックが高い位置を取り、サイドハーフが中央に絞り人数を費やし攻撃を仕掛けてくる。中央を締めつつサイドに誘導し、そこから自分の仕事であるボールを取り切ることなどを意識します」
チーム全体としては、原点回帰の気持ちで守備を重視した松本戦の戦い方をベースとすることになりそうだ。尹 晶煥監督はこう話した。
「勝って雰囲気が良くなってきたところもありますが、引き続き守備のところからスタートしないといけません。琉球は今4連勝中で勢いもあると思うので、ホームでまずは失点しないようにしながら攻撃のところも考えて、絶対ホームでの勝利をしたいと思います」
前節は相手の最終ラインからのビルドアップに対し、最前線のブワニカ啓太とトップ下の見木友哉が“適度な距離感”を保ち、数的優位を作れるサイドに誘導してうまくボールを奪った。明確な意図、チーム全体の共通理解を持って戦えば、セカンドボールの争いで優位に立てる。そのことが改めて明確になった90分だった。
新井一耀が展望する。
「ジェフが高い位置で奪いカウンターで、得点を取る勢いをもった試合ができたら良い戦いができると思います。琉球の選手をフリーにさせると、そこに出せる選手もいますし、良いタイミングで動き出せる選手もいます。ボールホルダーにどれだけ寄せることができるか。自分たちセンターバック、ディフェンス陣がその動きをどれだけみられるかも大切」
今シーズンのホーム戦績は1分1敗。昨シーズンもホーム・フクアリで思うように勝点を挙げられず苦しんだことを考えれば、まずはホーム初勝利を奪ってネガティブなジンクスを払拭したい。相手がリーグ屈指の難敵だからこそ、この一戦に懸かる「初の連勝」「ホーム初勝利」の意味は大きい。
尹晶煥監督
（前節の松本戦で）勝って雰囲気が良くなってきたところもありますが、引き続き守備のところからスタートしないといけません。琉球は今4連勝中で勢いもあると思うので、ホームでまずは失点しないようにしながら攻撃のところも考えて、絶対ホームで勝利をしたいと思います。選手たちもそういう気持ちで今準備をしているので、頑張って戦いたいと思っています。
琉球は守備のところが去年より強くなっている印象で、しっかり守って、攻撃のところは去年より精度がすごく高くなっているのかなと。チャンスがあったときにしっかり決めて、それでしっかり守る、そしてまた追加点を決めるというような琉球に変わってきたと思いしますし、攻守において強くなっている印象です。（自分たちは）まず相手より自分たちのサッカーを（する）。相手が嫌がるような守備をしながらカウンター、もしくは、ゆっくりボールを相手の深い位置まで持っていって、そこからの崩しとか。それがなかなかできなかったんですけど、今週はそういう練習もしてきたので、練習してきたことが試合に出れば、良い流れに持っていけるのではないかと思います。（昨シーズンの対戦成績は2戦2勝だったが）去年は去年なので、今年また琉球戦、勝てるように必死に戦わないといけないと思います。
小田逸稀
（前節・松本戦は）これまで試合に出ていなくてもモチベーションを高めて準備をしていたことが結果につながったので、引き続きモチベーション高くやっていきたいと思っています。個人的には守備での1対1の部分で手ごたえをつかめていますが、攻撃参加や周りを生かすプレーがまだ課題だと思っていて、中盤には岩崎（悠人）選手のように特徴のある選手がいるので、そこを生かすプレーを高めていきたいと思います。
（琉球に対しては）昨シーズン自分が町田に在籍していたときには、ホームでもアウェイでも勝っています。琉球はここまで4連勝しています。自分は相手の風間宏矢選手とマッチアップすることになると思いますが、彼はクロスや得点など目に見える結果を出している選手なので、彼に仕事をさせないようにしっかりとマークに付きたいと思っています。琉球はサイドバックが高い位置を取り、サイドハーフが中央に絞り人数を費やし攻撃を仕掛けてくると思うので、中央を締めつつサイドに誘導し、そこから自分の仕事であるボールを取り切ることなどを意識して、試合に臨みたいと思います。
新井一耀
（琉球は）技術が高く、組織的に攻め、組織的に守備をする良いチームだと感じています。先に失点をしたら厳しいので、逆にジェフが高い位置で奪いカウンターで、得点を取る勢いをもった試合ができたら良い戦いができると思います。琉球の選手をフリーにさせると、そこに出せる選手もいますし、良いタイミングで動き出せる選手もいます。ボールホルダーにどれだけ寄せることができるか。自分たちセンターバック、ディフェンス陣がその動きをどれだけみられるかも大切。一つひとつ細かいところやっていければ大丈夫だと思っています。 （無失点のポイントは）鈴木大輔選手と、コミュニケーションだけは90分間切らさずにやっていこうと話をしています。チーム全体を鼓舞できたことは良かった点で、ポジティブなコーチングでチームがどんどん乗って行けるようにできたらジェフというチームは強いと思います。自分たちが良い方向にもっていけるポジティブな捉え方をやっていければもっともっと上にいけると思っています。
［前節の布陣／琉球］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／秋田］
J2第1節 02/28 vs 磐田（H） 1○0
J2第2節 03/06 vs 山口（H） 2○1
J2第3節 03/14 vs 群馬（A） 2○0
J2第4節 03/20 vs 長崎（H） 3○1
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第1節 02/28 vs 甲府（H） 1△1
J2第2節 03/07 vs 愛媛（A） 1△1
J2第3節 03/14 vs 秋田（H） 0●2
J2第4節 03/21 vs 松本（A） 1○0
［過去の対戦成績］
19/04/03 千葉 1-0 琉球
19/07/31 琉球 0-2 千葉
20/02/23 千葉 1-0 琉球
20/09/27 琉球 0-1 千葉
第4節終了時点で首位アルビレックス新潟と同勝点の2位につける琉球は、開幕から無傷の4連勝中。ジュビロ磐田との開幕戦を1-0で勝利すると勢いに乗り、レノファ山口FC、ザスパクサツ群馬、V・ファーレン長崎を立て続けに打ち破って星取表に4つの白星を並べている。
いずれの試合も接戦ながら4試合中3試合で複数得点を挙げている攻撃陣、わずか2失点しか喫していない守備陣とも絶好調で攻守のバランスはリーグ随一だ。樋口靖洋監督が率いて2年目のチームは抜群の運動量と効果的なポゼッションで主導権を握り、きっちりと勝利を掴み取る手堅いチームに仕上がりつつある。
ポゼッションをベースとする攻撃は多彩だが、特に右サイドからの展開には警戒が必要だ。前節の長崎戦では右サイドに流れた1トップ、阿部拓馬によるポストワークから風間宏矢が高精度のクロスを放り込み、トップ下の池田 廉が鮮やかなボレーシュートで開幕戦に続く今シーズン2得点目を記録。その後2つの追加点を奪って相手を突き放した。
また、縦への攻撃参加、ビルドアップとも精度の高い右サイドバック、田中恵太の存在感も十分。風間宏矢との連係で攻撃の起点を作る。最前線の阿部や池田、さらにかつてジェフに在籍した左サイドMF清武功暉の決定力の高さは折り紙付きで、“右で作って左で仕留める”がチームの正攻法となりつつある。
松本戦で左サイドバックを務めた小田逸稀が言う。
「（出場すれば）相手の風間宏矢選手とマッチアップすることになると思いますが、彼に仕事をさせないようにしっかりとマークに付きたいと思っています。琉球はサイドバックが高い位置を取り、サイドハーフが中央に絞り人数を費やし攻撃を仕掛けてくる。中央を締めつつサイドに誘導し、そこから自分の仕事であるボールを取り切ることなどを意識します」
チーム全体としては、原点回帰の気持ちで守備を重視した松本戦の戦い方をベースとすることになりそうだ。尹 晶煥監督はこう話した。
「勝って雰囲気が良くなってきたところもありますが、引き続き守備のところからスタートしないといけません。琉球は今4連勝中で勢いもあると思うので、ホームでまずは失点しないようにしながら攻撃のところも考えて、絶対ホームでの勝利をしたいと思います」
前節は相手の最終ラインからのビルドアップに対し、最前線のブワニカ啓太とトップ下の見木友哉が“適度な距離感”を保ち、数的優位を作れるサイドに誘導してうまくボールを奪った。明確な意図、チーム全体の共通理解を持って戦えば、セカンドボールの争いで優位に立てる。そのことが改めて明確になった90分だった。
新井一耀が展望する。
「ジェフが高い位置で奪いカウンターで、得点を取る勢いをもった試合ができたら良い戦いができると思います。琉球の選手をフリーにさせると、そこに出せる選手もいますし、良いタイミングで動き出せる選手もいます。ボールホルダーにどれだけ寄せることができるか。自分たちセンターバック、ディフェンス陣がその動きをどれだけみられるかも大切」
今シーズンのホーム戦績は1分1敗。昨シーズンもホーム・フクアリで思うように勝点を挙げられず苦しんだことを考えれば、まずはホーム初勝利を奪ってネガティブなジンクスを払拭したい。相手がリーグ屈指の難敵だからこそ、この一戦に懸かる「初の連勝」「ホーム初勝利」の意味は大きい。
尹晶煥監督
（前節の松本戦で）勝って雰囲気が良くなってきたところもありますが、引き続き守備のところからスタートしないといけません。琉球は今4連勝中で勢いもあると思うので、ホームでまずは失点しないようにしながら攻撃のところも考えて、絶対ホームで勝利をしたいと思います。選手たちもそういう気持ちで今準備をしているので、頑張って戦いたいと思っています。
琉球は守備のところが去年より強くなっている印象で、しっかり守って、攻撃のところは去年より精度がすごく高くなっているのかなと。チャンスがあったときにしっかり決めて、それでしっかり守る、そしてまた追加点を決めるというような琉球に変わってきたと思いしますし、攻守において強くなっている印象です。（自分たちは）まず相手より自分たちのサッカーを（する）。相手が嫌がるような守備をしながらカウンター、もしくは、ゆっくりボールを相手の深い位置まで持っていって、そこからの崩しとか。それがなかなかできなかったんですけど、今週はそういう練習もしてきたので、練習してきたことが試合に出れば、良い流れに持っていけるのではないかと思います。（昨シーズンの対戦成績は2戦2勝だったが）去年は去年なので、今年また琉球戦、勝てるように必死に戦わないといけないと思います。
小田逸稀
（前節・松本戦は）これまで試合に出ていなくてもモチベーションを高めて準備をしていたことが結果につながったので、引き続きモチベーション高くやっていきたいと思っています。個人的には守備での1対1の部分で手ごたえをつかめていますが、攻撃参加や周りを生かすプレーがまだ課題だと思っていて、中盤には岩崎（悠人）選手のように特徴のある選手がいるので、そこを生かすプレーを高めていきたいと思います。
（琉球に対しては）昨シーズン自分が町田に在籍していたときには、ホームでもアウェイでも勝っています。琉球はここまで4連勝しています。自分は相手の風間宏矢選手とマッチアップすることになると思いますが、彼はクロスや得点など目に見える結果を出している選手なので、彼に仕事をさせないようにしっかりとマークに付きたいと思っています。琉球はサイドバックが高い位置を取り、サイドハーフが中央に絞り人数を費やし攻撃を仕掛けてくると思うので、中央を締めつつサイドに誘導し、そこから自分の仕事であるボールを取り切ることなどを意識して、試合に臨みたいと思います。
新井一耀
（琉球は）技術が高く、組織的に攻め、組織的に守備をする良いチームだと感じています。先に失点をしたら厳しいので、逆にジェフが高い位置で奪いカウンターで、得点を取る勢いをもった試合ができたら良い戦いができると思います。琉球の選手をフリーにさせると、そこに出せる選手もいますし、良いタイミングで動き出せる選手もいます。ボールホルダーにどれだけ寄せることができるか。自分たちセンターバック、ディフェンス陣がその動きをどれだけみられるかも大切。一つひとつ細かいところやっていければ大丈夫だと思っています。 （無失点のポイントは）鈴木大輔選手と、コミュニケーションだけは90分間切らさずにやっていこうと話をしています。チーム全体を鼓舞できたことは良かった点で、ポジティブなコーチングでチームがどんどん乗って行けるようにできたらジェフというチームは強いと思います。自分たちが良い方向にもっていけるポジティブな捉え方をやっていければもっともっと上にいけると思っています。
［前節の布陣／琉球］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／秋田］
J2第1節 02/28 vs 磐田（H） 1○0
J2第2節 03/06 vs 山口（H） 2○1
J2第3節 03/14 vs 群馬（A） 2○0
J2第4節 03/20 vs 長崎（H） 3○1
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第1節 02/28 vs 甲府（H） 1△1
J2第2節 03/07 vs 愛媛（A） 1△1
J2第3節 03/14 vs 秋田（H） 0●2
J2第4節 03/21 vs 松本（A） 1○0
［過去の対戦成績］
19/04/03 千葉 1-0 琉球
19/07/31 琉球 0-2 千葉
20/02/23 千葉 1-0 琉球
20/09/27 琉球 0-1 千葉
