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2021 SEASON MATCHES試合日程・結果
間違いなく、難しい相手だ。
敵地で迎える第16節の相手は大宮アルディージャ。第15節終了時点で2勝5分8敗、勝点「11」で21位に位置しているが、5月25日、クラブは岩瀬 健監督の解任と佐々木則夫トータルアドバイザーの暫定監督就任を発表した。
尹 晶煥監督が言う。
「（ここまでの大宮は）結果として勝てていない試合が多かったですが、内容的にはうまくいっているように見えました。監督も替わって雰囲気を変えてくるだろうし、どうしてもホームで勝ちたいという気持ちがあると思うので、そこに負けないようにまずはメンタリティー、精神的な部分を強く持って戦わないといけません」
結果には表れなかったものの、内容は決して悪くなかった。そうした中での監督交替によってチームのメンタリティーがリフレッシュされれば、思わぬ力を発揮してそれまでとはまったく別の顔を見せることがサッカー界ではよくある。そこに、順位では測れない“怖さ”があることは間違いない。
監督交替による変化を予想するのは難しいが、尹監督の言葉のとおり、前節までの大宮は特にビルドアップにおいては“うまさ”を表現していた。
「後ろのボール回し、ビルドアップのところがすごく上手なので、変に行ってしまってそこでかわされて、それで一発で裏を狙われるというところはちょっと心配もあります。でも行くべきときは行かないといけないし、行ったときにはしっかりボールを奪いに行かないといけない」
もちろんタレントも揃っている。前線にはネルミン ハスキッチとイバの外国籍助っ人コンビがいて、ジュビロ磐田から新加入の中野誠也はドリブル突破を得意とする。中盤をコントロールする三門雄大、テクニシャンの黒川淳史、今シーズン3得点を決めている小野雅史も警戒が必要な選手だ。最終ラインにも櫛引一紀、馬渡和彰ら好タレントが顔を並べる。
前節、ついに戦線に戻ってきた田口泰士が言う。
「（大宮は）何試合も勝てていない状況ですが良いサッカーをしていると感じますし、今の順位にいるチームではないと思っています。（攻撃については）速攻と遅攻を分けなければいけません。意図的にボールを持てる時間が少ないと思うので、自分が入って落ち着かせたい」
おそらく守備にも同じ“落ち着き”が求められるだろう。
ビルドアップを得意とする相手だからこそ、前から“行く時”と“行かない時”を正確に判断し、チーム全体で共有して表現することが絶対的に必要だ。ただし、その部分については今シーズン開幕当初からジェフがこだわって積み上げてきたものでもあるから、ここでその真価を発揮したい。その上で、敵陣のバイタルエリアでは積極的にフィニッシュを狙い、自陣のバイタルエリアでは身体を張ってゴールを守り抜く姿勢が大事だ。
岡野 洵が言う。
「チームは負けていませんが勝ち続けているわけでもありません。ディフェンスの選手として、失点しているということに満足していません。（大宮には）良い選手が多いので、まずは個で負けないことが一番。しっかりと球際で勝つことが大事だと思っています」
難しい相手だが、最近4戦無敗の自信を持って戦えば勝機は必ず見えてくる。勝点3を手に入れて、次節からのホーム連戦に弾みをつけたい。
尹晶煥監督
（ここまでの大宮は）結果として勝てていない試合が多かったですが、内容的にはうまくいっているように見えました。後ろのボール回し、ビルドアップのところがすごく上手なので、変に行ってしまってそこでかわされて、それで一発で裏を狙われるというところはちょっと心配もあります。でも行くべきときは行かないといけないし、行ったときにはしっかりボールを奪いに行かないといけない。そこでもし奪えなかったときには、相手のリズムを切ることがすごく大事だと思います。常に毎試合そういう話はしているので、行くべきときとそうでないときをしっかり分けてやったほうがいいと思います。
監督も代わって雰囲気を変えてくるだろうし、どうしてもホームで勝ちたいという気持ちがあると思うので、そこに負けないようにまずはメンタリティー、精神的な部分を強く持って戦わないといけません。みんな一つになってお互いカバーしながら試合をやらないといけないと思うので、そこが一番大事になってくると考えています。暑くなってきますし、そこで負けないように戦わないといけないと思います。
岡野洵
チームは負けていませんが勝ち続けているわけでもありません。ディフェンスの選手として、失点しているということに満足していません。（複数失点が続いたときには）自分が防げたシーンもあったと思いますし、チームとして狙われた失点もあるので、そこは改善していくべきです。自分を含め、鈴木大輔選手、チャン ミンギュ選手は、しっかりと跳ね返せる選手です。うまくコミュニケーションを取れば絶対に失点は防げるので、クロスを上げさせないことも大事ですが、何本上げられても跳ね返すことを表現していきたいです。
（攻撃参加については）自分の持ち味でもあります。（前節の）町田戦の前半は効果的なパスが右サイドから出せないときもありましたが、後半に良い攻め上がりができたと思うので、そこは継続をして攻撃に厚みを出すこと（を考え）、守備ではしっかりと守り切りたいです。
（大宮は）監督が代わって1試合目。相手がどういうシステムでくるか分かりません。そこは試合に入ってから自分たちで対応していく能力が必要になり、カギになります。（大宮には）良い選手が多いので、まずは個で負けないことが一番。しっかりと球際で勝つことが大事だと思っています。
田口泰士
（前節・町田戦は自身にとって）今季初の試合で不安はありました。勝てませんでしたが、個人としてもチームとしても、良い部分を出せたと思います。縦パスを入れることは大事だと思っていますし、横→横だけでは相手の守備のスイッチも入りやすくなってしまう。味方への要求はトレーニングのときからしているので、それをピッチ上で出していきたいと思います。
（大宮は）何試合も勝てていない状況ですが良いサッカーをしていると感じますし、今の順位にいるチームではないと思っています。監督交代で気持ちをリセットして、「ここから頑張るぞ！」と強い気持ちで入ってくると思うので、相手の気持ちに負けないように試合に入ることが大事だと思います。（攻撃については）速攻と遅攻を分けなければいけません。意図的にボールを持てる時間が少ないと思うので、自分が入って落ち着かせたいと考えます。試合状況によってプレーを変える必要があるので、使い分けを上手くやっていきたいと思います。
負けないことは何より大事で、前節も追い付きました。その勝点1を生かすために、大宮戦はアウェイでも勝点3を持って帰ってこなければいけないと思っています。
［前節の布陣／大宮］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／大宮］
J2第11節 05/02 vs 東京V（A） 1△1
J2第12節 05/05 vs 新潟（H） 2●3
J2第13節 05/09 vs 群馬（A） 1△1
J2第14節 05/16 vs 岡山（H） 0△0
J2第15節 05/23 vs 北九州（A）1●3
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第11節 05/01 vs 新潟（A） 0●2
J2第12節 05/05 vs 山口（A） 1○0
J2第13節 05/09 vs 岡山（H） 4○2
J2第14節 05/15 vs 長崎（A） 2△2
J2第15節 05/23 vs 町田（H） 1△1
［過去の対戦成績］
18/05/06 大宮 0-1 千葉
18/07/07 千葉 1-3 大宮
19/04/28 千葉 0-0 大宮
19/08/18 大宮 2-1 千葉
20/06/27 千葉 0-1 大宮
20/10/14 大宮 0-0 千葉
敵地で迎える第16節の相手は大宮アルディージャ。第15節終了時点で2勝5分8敗、勝点「11」で21位に位置しているが、5月25日、クラブは岩瀬 健監督の解任と佐々木則夫トータルアドバイザーの暫定監督就任を発表した。
尹 晶煥監督が言う。
「（ここまでの大宮は）結果として勝てていない試合が多かったですが、内容的にはうまくいっているように見えました。監督も替わって雰囲気を変えてくるだろうし、どうしてもホームで勝ちたいという気持ちがあると思うので、そこに負けないようにまずはメンタリティー、精神的な部分を強く持って戦わないといけません」
結果には表れなかったものの、内容は決して悪くなかった。そうした中での監督交替によってチームのメンタリティーがリフレッシュされれば、思わぬ力を発揮してそれまでとはまったく別の顔を見せることがサッカー界ではよくある。そこに、順位では測れない“怖さ”があることは間違いない。
監督交替による変化を予想するのは難しいが、尹監督の言葉のとおり、前節までの大宮は特にビルドアップにおいては“うまさ”を表現していた。
「後ろのボール回し、ビルドアップのところがすごく上手なので、変に行ってしまってそこでかわされて、それで一発で裏を狙われるというところはちょっと心配もあります。でも行くべきときは行かないといけないし、行ったときにはしっかりボールを奪いに行かないといけない」
もちろんタレントも揃っている。前線にはネルミン ハスキッチとイバの外国籍助っ人コンビがいて、ジュビロ磐田から新加入の中野誠也はドリブル突破を得意とする。中盤をコントロールする三門雄大、テクニシャンの黒川淳史、今シーズン3得点を決めている小野雅史も警戒が必要な選手だ。最終ラインにも櫛引一紀、馬渡和彰ら好タレントが顔を並べる。
前節、ついに戦線に戻ってきた田口泰士が言う。
「（大宮は）何試合も勝てていない状況ですが良いサッカーをしていると感じますし、今の順位にいるチームではないと思っています。（攻撃については）速攻と遅攻を分けなければいけません。意図的にボールを持てる時間が少ないと思うので、自分が入って落ち着かせたい」
おそらく守備にも同じ“落ち着き”が求められるだろう。
ビルドアップを得意とする相手だからこそ、前から“行く時”と“行かない時”を正確に判断し、チーム全体で共有して表現することが絶対的に必要だ。ただし、その部分については今シーズン開幕当初からジェフがこだわって積み上げてきたものでもあるから、ここでその真価を発揮したい。その上で、敵陣のバイタルエリアでは積極的にフィニッシュを狙い、自陣のバイタルエリアでは身体を張ってゴールを守り抜く姿勢が大事だ。
岡野 洵が言う。
「チームは負けていませんが勝ち続けているわけでもありません。ディフェンスの選手として、失点しているということに満足していません。（大宮には）良い選手が多いので、まずは個で負けないことが一番。しっかりと球際で勝つことが大事だと思っています」
難しい相手だが、最近4戦無敗の自信を持って戦えば勝機は必ず見えてくる。勝点3を手に入れて、次節からのホーム連戦に弾みをつけたい。
尹晶煥監督
（ここまでの大宮は）結果として勝てていない試合が多かったですが、内容的にはうまくいっているように見えました。後ろのボール回し、ビルドアップのところがすごく上手なので、変に行ってしまってそこでかわされて、それで一発で裏を狙われるというところはちょっと心配もあります。でも行くべきときは行かないといけないし、行ったときにはしっかりボールを奪いに行かないといけない。そこでもし奪えなかったときには、相手のリズムを切ることがすごく大事だと思います。常に毎試合そういう話はしているので、行くべきときとそうでないときをしっかり分けてやったほうがいいと思います。
監督も代わって雰囲気を変えてくるだろうし、どうしてもホームで勝ちたいという気持ちがあると思うので、そこに負けないようにまずはメンタリティー、精神的な部分を強く持って戦わないといけません。みんな一つになってお互いカバーしながら試合をやらないといけないと思うので、そこが一番大事になってくると考えています。暑くなってきますし、そこで負けないように戦わないといけないと思います。
岡野洵
チームは負けていませんが勝ち続けているわけでもありません。ディフェンスの選手として、失点しているということに満足していません。（複数失点が続いたときには）自分が防げたシーンもあったと思いますし、チームとして狙われた失点もあるので、そこは改善していくべきです。自分を含め、鈴木大輔選手、チャン ミンギュ選手は、しっかりと跳ね返せる選手です。うまくコミュニケーションを取れば絶対に失点は防げるので、クロスを上げさせないことも大事ですが、何本上げられても跳ね返すことを表現していきたいです。
（攻撃参加については）自分の持ち味でもあります。（前節の）町田戦の前半は効果的なパスが右サイドから出せないときもありましたが、後半に良い攻め上がりができたと思うので、そこは継続をして攻撃に厚みを出すこと（を考え）、守備ではしっかりと守り切りたいです。
（大宮は）監督が代わって1試合目。相手がどういうシステムでくるか分かりません。そこは試合に入ってから自分たちで対応していく能力が必要になり、カギになります。（大宮には）良い選手が多いので、まずは個で負けないことが一番。しっかりと球際で勝つことが大事だと思っています。
田口泰士
（前節・町田戦は自身にとって）今季初の試合で不安はありました。勝てませんでしたが、個人としてもチームとしても、良い部分を出せたと思います。縦パスを入れることは大事だと思っていますし、横→横だけでは相手の守備のスイッチも入りやすくなってしまう。味方への要求はトレーニングのときからしているので、それをピッチ上で出していきたいと思います。
（大宮は）何試合も勝てていない状況ですが良いサッカーをしていると感じますし、今の順位にいるチームではないと思っています。監督交代で気持ちをリセットして、「ここから頑張るぞ！」と強い気持ちで入ってくると思うので、相手の気持ちに負けないように試合に入ることが大事だと思います。（攻撃については）速攻と遅攻を分けなければいけません。意図的にボールを持てる時間が少ないと思うので、自分が入って落ち着かせたいと考えます。試合状況によってプレーを変える必要があるので、使い分けを上手くやっていきたいと思います。
負けないことは何より大事で、前節も追い付きました。その勝点1を生かすために、大宮戦はアウェイでも勝点3を持って帰ってこなければいけないと思っています。
［前節の布陣／大宮］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近5試合の戦績／大宮］
J2第11節 05/02 vs 東京V（A） 1△1
J2第12節 05/05 vs 新潟（H） 2●3
J2第13節 05/09 vs 群馬（A） 1△1
J2第14節 05/16 vs 岡山（H） 0△0
J2第15節 05/23 vs 北九州（A）1●3
［最近5試合の戦績／ジェフ］
J2第11節 05/01 vs 新潟（A） 0●2
J2第12節 05/05 vs 山口（A） 1○0
J2第13節 05/09 vs 岡山（H） 4○2
J2第14節 05/15 vs 長崎（A） 2△2
J2第15節 05/23 vs 町田（H） 1△1
［過去の対戦成績］
18/05/06 大宮 0-1 千葉
18/07/07 千葉 1-3 大宮
19/04/28 千葉 0-0 大宮
19/08/18 大宮 2-1 千葉
20/06/27 千葉 0-1 大宮
20/10/14 大宮 0-0 千葉
