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2021 SEASON MATCHES試合日程・結果

リーグ中断前のラストゲーム。第23節を戦うジェフは、ホーム・フクアリにツエーゲン金沢を迎える。

前節のブラウブリッツ秋田戦は、ほとんど狙いどおりの試合運びができていただけに前半途中からの豪雨による試合状況の変化が悔やまれる一戦だった。もっとも、後半開始直後にセットプレーから先制点を奪われながらも、直後に同点弾を奪って試合を振り出しに戻した意味は小さくない。難しい状況下のアウェイゲームで勝点1を確保したことを前向きに捉え、中断前ラストとなるこのホームゲームで勝点3を手に入れたいところだ。

尹 晶煥監督が言う。

「明日の試合、中断前のリーグ戦でしっかり勝って、ちょっと楽に休みに入れればいいなと思います。ファン・サポーターの皆さんも勝利を期待していると思うので、そこに応えられるように頑張りたいと思います」

第22節終了時点で7勝5分10敗の金沢は、勝点「26」で14位につけている。最近4試合は1分3敗と白星がないものの、ジェフとの差はわずか3ポイント。シーズン開幕から第6節まで4勝1分1敗と絶好調だった時期もあり、尹監督の就任以降は3戦3勝と相性がいいものの両者の間に力の差はほとんどないと言っていいだろう。

今シーズンの金沢はハイプレスを特徴としており、前節のファジアーノ岡山戦においては積極的かつ組織的なプレスで相手を追い込み、ロングボールを蹴らせて回収する狙いどおりの守備が機能した90分だった。試合はスコアレスドローに終わったものの手応えは大きく、柳下正明監督は「攻守、チームとしての狙い、その狙いの中での良いプレーが生まれていた。狙いを持って、高い位置で奪いにいって奪えているし、崩して、チャンスを作れている」と試合後に話している。

その印象について、尹監督が言う。

「(金沢は)本当にハードワークして、最後まであきらめない、そういうチームです。結果を持ってくるためには相手よりも走らないといけないし、暑くなったときの集中力のところをもっと集中してやらないと、(集中力を)切らさないようにすることが一番大事なんじゃないかなと思います」

ジェフも組織的なプレスを武器としていることから、中盤でのセカンドボール争いはこの試合を行方を左右するポイントとなりそうだ。キーマンとなり得る小林祐介は「回収」の意識を強めたいと口にした。

「(金沢は)フォワードが背後にランニングをして、トップ下の選手がセカンドボールを拾うことを狙っていますし、サイドに人数をかけて3人目の動きでこちらの背後を狙ってくると思うので、ボランチを含めてセカンドボールを意識し、しっかり回収して攻撃につなげたいと思います」

守護神の新井章太は、守備から攻撃への迫力ある切り替えと、そのために必要な要素についてこう説明した。

「今シーズン、良い試合ができているときは前から良い形で守備ができていて、ショートカウンターを含め、取ったボールをつなげることを大事にやっていけば自分たちの攻撃ができます。誰かのために走る、頑張れる選手が大事になってくると思います」

上位を追うためにも、これ以上の足踏み状態は避けたい。思うような結果を得られていないホームゲームで結果を残し、勝点3の喜びを共有したい。


尹晶煥監督
(金沢は)本当にハードワークして、最後まであきらめない、そういうチームです。最近の試合を見てみると、右のウィングの嶋田慎太郎選手がけっこう左からのシュートとか良いモノを持っていたので、そこは気を付けないといけない。それと、中盤から前にカウンターとかワンタッチのクロスとか、けっこういいボールをあげる選手もいるので、そういうところにも気をつけてやらないといけないと思います。(自身が監督に就任した)去年から3回やって3回全部勝っているから相性は悪くないと思いますが、サッカーは分からないので。結果を持ってくるためには相手よりも走らないといけないし、暑くなったときの集中力のところをもっと集中してやらないと、(集中力を)切らさないようにすることが一番大事なんじゃないかなと思います。
本当にホームでは勝たないといけないと思っています。なかなかホームで勝つことが難しくなってしまっているのが残念なのですが、明日の試合、中断前のリーグ戦でしっかり勝って、ちょっと楽に休みに入れればいいなと思います。ファン・サポーターの皆さんも勝利を期待していると思うので、そこに応えられるように頑張りたいと思います。


新井章太
(チームには)どんな結果であれ頑張れる選手がそろっています。(手応えとして)チームの守備強度が上がり、ピンチが少なくなりました。自分がセーブする回数も少ないですし、その中で1点を取られて負ける試合があるので(失点)ゼロにこだわりたいです。取れないシュートやボールはないと思っているので、その瞬間の判断を(大事に)、そして高いモチベーションを持ちながら修正していけたらと思います。
(金沢に対して)特に苦手意識はありませんが、シンプルに前線の選手を使いセカンドボールを拾ってきます。セットプレーではキッカーの精度も高いので、そういったところを一つひとつ抑えていかなければいけません。そして相手の隙を狙って得点ができたらと思っています。
今シーズン、良い試合ができているときは前から良い形で守備ができていて、ショートカウンターを含め、取ったボールをつなげることを大事にやっていけば自分たちの攻撃ができます。誰かのために走る、頑張れる選手が大事になってくると思います。暑い時期ですが、ホームで応援してくれるファン・サポーターの皆さんのために勝利を届けたいと思いますので、スタジアムに足を運んでもらえたらと思います。


小林祐介
(前節・秋田戦は)前半でチャンスがあったので1点を取っておきたかったのですが、後半、大雨の難しい中で失点をしても追いつきました。チャンスはあったので勝ち切りたかったのですが、最低限の勝点1を取れたことは良かったと思います。
(縦パスが増えてきているのは)意識していることの一つで、課題でもありました。毎試合チャレンジしようと臨んでいて、試合の中で出せるようになっています。ボランチが得点を取ればチームも楽になるのでそこは常に狙っています。バランスを見ながら、そしてチャンスがあればシュートに持ち込みたいので、どんどんチャレンジしたいと思っています。
(金沢は)フォワードが背後にランニングをして、トップ下の選手がセカンドボールを拾うことを狙っていますし、サイドに人数をかけて3人目の動きでこちらの背後を狙ってくると思うので、ボランチを含めてセカンドボールを意識し、しっかり回収して攻撃につなげたいと思います。
リーグ戦は中断期間前の最後の試合になります。ホームで戦えるので皆さんの前で勝利を届けられるように頑張っていきたいと思います。


[前節の布陣/金沢]


[前節の布陣/ジェフ]



[最近5試合の戦績/金沢]
J2第18節 06/13 vs 愛媛(A) 3○1
J2第19節 06/19 vs 京都(H) 1●2
J2第20節 06/26 vs 山形(A) 1●4
J2第21節 07/03 vs 琉球(H) 1●2
J2第22節 07/11 vs 岡山(H) 0△0


[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第18節 06/13 vs 東京V(H) 0●1
J2第19節 06/19 vs 磐田(A) 0●1
J2第20節 06/26 vs 北九州(A)0△0
J2第21節 07/03 vs 群馬(H) 2○0
J2第22節 07/11 vs 秋田(A) 1△1


[過去の対戦成績]
18/07/15 千葉 3-4 金沢
19/04/07 金沢 1-0 千葉
19/11/03 千葉 2-1 金沢
20/07/15 金沢 0-2 千葉
20/10/21 千葉 2-0 金沢
21/04/11 金沢 0-1 千葉



TICKET INFOこの試合のチケット情報

7.17 (土) 18:00 KICKOFF 2021明治安田生命J2リーグ 第23節

試合会場フクダ電子アリーナ

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