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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果

今シーズンの結末を占う5連戦となりそうだ。その初戦の相手は東京ヴェルディ。ジェフは敵地に乗り込み、4試合ぶりの白星を目指す。

前節、大宮アルディージャに敗れたチームのショックは決して小さくなかった。新井章太が言う。

「自信をつかみかけていたなかでの敗戦。チームとしてダメージが大きかったのですが、ブレないことが大事であって、積み上げてきたものは確実にあるので、それを出せれば上位に食い込めると思っています。しっかり結果という形で示したいです」

第8節のFC町田ゼルビア戦、第9節の横浜FC戦は、上位争いを演じる相手に対してボールを保持し、主導権を握って内容で圧倒した。しかし勝負を決めるゴールを奪うことができず、「あと一歩」のところで勝利を逃した。その手応えがあったからこそ、第9節終了時点で最下位に位置する大宮戦の期待値は高かった。しかし、またしてもジェフは下位チーム相手に勝てない勝負弱さを露呈する結果となった。

見木友哉が言う。

「前節は自分たちのやりたいこともできず、相手の勢いにのまれた部分もあります。取り返すことはできないので、次に向けて気持ちを切り替えなければいけません」

気持ちを切り替えて望む東京ヴェルディ戦は、前節とは違う表情のゲームとなるだろう。東京Vは今シーズンもパスワークを主体とする攻撃的なチームで、第8節までの戦績は5勝3分と好調を維持してきた。第9節はロアッソ熊本に、第10節はレノファ山口FCに敗れたものの、勝点「18」で3位に位置する。アグレッシブな攻撃スタイルを特徴とするチームはむしろジェフにとって“組みやすい相手”だが、いずれにしても決めるべきチャンスを決め切る決定力が求められるゲームとなることは間違いない。

尹晶煥監督が言う。

「(次の対戦相手・東京Vは選手が)けっこうチームが若くなってきて、ハードワークしながらよりボールが回っていると感じました。その中で仕掛ける選手もいるので、昨年とちょっとスピード感が変わってきたと感じています。(試合を)やりながらチャンスを作るのも大事ですが、(ジェフは)チャンスが来たときに決め切れないことが多い。そういうところで決めれば流れも良くなりますし、そういうところがやっぱり“勝負”です」

東京Vの基本システムは4-3-3。前線にはともに4得点の佐藤凌我や杉本竜士、3得点の新井瑞希など決定力の高いタレントがいる。アタッカーのバスケス バイロンには突破力があり、森田晃樹や山本理仁はJ2屈指のテクニシャンだ。ジェフの持ち味である 堅守を表現するためには、彼らとの1対1の局面で駆け引きを優位に進める必要がある。そのためにも、前線からのパスコース限定や縦パスに対するプレスなど、組織的な守備を徹底して続けたい。

新井章太が言う。

「だんだんリスク管理の意識も上がっています。毎日のように口酸っぱく言っているので全員で意識できていると思います。試合中には想定外の形もあるので、そのなかで臨機応変に守れるか。良い声をかけあってつながっていけたらと思います」

見木は「ポジショニングの優位性」についてこう説明した。

「相手は4バックなので良いポジショニングを取ることでポジションの優位性を作ることができますし、大宮戦ではうまくウイングバックに届けることができず、ミーティングで意識づけをしました。そこを使いながらのイメージはできています」

ここから始まる5連戦をどのような結果で終えるかは、今シーズンを占う上で大きなポイントとなるだろう。尹監督が言う。

「1試合1試合同じ気持ちを持つのはすごく大変ですけど、1試合1試合集中して入れるように。もちろん連戦で疲れも出てくるでしょうけれど、集中力・精神力のところが一番大事」

前節の反省と修正をピッチで示し、なんとしても勝点3を持ち帰りたい。


尹晶煥監督
(次の対戦相手・東京Vは選手が)けっこう若くなってきて、ハードワークしながらよりボールが回っていると感じました。その中で仕掛ける選手もいるので、昨年とちょっとスピード感が変わってきたと感じています。(試合を)やりながらチャンスを作るのも大事ですが、(ジェフは)チャンスが来たときに決め切れないことが多い。そういうところで決めれば流れも良くなりますし、そういうところがやっぱり“勝負”です。今は内容的にはそこまで悪くないので、それを続けながらチャンスを作ったときに決めきることが一番大事です。
(ここからの5連戦で)1試合1試合同じ気持ちを持つのはすごく大変ですけど、1試合1試合集中して入れるように。もちろん連戦で疲れも出てくるでしょうけれど、集中力・精神力のところが一番大事になります。1試合1試合戦うなかで結果を持ってくることがすごく大事なので、今はローテーションのことはあまり考えずに、目の前の試合だけを考えたいと思います。


新井章太
(前節・大宮戦は)自信をつかみかけていたなかでの敗戦。チームとしてダメージが大きかったのですが、ブレないことが大事であって、積み上げてきたものは確実にあるので、それを出せれば上位に食い込めると思っています。しっかり結果という形で示したいです。
(東京V戦に向けては)ここまで好調な相手でもつまずく時期はありますし、下を向きかけているので、しっかり突いていきたいと思います。5連戦の1戦目で、どっちがパワーを持って入れるか。最初から勢いよく自分たちの守備をして得点に結びつけたいと思います。
だんだんリスク管理の意識も上がっています。毎日のように口酸っぱく言っているので全員で意識できていると思います。試合中には想定外の形もあるので、そのなかで臨機応変に守れるか。良い声をかけあってつながっていけたらと思います。
(ダブルヘッダーで同日東京NB戦に臨むレディースチームについては)勝点が(東京NBと)同じで負けられない試合だと思うので、先に僕らが試合をするなかで、雰囲気を作ってあげることでつながると思います。レディースチームにつなげるためにも良い結果を出したいです。


見木友哉
前節は自分たちのやりたいこともできず、相手の勢いにのまれた部分もあります。取り返すことはできないので、次に向けて気持ちを切り替えなければいけません。(今節対戦する)東京Vや連戦で対戦するチームはジェフより上の順位にいるので、良い成績を残せば食らいついていけると思います。
(東京Vに対しては)相手がつないでくるところを自分たちの守備でハメて、そのままゴールができればと思います。横浜FC戦も何度かチャンスを作ったので、今回そういう守備をしてゴールを取ることができれば浮上のきっかになると思います。相手は4バックなので良いポジショニングを取ることでポジションの優位性を作ることができますし、大宮戦ではうまくウイングバックに届けることができず、ミーティングで意識づけをしました。そこを使いながらのイメージはできています。
得点が取れていないとネガティブになりがちですが、外しても「次だぞ」と考え、チャンスが来たときに、いかに冷静に決められるか。トレーニングから準備をし、集中力だけは持っていたいと思います。(自身の成績として)10試合で1得点というのはだいぶ寂しい数字なので、この5連戦で結果を残せればと思います。


[前節の布陣/東京V]


[前節の布陣/ジェフ]


[最近5試合の戦績/東京V]
J2第6節 03/26 vs 山形(A) 3△3
J2第7節 03/30 vs 琉球(A) 5○2
J2第8節 04/03 vs 大分(H) 1○0
J2第9節 04/09 vs 熊本(H) 2●3
J2第10節 04/17 vs 山口(A) 1●3


[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第6節 03/26 vs 栃木(A) 1●2
J2第7節 03/30 vs 新潟(H) 1○0
J2第8節 04/03 vs 町田(A) 1△1
J2第9節 04/10 vs 横浜FC(H)1△1
J2第10節 04/16 vs 大宮(A) 1●2


[過去の対戦成績]
19/05/25 東京V 1-1 千葉
19/11/10 千葉 0-0 東京V
20/07/18 千葉 1-2 東京V
20/12/02 東京V 1-1 千葉
21/06/13 千葉 0-1 東京V
21/10/24 東京V 1-5 千葉

TICKET INFOこの試合のチケット情報

4.23 (土) 14:00 KICKOFF 2022明治安田生命J2リーグ 第11節

試合会場味の素スタジアム

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